コスタリカで釣りをしてきた友人の話を聞き、初めて行って世界一美しいケツァール鳥を見て以来、その美しい自然に魅せられた写真家はその後何度も通うようになる。エコツーリズムという考え方がこの国のあり方に深く関わり、国民が自然環境の保全に情熱をもっていることも垣間見る思いがしてきた。
コスタリカの国立公園、自然保護区の多くを訪れ、野鳥、蘭、水鳥、海亀、小動物、熱帯林やその恵みなど、自然のすばらしさを沢山のカラー写真で紹介し、エコツーリズムの楽しさを知らせてくれる。
(千早書房93頁20007年8月1500円+税)