「ラテンアメリカなるほどトーク」の本年最終第10弾の案内です。今回は、綿谷章氏(元JICA青年海外協力隊・元国際交流基金派遣スポーツ専門家)による「ペルーの青少年と汗を流した日々 ~陸上競技指導を通して~」と題する感動的なお話です。
講師の綿谷章氏は、金沢大学教育学部教育専攻科修了後、金沢経済大学に保健体育教員として奉職されていましたが、在職中の1980年に青年海外協力隊(ペルー・陸上競技)に参加。1983年、退職され国際交流基金スポーツ専門家として再度ペルーに派遣されました。
任期の3か年を終了し、三度、1987年3月にペルー体育・スポーツ庁と個人契約され、1988年9月のソウルオリンピックのためにペルーの陸上競技選手の指導に携われ、1989年8月に帰国されました。
2020年には、開発途上国の人材育成等に貢献した個人、団体に贈られるJICA理事長賞を受賞した他、その間の奮闘記について、このほどJICA緒形研究所から「ペルーでの愉快な、でも少し壮絶なスポーツ協力~国際協力をスポーツで~」という著作を刊行されました。
現在は、長崎の活水女子大学国際交流課勤務などを経て、社会福祉法人小榊アスカ福祉会に勤務され、「国際交流」「国際協力」「開発教育」に関わる活動をされています。
講演の内容は、ペルーの陸上競技の選手育成のために努力された内容について詳しく紹介していただきます。具体的内容は下記の通りです。
① ふるさとで育んだ「ボランティア精神」と「チャレンジ精神」
② 学生時代に青年海外協力隊参加を夢見る
③ 実現した協力隊とペルーでの現実
④ ペルーの青少年と何をめざすか
⑤ 選手と家族とコーチ(人格、立場、尊敬と愛、惜しまない奉仕)
⑥ 選手に伝えたいこと(生涯の友、奉仕のこころを持ち続けよう、情熱と愛を注ごう
⑦ 振り返りⅠ(大学を辞職してペルーに戻ったわけ)
⑧ 振り返りⅡ(苦労したこと、困ったこと、そして、楽しかったこと)
⑨ あゆみの結果は(10年の挑戦の具体的な成果は)
⑩ ご縁をいただいた人々(加藤明氏、他)
是非とも友人・知人をお誘いの上ご参加ください。
日 時 | 2023年12月6日(水)21:00~22:15(日本時間)、同日07:00~08:15(ペルー時間) |
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形式 | ZOOMによるウエビナー |
講演題 | ペルーの青少年と汗を流した日々 ~陸上競技指導を通して~ |
講師 | 綿谷章氏(元JICA青年海外協力隊・元国際交流基金派遣スポーツ専門家) |
主催 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 |
参加費 | 無料 |
申込期限 | 2023年12月1日(金) |
下記Webサイトより、2023年12月1日(金)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
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