連載エッセイ314:ピーター藤尾「チリの風」その22 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

連載エッセイ314:ピーター藤尾「チリの風」その22


連載エッセイ314

「チリの風」 その22

執筆者:ピーター藤尾(在チリ・サンテイアゴ)

「2024年1月1日~8日」

「政治」

1)ボリッチ動向

大学入試が終わり、その結果が発表されました。その中の最優秀グループをモネダ宮殿に招待し記念朝食会を開催しました。優秀な学校100の内、97が私立高校でした。

それから何名もの大臣が経営者グループと私的に面談していたのが問題になっています。不正の温床ではないかとするわけですが、ボリッチはロビー活動は問題ないとしています。

与党の一つPPD党の議員が政府は大きな希望をもってチリの発展を望んでいるが、現状を見ると全く成果を残さず任期を終えると言うことになりかねないとコメントしました。その通りですね。その例ですが、ボリッチが公約した案件の状況は下記のとおりです。

A)厚生年金AFP改革

現行AFPを改善、もしくは廃棄して新システムを作るとされましたが、現行システムを使って各自の年金収入を増やすために現行の払い込み分を6%増額し、その一部は政府が自由に使える(これは年金受給額の少ない人への援助)としましたが、うまく議会で議決せず。その後、2%増額をトライしたが、野党の支持はありません。

b)最低賃金

最低賃金を50万ペソに増額する。この公約もまだ実現しません。

c)奨学金CAEの支払い

奨学金を政府に払い戻す必要はないとボリッチグループは叫んでいましたが、全く変化はありません。

d)税制改革

ほとんど進んでいません。

E)リチウムの国営化と鉱山のローヤリティ税

リチウムの国営化についてはコデルコ公社と民間のSQMの連帯で、一歩前進しました。

2)国会

議会で住居省大臣モンテの憲法違反が議論され、最終的に投票の結果、違反は無かったことになりました。彼が不正な資金を手にしていたのはなかったでしょうが、その部下・仲間のグループが不正行為を繰り返していたのは裁判沙汰ではっきりしていますから、その不正をコントロールできなかったのは明白です。そのモンテは「自分は辞任するつもりはない。自分の進退は大統領の判断を尊重する」としています。

新左翼グループのリーダーでボリッチの学生闘争の仲間だったジャクソンはすでに政府から追放されていますが、同じ新左翼RD党の場合、2名の議員が裁判になり、さらに9名が検察から調べられているとか。同じグループのバルパライソ市長は30日間、仕事場から離れるよう命令を受けました。不正事件でしょうね。

「経済」

1)銅価格と為替

1ポンド3.79ドルと先週より少し下がりました。為替は1ドル884ペソとかなりペソ安になっています。

2)環境投資

昨年、それに関し承認されたのは243プロジェクトでした。それは過去26年間で最低とか。

3)イマセック経済指数

11月のチリのGDPは1.2%の上昇でした。1-11月の合計はマイナス0.1%。これで2023年はプラス成長の可能性が出ました。もちろん今年のプラス成長が望まれますね。

4)株式市場

IPSAは3週間連続で減少し6047ポイントになっています。

5)ガソリン価格

ラテンアメリカ諸国のランキングが発表されました。高い順に上位3国は、先ずウルグアイで1.93ドル。次いでチリで1.44ドル。3位はコスタリカで1.43ドル。チリは最近、何回かガソリン価格が下がりましたが、それでもラ米で2番目に高いのですね。逆に安いのはベネスエラで0.04ドル。ボリビア0.5ドル。3位はエクアドルで0.6ドルでした。

「一般」

1)犯罪

今月の始め、1日と2日に首都圏で7人の殺人事件がありました。まったく収まる気配がありません。今日の日曜日、家屋に入った強盗を警察が追いかけ、逮捕しようとするとその車が警官をひき逃げしようとしたので発砲し、犯人は死亡とか。

