日本・ペルー外交関係樹立150周年記念 「アンデスのツボ— 器で旅する北ペルー —」 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

日本・ペルー外交関係樹立150周年記念 「アンデスのツボ— 器で旅する北ペルー —」


日本・ペルー外交関係樹立150周年記念
「アンデスのツボ — 器で旅する北ペルー —」

会期:2023年9月9日(土)~12月2日(土)
時間:午前9時30分~午後5時30分(入場は午後5時まで)
休館日:毎週日曜日 ※但し10月8日と10月15日は開館
入場料:600円 (高校生以下無料)
※障がい者とその介護者各1名は無料。障がい者手帳またはミライロIDをご提示下さい。
会場:天理ギャラリー(東京都千代田区神田錦町1-9 東京天理ビル9階)
主催:天理大学附属天理参考館
後援:ペルー大使館、外務省、古代アメリカ学会、専修大学国際コミュニケーション学部

https://www.sankokan.jp/news_and_information/ex_tg/tg180.html

 現在のペルー共和国を中心とする中央アンデス地帯では、紀元前3000年頃からインカ帝国がスペインに征服される16世紀まで、様々な古代文化が栄えては衰退しました。土器が登場するのは紀元前1800年頃と比較的遅かったにもかかわらず、各地で多種多様な土器がつくられました。そして19世紀後半以降、欧米諸国の博物館や美術館がそれらの考古学的価値を高く評価したことで贋作がつくられるようになり、1950年代にコレクター達が造形美術として価値づけたことで贋作づくりはさらに盛んになりました。

 本展では、ペルー北部地域を対象として古代アンデス造形美術の代表格である土器資料の真作と贋作を展示することで、当時の世界観に触れていただき、それらが現代ペルー社会において古代とは異なる脈絡で再生産されている様子を紹介します。

関連イベント ●記念講演会
「ナスカの地上絵の調査と解読:リモートセンシングと人工知能」
日時:2023年10月7日(土) 13:30~15:00
講師:坂井正人氏(山形大学教授)

「アンデス文明の遺産を活かす—盗掘を回避するための地域社会との共創」
日時:2023年10月14日(土) 13:30~15:00
講師:關 雄二氏(国立民族学博物館名誉教授)

[記念講演会 共通事項]
会場:専修大学神田キャンパス
〒101-8425 東京都千代田区神田神保町3-8
水道橋駅西口より徒歩7分,九段下駅出口5より徒歩1分,神保町駅出口A2より徒歩3分
定員:200名(当日先着順)
参加費:無料