【演題】2023年の対中南米外交を展望する
【講師】小林 麻紀氏 外務省中南米局長
【日時】2023年1月24日(火曜日)10:00~11:30(日本時間)
【場所】オンライン
【参加者】114名
小林局長は年初(1月4日~11日)の林外務大臣の中南米4カ国(メキシコ、エクアドル、ブラジル、アルゼンチン)訪問に同行。講演では、①その際に遭遇したブラジルでの議会襲撃など生々しい事象を含む訪問国の情勢と訪問の成果、②中南米諸国の最新の国別情勢・地域機関の動向、③今年G7議長国、安保理非常任理事国(2023-24)を務める日本と中南米の外交関係、④米国と中南米、中国と中南米の関係など、ダイナミックな動きを見せる中南米の情況を、時間の制約がある中で熱く語っていただいた。
講演後には、USMCAの拡大案、ペルーの政権維持の可能性、Global Southにおける中南米の動き、南太平洋国防大臣会合への日本のオブザーバー参加、南極におけるチリと中国の動き、外務省「中南米日系社会連携推進室」設置、等に関する質疑応答が成された。
なお、当日の資料は小林局長が語り切れなかった内容を含む充実したものであるので、協会サイトでご覧いただきたい。
※会員様限定の資料となります。
小林 麻紀氏 外務省中南米局長 「2023年の対中南米外交を展望する」講演会資料