南部のアラウカニア州で、消火に向かう消防車が襲われ、消防員が車から逃げた後、消防車に火を付けました。マプチェの攻撃と言われます。

数年前に、荘園の豪邸に放火され、中にいた老夫婦が死亡しました。その事件で逮捕され18年の刑になったマプチェが条件付きの自由が認められ、刑務所から刑の途中で出ました。刑務官が、彼は全く反省している様子はなかったとしています。もちろん、その次の行動も計画中でしょうね。

マプチェが全部悪いと言うのではありません。自分たちの領土を不法に占領しているチリ人を追い払いたいとするグループのことです。

現在の警察軍の総裁ジャネスは4年間の社会騒乱の時は社会安定部の部長でしたが、騒乱が起きた時のデモ隊への対応がふさわしくなかったと言う疑いで調査が始まりました。デモ隊は警察は自分たちをいじめるのを仕事にしているのかとクレームしましたが、それが真実だったのか調査されるわけですね。まさか大統領だったピニェラの指示だったのではないでしょうね。

昨年パンアメリカオリンピックがチリで開催され成功裏に終了しました。しかし何と1940億ペソの不正使用が疑われています。又何それになるかもしれませんね。その責任者はすべて自分の責任だが、その不正に使用された金がどこに行ったか全力で追及したいとしました。

2)山火事

今週の数字は見つかりませんでしたが、山火事は各地で継続中です。今週、山歩きをしたプロビンシア山系の第3展望台の下山口で、かなり火事で延焼した地区がありました。係官に聞くと、先週火事が起きてヘリコプターで消火したとか。登山者の煙草による失火・放火の可能性があるとか。                 以   上

「1月8日ー14日」

「政治」

1)ボリッチ動向

ボリッチはグアテマラに飛び、新大統領の就任式に参加します。彼の喜びでしょうね。チリにとってどれほど重要な事かは分かりませんが。

先週、大臣・議員が元区長サラゲットの自宅で面談したことが話題になりました。ボリッチはロビー法案もあるから問題ないと軽くあしらいましたが、それが今週も尾を引き 政府が大臣の管理(監督)をしていないとされるとボリッチは急に方針を変え、その面談に参加した6大臣を招集してチェックを始めました。問題は何が話されたかですね。

それから南米とアジアを結ぶフンボルト海底電線の計画が進展です。チリ政府とグーグル社の事業ですが、先ずはチリと豪州の間とか。それに関しラパヌイの区長がどうして私たちの島をそれに入れないのかとボリッチを批判しています。

共産党のお祭りがあり、ボリッチはそれに参加しました。ボリッチはチリ共産党といろんな問題を持っています。例えばコデルコ公社とSQMの合弁事業、警察軍の長官の交替問題(共産党はデモ隊暴行を指示した彼を外したい)、その他にもいろんな法案の是非があります。 また、厚生年金を受領している中高年でその額が少ない人は生活が大変ですが、その援助を与野党が合意して実施したいと彼はコメントしました。どうなるかな。

ボリッチからバチェレットに不正資金が渡されたとの噂が出ています。新左翼の場合と同じく、バチェレットが作った組織が政府の資金を受けたのでしょう。

マイプ元区長が財源不正使用で裁判になっていますが、ラス・コンデス区長も残業代の不正使用で裁判になりそうです。どちらも右翼系です。もう右翼も左翼も同じですね。

2)与党内の争い

新左翼と社会党がギクシャクしています。ボリッチの旧友ジャクソンは内閣から降ろされましたが、彼は社会党を訴えました。彼は自分を降ろしたグループとその理由をはっきりさせるのは自分にとって正義の戦いになるとしています。

所で次の市長(区長)と州知事の選挙でキリスト教民主党DCは与党グループの中に入ることを決めました。もちろん逆に右翼側も同じことで、ピニェラ前大統領は「先の新憲法是非の投票では右翼の統一が無かったので敗北した。従って次の選挙では右翼統一を行ってチリの再建を図りたい」としています。彼は現憲法を変更して3回目の大統領選を考えているようです。左翼のバチェレットも同じですから、議会でその憲法案改正が承認されるかもしれません。国民もそれには賛成するかな?

