【演題】米国の対中南米政策
【講師】渡辺 亮司 米国住友商事ワシントン事務所調査部長
【日時】2023年2月28日 10:00~11:30(日本時間)
【場所】オンライン
【参加者】49名
渡辺氏はワシントン在住という立場から、米国の対中南米政策について、政治はもとより、社会、経済の幅広い見地から、詳細な資料(別途、協会ホームページに掲載)を用いて、以下の項目に沿って説明された。
① 米国の対中南米政策全般(歴史的経緯からトランプ前政権、バイデン政権に至るまで)、
② (米国・中南米関係に影響する)直近の政治動向、
③ 移民政策(2024年大統領選における争点、人口構成の変化)、
④ 対中政策(米国の裏庭「中南米」における中国の台頭、通商政策)、
⑤ 米国の気候変動対策の影響(2022年8月成立のインフレ削減法(IRA):米国史上最大の気候変動対策、エネルギー移行における対中南米外交)、
(参考)2024年大統領選挙について
講演後、米国とベネズエラ、キューバとの関係、AMLO(メキシコ大統領)の対米批判的態度について、対メキシコ移民対策について、USMCAの現状と将来、ワシントンからみて日本政府、日本企業に不足している点は何か、等についての興味深い質疑応答が成された。
※会員様限定の資料となります。
講演会資料 渡辺 亮司氏 米国住友商事ワシントン事務所調査部長「米国の対中南米政策」