9月に行われたニューデリーのG20首脳会談では、「グローバルサウスの盟主」を目指すインドのモディ首相が議長を務め、独自の外交を展開しました。G20は来年はブラジルのリオで、再来年は南アで行われる予定であり、当面は「BRICS首脳会議」のメンバー国での開催が続きます。「G7では決められないが、G20では決まらない」とも言われる中で、南半球の国々に注目が集まりそうです。
日本は伝統的に「西側先進国の一員」「G7メンバー国」という意識が強いものの、世界におけるG7の地位は相対的に低下しつつある。今後は世界経済の重心が徐々に先進国から新興国に移るにつれて、ラテンアメリカの重要性も確実に高まっていくものと考えられます。国際秩序の混乱と安全保障環境の激変がなおも続く中にあって、日本外交はいかに「グローバルサウス」と向き合っていくべきかを考えます。
<吉﨑達彦氏:「溜池通信」https://www.sojitz-soken.com/jp/send/tameike>
日 時 | 2023年10月18日(水)10:00〜11:30(日本時間) |
---|---|
形式 | ZOOMによるウエビナー |
講演題 | 「グローバルサウスの政治経済学」 |
講師 | 吉﨑達彦 双日総合研究所チーフエコノミスト |
主催 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 |
後援 | 東京商工会議所 日本在外企業協会 |
参加費 | 参加費 会員無料、非会員1,000円、大学院・大学生は無料 |
申込期限 | 2023年10月13日(金) |
下記Webサイトより、2023年10月13日(金)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp