ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート 「歴史から見るラテンアメリカのかたちーその1:新旧二つの世界が出会って」渡邉利夫 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート 「歴史から見るラテンアメリカのかたちーその1:新旧二つの世界が出会って」渡邉利夫


1492年10月12日にコロンブスが「新大陸」に到達してから、今日までに500年余が過ぎた。その間にどのようにラテンアメリカのかたちが形作られたかについて、筆者はシリーズもので語ろうと思う。歴史というのは、先人たちの足跡によってできる大きな流れであるが、今日のラテンアメリカのかたちも結局は歴史の歩みによって作られたものである。この論稿は、一般の人にもわかるように、この地域の今のかたちを「新大陸」の「発見」、「出会い」論争から始まって、マクロの視点で説明する。ブラジルを含むラテンアメリカを舞台にしているが、主にイスパノアメリカ世界を念頭におきながら書く所存である。

初回の目次:

 1. コロンブスは既に文明のあった「新大陸」に到達
 2. 征服された先住民の受難と外縁部に追いやられた歴史
 3. 「新大陸」がもたらした贈り物
 4. 「新大陸」は第一次産品の宝庫
 5. 広大で多様なラテンアメリカは四つの世界に
 6. それでもラテンアメリカの世界は一つ

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