2013年2月に千葉県AALAが催した10日間のキューバ訪問学習旅行において、現地で受けたCEEC(キューバ経済研究所)、CIEM(世界経済調査所)、協同組合、ELAM(ラテンアメリカ医学校)、キューバ外務省アジア局副局長、CESEU(米国研究所)、CIPI(国際政治調査所)などの人たちから受けた講義11編の概要と、参加者による「コラム」18編で構成した小冊子。
第一部はキューバ経済の発展と経済モデルの刷新、第二部は農業の現状と問題点、第三部はキューバ革命が誇る社会政策・医療・教育面の成果と課題、第四部でキューバ外交政策と対米関係が取り上げられている。いずれもキューバ政府筋見解の概要がそのまま紹介されていて、コラムも素朴な感想文。
(千葉県アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会2013年9月167頁1000円+税)