「演題」:ビジネス・コンサルタントから見た日本企業のメキシコ進出
「講師」: 滝本昇氏 事業サポートストラテジー社代表
「日時」:2022年11月10日(木)10:00~11:15(日本時間)、11月9日(水)19:00~20:15(メキシコ時間)
「場所」:オンライン
「参加者」:84名
「ラテンアメリカなるほどトーク」の2022年度第6回目として、メキシコで長年にわたり、ビジネス・コンサルタントとして日系企業等のメキシコ進出を支援してこられた「事業サポートストラテジー社」代表の滝本昇氏に「ビジネス・コンサルタントから見た日本企業のメキシコ進出」についてお話しいただいた。
滝本昇氏は、上智大学外国語学部イスパニア語学科卒業後、メキシコに渡航され、1968 年メキシコ、イベロア メリカ大学労務管理学科卒業されました。その後1976 年から 39 年間にわたり、法律事務所の代表社員を務められた後、2016 年に JIGYOU SUPPORT STRATEGY 社を設立され、日系企業の現地法人設立、人事・労務管理、職場 環境整備など多岐に亘るサービスを提供してこられました。1993 年には、「経済協力貢献者賞(通産大臣賞)」を受賞され、2017 年には、平成 29 年度「春の叙勲(旭日 双光章)」を受章されました。その他、日本メキシコ学院元理事長、メキシコ日本商工会議所元副会頭として、メキシコ社会に大いに貢献されました。
セミナーでは、具体的かつ詳細なパワーポイントを紹介しながら、メキシコの概況、投資先としてのメリット、日本企業のメキシコ進出状況、進出に当たっての留意点、メキシコの労働法とその慣習、日本人とメキシコ人の考えの相違等についての説明がありました。日本企業の進出はすでに1300以上の拠点に上っていますが、メキシコへの投資のメリットは大きい反面、治安問題や行政手続きの遅れ、労働文化の違いからくる労務上の諸問題等解決しなければならないなどたくさんあります。それらの問題について具体例を挙げながら説明された。質疑応答も活発でした。
配布資料については、下記のダウンロードリンクよりご確認頂けます。(会員限定)
ラテンアメリカなるほどトーク2022年度第6弾「ビジネスコンサルタントから見た日本企業のメキシコ進出」配布資料