「経済」

1)銅価格と為替

銅の価格は1ポンド3.76ドルと先週とほとんど変わらず。しかし為替は1ドル911ペソと大きくペソ安になっています。専門家の予想では銅の生産は縮小し需要は増えるので2025年には5ドルまで上がるだろうとのこと。チリにとって神風ですね。ところでリチウムの件ですが、SQMが運営するサラール・デ・アタカマの鉱山で先住民がデモを起こし道路を封鎖しました。環境汚染をしているとするクレームです。この先、そんな問題が大きくなるかもしれませんね。

2)物価上昇率

I2月のIPCはマイナス0.5%で、23年通算では3.9%。正常ですね。そこで中銀に公定歩合を下げるよう要請が出始めました。

3)求人

12月の求人は大きく下がり2020年中期のレベルまで落ちました。

「一般」

1)犯罪

テレビのニュースに「どうしてこう毎日この地区で銃弾が飛び交うのか、いつそれにあたって怪我をするのか怖い」と言ったコメントが出ます。この週末、首都圏で、少女が流れ弾に当たって死亡。また家内にいた男性が弾丸に当たって死亡。このケースは対抗グループが銃弾をその家に降り注いだからです。

国際ニュースに関してですが、3か月前はイスラエル・パレスチナ問題が毎日報道されました。それが先年末はアルゼンチンに集中。そして最近はエクアドル問題が焦点です。麻薬組織がエクアドル国内で政府を凌ぐ影響力を持ちだしたのが問題点ですが、そこまで行かなくてもチリ国内も麻薬組織の拡大は大きな問題です。ボリッチは上記の少女の死亡事故で、チリもエクアドルと同じレベルだと批判されると、チリ政府は市民の安全を全力で守っている、その結果を近い将来に見てもらいたいとしました。頑張れと言いたいですね。無理かな?

2)山火事

土曜日までの数字ですが、2184か所で火災が起きそのうち5か所が延焼中とか。今までに燃えた地区は16293ヘクタールで、前年度の被災地の3分の1になっています。首都圏はもう1か月以上、雨が降りませんから、火事の可能性は高いです。

以  上

「1月15日ー21日」

「政治」

1)ボリッチ動向

コキンボ州を訪問して貧民層支援の住居53軒の完成を祝う式に参加しました。彼の4年の任期の間に10万戸の家屋を受け渡す計画ですが、今までに39%完了とか。それから自分の基盤になっている革命民主党RDの集まりに参加し、党員に次の選挙では新左翼がいくつもの党に分裂しているのをやめ、統一した党として他グループと対抗したいとコメントしました。

年金方針の変更ですが、政府案「3%・3%」が提案されました。個人の年金を上げるために政府は1ペソも使わず、個人に年金基金を給料から引き抜くわけです。しかも 給料の6%も引き抜くのに、各自には3%だけ上乗せされ、残りの3%は一般基金、つまり貧民層に回されます。貧しい人はともかく中流以上の人は税金のように負担が急上昇になりますね。この政府案は国会・市民に受け入れられるかな?その反対を弱めるために政府が労働者への保険を作って援助することを考えているとか。議会の投票で野党の助けもいりますからね。二つの3%の内、一つを雇用者に払わせれば労働者は喜ぶでしょうが、経営者は怒り心頭でしょうね。

「経済」

1)銅価格と為替

銅価格は1ポンド3.75ドルと先週より下がりました。銅の価格が下がるとペソ安になると言う原則で1ドル927ペソまで落ち込みました。ところでリチウム講習会がズームであり、私も参加しました。先生の講義を聞く学生と言う雰囲気でしたが、リチウムの需要が増え、リチウム価格が上がると言う可能性はあるのかな?

