連載エッセイ456:ピーター藤尾「チリの風」その35 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

連載エッセイ456:ピーター藤尾「チリの風」その35


連載エッセイ456

「チリの風」その35

執筆者:ピーター藤尾(在チリ、サンテイアゴ)

「2025年2月24日ー3月2日」
「政治」
1)ボリッチ動向

またウルグアイ訪問です。今回は大統領の就任式に出席でしたが、1か月以内に2回目なんて正常とは思えませんね。

2)サンアントニオ家屋撤去

2月末にすべての不法建築を撤去すると政府は発表していましたが、それを6か月間取り壊しを延期しました。野党側から選挙の前に政府はゴマすりをしているのだろうとされますが、他人の土地に家を建て、その権利を維持しようとする1万人の勢力がボリッチより力があるのですね。その地区の5年前、4年前、3年前と毎年の写真をテレビのニュースで見ましたが。緑の地域に毎年家が建てられています。不法に建てても誰も文句を言わないとする噂が広がったのですね。フェースブックに高い家賃を払う代わりにここに家を建てた方が住みやすいと掲載されていたとか。5年間何もしてこなかった政府の責任です。ピニェラとボリッチですね。

3)大統領選挙

内務大臣トアが大臣を辞任して候補者になると言われますが、まだ最終発表はありません。与党側からトアの他に数名の候補者名が出ていますが、それもまだ噂の段階です。

一番人気のバチェレット元大統領も正式に候補者確認宣言を出したわけではありません、ボリッチは与党側候補者をどう選んでいくか、どう援助するかはっきりしません。

「経済」
1)銅価格と為替

1ポンド4.25ドルと先週より少し低いけど高値安定です。為替は1ドル951ペソとほぼ同じです。トランプの政策で、銅価格と為替の数字は将来に大きく変動するでしょうね。

さてチリの銅生産額は10年前は世界の30%を占めていたのに、毎年下がり、昨年は24%になっています。チリに次ぐ2位はコンゴが14%、ペルーが12%で3位でした。

2)株式市場IPSA

金曜日は少し下がりましたが、今週も7400ポイントに近づく過去最高の数字が出ました。誰がそんなに買っているのかな?

3)資本の流失

昨年は19.8億ドルがチリから出ていきました。そして5年前の社会騒乱以降では220億ドルになっています。チリ経済に進展がないのは間違いないですね。その社会騒乱を起こしたのが、ボリッチを支える新左翼と共産党ですからね。1月のイマセック指数(経済成長率)は1.5%から3.8%の間の上昇になるだろうと言われています。かなり幅がありますが、今年は少しは良くなるのかな?

「一般」
1)大停電 

火曜日の午後3時半に電気が消えました。なんでも最も南のパタゴニアの二つの州を除いて全国が停電になったとか。人口比では何と98%が被害を受けました。その数字は驚きですね。サンティアゴの地下鉄も止まりました。都内のかなりの信号も消えました。

そのまま時間が経ちます。携帯電話のインターネットも機能しなくなりました。何だか翌日までその状態が続きそうと言う感じでした。私の所は運があったのですが首都圏でも

深夜まで停電をしている地区もありました。バケーションから戻ったボリッチは夜のテレビで状況を説明し、配電をしている会社の責任をしっかり追及するとしました。ただそれを放置していた政府の責任に関しては自己批判しませんでした。責任を持つその会社は政府にも責任はあるとしています???いつもの通り、ボリッチだけの責任ではなく、それ以前の政権も問題が起こる可能性とその時の解決への手段を準備していなかったのですね。信号が止まった交差点の混雑ぶりは見るだけで苦しかったです。

その混雑とその後の混乱を避けるためボリッチは非常事態宣言を出し、その日の夜10時から翌日の6時まで外出禁止にしました。家の近くにいたら問題ないですが、遠く離れた場所にいたら10時までに戻れません。私の家の前で道路を走る車を見ていると、確かに数は少なくなったけど10時以降も車は走っていました。タクシーがその日急に運賃を上げたと言われます。多くの人が厳しい目に遭ったわけです。

全然、違いますが、この27日は大地震の記念日でした。今から15年前です。私は会社員でしたが、その翌週に出張でコンセプシオンに行って倒壊したビルを見ました。もちろん、多数の死傷者がでていました。その時はバチェレットが大統領でしたが、地震の6か月後に新左翼のリーダーが地震の復旧作業や被災者の援護が上手くされていないと批判しました。それは今の大統領のボリッチです。今週の大停電はその大地震以降の最大の停電だったとか。

