講演会報告: 「ラテンアメリカなるほどトーク」2023年度第8弾「チリとペルー・ボリビアの太平洋戦争」藤尾明憲氏(在サンテイアゴ) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

講演会報告: 「ラテンアメリカなるほどトーク」2023年度第8弾「チリとペルー・ボリビアの太平洋戦争」藤尾明憲氏(在サンテイアゴ)


【演題】 チリとペルー・ボリビアの太平洋戦争
【講師】 藤尾明憲氏(在サンテイアゴ)
【日時】 2023年11月7日(火)21:00~22:15(日本時間)、チリ時間時間(09:00~10:15)
【場所】 オンライン
【参加者】 63名

チリの歴史で極めて重要なぺルー・ボリビアの連合軍との太平洋戦争((1879ー1884)についての興味ある話を熱のこもった調子で話しかけられた。チリの独立(1818年)以降の簡単な歴史に触れた後、太平洋戦争が勃発した背景、チリ硝石を巡っての関係国の思惑、チリ、ペルー・ボリビアの動き、戦争の推移、イキケの海戦等について詳しく紹介があった。チリの紙幣には、10000ペソのアルトゥーロ・プラット(エスメラルダ号の艦長)や1000ペソ紙幣のイグナシオ・カレラ(コンセプシオンの戦い)は戦死を遂げることになるが、一番の英雄は、コバドンガ号の艦長であったカルロス・コンデルと藤尾氏は考えている。その後、アルゼンチンとのパタゴニアを巡る領土紛争、チリの先住民についての説明があった。その後の質疑応答も活発に行われた。

講師の藤尾明憲氏(通称ピーター藤尾氏)はチリ在住44年で、当協会のホームページの「投稿欄」に毎月、刻々と変化するチリの政治・経済・社会につき、「チリの風」というタイトルで、2022年から連続して執筆いただいており、この11月で19回目を数える。日系企業、チリ企業に勤務した後、現在は、通訳ガイドの仕事やサンテイアゴ日本人学校でサッカー教室、登山教室、チリの歴史の授業を続けている。(記:桜井悌司)

<会員限定:「資料」「録画」>
講演会資料: 「ラテンアメリカなるほどトーク」2023年度第8弾「チリとペルー・ボリビアの太平洋戦争」藤尾明憲氏