2)果物輸出

チリ産チェリーの輸出の88%が中国向けです。中国に売れるとなってチェリーの生産が急増しました。少し古いですが2022年にはチリで44.5万トンが生産され、35.6万トンが輸出されました。世界1位の輸出国です。2000年には作地324ヘクタールだったの2022年には20倍の6155ヘクタールと極端な違いです。

「一般」

1)犯罪 

土曜日の新聞に犯罪特集が掲載され、過去に見られない悲しい状況と書かれています。土曜日に、首都圏の中央駅地区で銃撃戦があり一人が死亡、2名の警官が負傷しました。翌日、内務大臣はその負傷した警官のお見舞いをしました。10月の地方選挙にこの犯罪の成り行きが大きな影響力を持つと政府は考えているとか。当然でしょうね。 ボリッチ頑張れと言うか、お前には無理だとするかのどちらかです。

日曜日には「弾丸と幼児の死亡」と言うタイトルの特集記事が書かれました。昨年に38人の年少児が弾丸で死亡しましたが、銃の所有が増加し、街頭での暴力行為が増えているのがその原因だとされています。その通りですね。もうすぐビーニャでラテンアメリカ最大の音楽祭が始まりますが、そのイベントに招待されたメキシコのペソ・プルマが問題になっています。その歌手は麻薬関係者と言われます。その歌手の招待を取り消すかどうかが問題です。昔なら歌手としてレコードを出すのはプロでないと無理だったでしょうが、今なら誰でも自分の歌をビデオにとってネットで流すことができます。それを見た若者

がファンになるとかで、チリの人気歌手は麻薬関係者が多いとか???

世界でサーモンと言えば1位はノールウェイ、注いて2位はチリが生産国です。今から5年前、チリの生産量は90万トンでピークに。それ以降はそこまで行けません。しかしチリでは近年生産地区での盗難が増加し、生産グループに大きな打撃を与えています。昨年度は2200万ドルの損失とされています。どうして養殖場にカメラを置き、不審者が近づけば警報を鳴らすシステムが出来ないのかな?

2)山火事 

チリのほぼ全土に当たる11の州で79か所の山火事が起き、現在までに20087ヘクタールが燃えました。その99%が人間の手によるものと言われています。放火と失火です。

3)汽車

今週からサンティアゴとクリコの間を結んで特急が2時間で走り始めました。時速160キロで南米の最高速車とか。チリの公共運送は汽車よりバスです。さて昨年は観光業がコロナ問題以前のレベルに復活しましたが、その中で大きく観光客を伸ばしたのがラパヌイです。なるほど昨年は妻と二人で日本からのグループと島を2回訪問しましたから、その動きの中に入っていたわけです。以   上

「1月22日ー28日」

「政治」

1)ボリッチ動向

世論調査でボリッチを支持するとしたのは29%、否決するのは62%。もう低め安定ですね。同じく大臣の中ではトア内務大臣を支持するが38%で最低でした。それでもボリッチ政府は他の部門と比較すれば、それほどひどくはありません。各政党を拒否するは国民の67%、議会を拒否するは54%、裁判所を拒否するは46%、そして現政権を拒否するは45%でしたから。国民はそれらの機関を悲しい思いで見ているわけですね。

さてアセアン会議に参加する為、ボリッチはアジア訪問を計画中とか。訪問先は日本の他にベトナムとインドネシアとか。その前に来週、チロエ島を訪問です。ところで大統領府のボリッチ動向のニュースが1月17日以降更新されていません。みんなバケーションでやる気がないのかな?

