『ブエノスアイレス 雑貨と文化の旅手帖』 栗本 斉 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

『ブエノスアイレス 雑貨と文化の旅手帖』 栗本 斉


音楽ライターが、2年間ラテンアメリカに通ってまとめたブエノスアイレスの文化と人々の暮らしぶりを、写真と短い文で綴ったガイドブック。

ブエノスアイレスってどんな街から始まり、モダンと芸術、懐かしいアンティークまで多彩で個性的な店がある雑貨とファッション、人々が日常生活の一部にしているカフェとレストラン、パリージャ(アルゼンチン式焼き肉)、マテ茶、ワイン、菓子類、そしてタンゴ、フォルクローレからロックなどの常設のライブを楽しめる店や多彩なCD、ストリート・アート、現代美術館からサッカーなどに至るカルチャー、20世紀はじめの欧州の文化の面影をなお色濃く残す街並みの散歩など、普通の旅ガイドでは判らないこの都市のそれぞれのお薦めスポットを沢山の写真と簡潔な文章で存分に紹介している。

本書を片手に長逗留したら楽しいだろうなと思わせ、読者を引き込ませる楽しい一冊。ブエノスアイレスの魅力をあらためて知ることができる案内書である。

(毎日コミュニケーションズ2008年5月 119頁 1780円+税)