12月26日(木)、佐々木幹夫ラテンアメリカ協会会長は、外務省において岩屋毅外務大臣にラテンアメリカ協会提言『今こそ中南米の重要性を再認識し関係強化を図れ』を提出しました。
当協会としては、この提言を関係の皆さまと共有しつつ、産官学オールジャパンによる中南米諸国との関係強化に一層努めて参る所存ですので、ご支援・ご協力を宜しくお願い致します。
●本件は、外務省ホームページにも掲載されています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/la_c/m_ca_c/pageit_000001_01413.html
●提言骨子:詳細は「提言書(日本語、英語、スペイン語)」」をクリックして下さい。
第二次大戦以降の「国際秩序」が近年大きく揺らいでいる。その中で日本など自由、民主主義などの普遍的価値を擁護する先進民主主義国と権威主義的国家との間にあって、いわゆるグローバル・サウスの動向が重要性を増し、中南米諸国は、その中でも重要な一角を占める存在である。日本にとって欠かすことのできない重要なパートナーである中南米の重要性を改めて産官学オールジャパンで再認識し、次のような点で日本との関係を再び活性化し、関係強化を図るべきである。
人的交流の強化 ~人材育成と人的交流に携わる皆様へ~
新しいビジネスの展開 ~グローバルにビジネスを展開される皆様へ~
地球規模課題の解決に向けて共に歩む ~政策決定や国際協力に携わる皆様へ~
的確な情報を通じて中南米を再認識する ~情報発信・研究活動に携わる皆様へ~
日本にとって、中南米地域はこれからの時代を共に歩むパートナーである。今回提示した4つの柱を軸として、中南米地域を再認識し未来に向けて関係を活性化していくことが必要である。