18O(10月18日のこと)の被害者の特別年金

4年前の社会騒乱の件ですが、このシステムがボリッチから議会に送られ法制化されました。これは例えばデモ隊に警察が発砲し、それが目に当たって失明した人に政府が特別年金を支給すると言うものです。今回野党のRN党が、それが正常に運営されていないと発表しました。援助をもらっている人の中に過去に何度も犯罪を犯し逮捕され有罪になっている人がいる。それにこの特別年金をもらっているのにまた犯罪を犯し逮捕されているとかです。人権委員会が問題点を指摘したのにモネダ部隊は反応しなかったとされています。ボリッチにすれば、警官に対抗するのは市民の権利で、警官が暴力を使えば、その被害を政府が助けるのは当然だとするのでしょうね。

これに関して検察庁が実態調査を開始するようです。さらにその特別年金をもらった市民の背景を調べると選挙管理委員会がコメントしました。まさか新左翼の一部の党員に集中していないでしょうね。この制度が悪いのか、制度を運営する人が悪いのかのどちらかでしょう。

ところで一般の厚生年金ですが、その改正案が政府から出され、下院で成立しました。労働大臣は「政府案を野党に受け入れてもらう為、一部手直ししたが、これで成立に一歩近づいた。次は上院での議論を待ちます」とコメントしました。

2)10月の地方選挙

これからずっとその話題が続くでしょうが、各地の市長(区長)の候補者選びが問題です。もちろん最初は右翼・左翼内での領土争いで各党は自分たちの候補者がグループの代表になるよう同じグループの他の政党と争い・譲り合いをするわけです。与党の場合、共産党が持っているサンティアゴ区長がその争いの見所ですね。野党の場合はプロビデンシア区とラス・コンデス区が話題になっています。

「経済」

1)銅価格と為替

銅の価格は1ポンド当たり3.83ドルと先週より上がり、そのためか為替は1ドル911ペソとペソが強くなりました。

2)物価上昇率

2023年の世界の指数で最悪はアルゼンチンで211%。ついでベネスエラで190%。

下の方でブラジルは4.5%で78位。チリは3.9%で94位でした。

3)GDP

チリの国民一人当たりは26000ドルですが、それを米国と比較すれば2013年まで少しづつ接近、米国の数字の59%まで行きました。ところがその傾向が逆転し差は徐々に大きくなり最近の数字は56%まで下がりました。どうしてでしょうか。

「一般」

1)犯罪

バスターミナルがある中央駅区で殺人事件を含む犯罪が増加しています。そこでその区長は警察で抑えきれないなら軍隊を街頭に配置すればどうかと提案しています。私がチリに入った軍事政権の頃は軍隊が街の治安を抑えていました。それから今日の事件ですが、首都圏の隣のランカグアで農業関係者が二人殺されました。警察の動きが早く容疑者4名が逮捕されました。4人ともベネスエラ人で不法にチリに入国したとみられています。同州のトラック業界は農業組合と手を組んで、政府に市民が安全に生きていけるよう手を打つように要請。今朝から3車線の高速道路の1車線にトラックを並べました。72時間以内に政府の適切な提案が無ければ高速道路を全面封鎖すると警告しています。

ところで1868年イギリス海軍がラパヌイを訪問。そこでモアイなどを盗んで帰国。モアイはその時の女王にプレゼンされました。そのモアイは現在、大英博物館に展示されています。チリがそれを戻すよう要求しても実行されないとチリはクレームしています。以前にもこの話は出てチリの風に書きました。

2)山火事

意外ですね。今年の山火事は昨年より激しくありません。放火・失火をしないようチリ人の行儀がよくなったのかな?今週のサンティアゴは最高気温が37度まで上がりましたが、来週は38度になるとの予報が出ています。山火事が心配されますね。現在進行中の火事はロンキマイ、チロエそしてコジャイケですが、ロンキマイは400ヘクタールが延焼中です。

3)オスカー

チリから二つの部門で候補になりました。結果はどうなるでしょう。

4)少子化

昨年、チリで生まれた赤ちゃんの数は過去10年間で最少になりました。チリも世界の傾向に乗っていますね。

5)大学入試

入試に合格した外人の数が今年は昨年のなんと3倍とか。移民してきた家族の子供がその年齢になったわけですね。
6)夏のバケーション

夏休みの最中ですが、今月のホテルの予約率は前年対比やや低めになっています。昨年は63.9%、今年は61.3%とか。無駄な出費は止めましょうと言うことでしょうか?

以  上