昨年11月にエジプトのシャルム・エル・シェイクで第２７回国連気候変動枠組条約の締約国会議（COP27）が開催され、議長国エジプトは途上国の立場や懸念を反映して「損失と損害」への具体的な行動等を優先課題として掲げました。市場メカニズム関係では、パリ6条実施に必要となる報告様式、インフラ、レビュー等の詳細規則について採択がなされました。さらに、同会議期間中に日本主導のイニシアティブとしてパリ6条ルールの理解促進や研修の実施等、各国の能力構築を支援する「パリ協定6条実施パートナーシップ」が立ち上げられました。今後市場メカニズムを活用した世界での排出削減が進展することが期待されています。
我が国では、途上国等への優れた脱炭素技術の普及や対策実施を通じて、実現した温室効果ガス（GHG）排出削減・吸収の貢献を削減目標の達成に活用するため、二国間クレジット制度（Joint Crediting Mechanism : JCM）を構築・実施し、資金面等での企業支援を行っており、本制度を活用して既に多くの企業がGHG削減に寄与する様々な事業を実施しています。
今般、予算やパートナー国が拡大（現在27カ国）しているこの機会に、JCM支援制度の概要や事例紹介、またコンソーシアムの構成に役立つビジネスマッチングサイト等について説明致します。会員の皆様におかれましては、ご参加を賜りますとともに、本制度をご活用いただきたく、ご案内申し上げます。
| 日 時 | 2023年8月25（金）10:00～11:30(日本時間) |
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| 形式 | ZOOMによるウエビナー |
| 講演題 | 「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業と関連するCOP（国連気候変動枠組条約締約国会議）の動向について」 |
| 講師 |
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| 共催 | 公益財団法人地球環境センター 一般社団法人ラテンアメリカ協会 |
| 後援 | 環境省 一般社団法人 日本在外企業協会 |
| 参加費 | 無料 |
| 申込期限 | 2023年8月23日（水） |
下記Webサイトより、2023年8月23日（水）までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
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