8月7日までの政治経済ニュース - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

8月7日までの政治経済ニュース


8月1日(ブラジル)伊藤忠商事は、ブラジル鉄鋼大手のCSNグループと、同社と共同で権益を保有する鉄鉱山であるCasa de Pedra(CdP鉱山)においてGE Digital社が保有する操業管理/資産管理効率化システムの本稼働を開始した。また伊藤忠商事とCSNグループは、資源メジャーのShellと脱炭素化に向けて協業する事で合意したと発表した。(同社発表リリース)

8月4日(ペルー)カステイジョ大統領は8月7日のグスタボ・ペトロ氏のコロンビア大統領就任式出席のためペルーを離れる認可を議会に求めたが却下された。少なくとも過去30年間で国家元首が公務で国を離れることが却下されたのは始めてとなる。

8月5-6日(ペルー)アニバル・トーレス首相が8月3日に辞任を表明したが、カステイジョ大統領は辞任を受け入れず、6名の大臣の異動を伴う内閣改造に留めた。一方、議会では大統領弾劾について、過去失敗した2回は保守派によるものだったが、今回は中道派が画策していると言われ、注目されている。自身、家族、側近が5件の汚職問題で検察から取り調べを受けている大統領の去就が注目されている。

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※日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限、日本の水際対策強化に係る新たな措置は下記のサイトで更新されています。
https://www.anzen.mofa.go.jp/
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