2)ビーニャの音楽祭

超満員

連日1万5千人の観衆でした。ニュースでその音楽祭を毎日見ましたが、超満員でした。高い入場料を取られるのにそれほど観衆が集まるのですね。

コメディアンのハリスの批判

ハリスの公演中に観衆が批判をはじめ、お前は引っ込めとしました。彼はベネスエラ人です。ベネスエラの国旗を持ったハリス応援グループは大混乱。彼は先週、マイアミで出演してちゃんとやっていますから、彼の力が足りないよりチリ人のベネスエラ嫌いが原因かもしれません。

大停電で一日中止

観衆が大騒ぎ。ニュースで、「私は南部の町からこのショーを見るため、飛行機に乗ってここに来たのにショーが中止になって家に帰るのはとても許せません」と泣き出しそうでした。
3)犯罪

先週末、首都圏で10件の殺人事件がありました。今週も同じく、毎日各地で事件が起きています。サンティアゴのべ―ジャビスタ地区で銃の乱射があり、死者がでました。そこは夜の繁華街ですが、ベネスエラの麻薬組織「アラウカの汽車」が牛耳っていて店舗から毎月金を絞るらしい。サンティアゴの観光地のケーブルカーはその通りの先です。
4)新学年

明日の月曜日をチリではスーパーマンディと言います。素晴らしい月曜日か厳しい月曜日か分かりませんが。夏休みが終わり、すべての従業員が働き始めます。それからチリでは子供が歩いて学校に行くことはありません。父母の車かスクールバスで行きます。

つまり一般の人と児童生徒のために交通量が急に増えるわけです。最初は交通渋滞もでます。首都圏では公共の地下鉄やバスの運行量が増えます。さぁ明日の月曜日、どうなるかな?もう一部の学校は今週から授業が始まっています。         以  上

「3月3日ー3月9日」
「政治」
1)ボリッチ動向

ドイツ大統領ステインマイテルがモネダ宮殿を訪問しました。ボリッチはドイツとチリの友好をより確固なものにしたいとしました。世論調査では、彼を支持する(評価する)は3分の1で、大多数は彼を評価していません。ボリッチ政権の最後の1年が始まりましたが、経済問題が注目されています。赤字を増やして問題を次の政権に渡すようなことが無いよう財務大臣の活躍が注目されるとか。

2)内閣改造

トア内務大臣が辞任し、大統領選挙の候補者になりました。そのためその後任に大統領府のエルサルデを任命しました。さて与党側の最有力候補者とされていたバチェレット元大統領は結局立候補しないことを明言しました。それならトアが最有力候補になりそうですが、全く盛り上がっていません??社会党も彼女のバックアップをあまりしていません。そのエラーが続くとまた左翼側の候補者が新左翼とか共産党になるわけですね。それは前回の選挙で新左翼のボリッチが選ばれた原因です。

3)女性の日

3月8日は世界女性の日でチリ各地で集まりがありました。サンティアゴの場合はイタリア広場に2万人が集まり、その後デモ行進をしました。ボリッチ政権は女性の権利を守るとしながら、前内務次官モンサルへの職場内での強姦事件でもその姿勢を見せなかったと批判されています。ボリッチ自身が女性から訴えられましたが、その件はどこかに消えましたね。その日のデモ行進にトア前内務大臣が参加しましたが、女性の権利を守る役割をしなかったとデモ隊にやじられ、後ろから突かれました??

それとは関係ありませんが、女性の動きの例として国会の議長カリオラと前サンティアゴ区長ハスレルの携帯電話での会話がニュースに出ます。自分の仲間に有利な情報を抜いていたとか。その二人の女性は、どちらも共産党員です。

「経済」
1)銅価格と為替

銅の価格は1ポンド4.38ドルと好調です。このため為替も1ドル927ペソと最近では珍しいペソ高になっています。

2)株式市場IPSA

出ました、また新記録。7397ポイントまで上昇。チリの政治経済がそれほど好調には見えませんが?

3)イマセック指数

中銀発表の経済成長率は1月は2.5%でした。今年は少しは良くなるのでしょうか?

ただ2月に失業率の低下は見られず、就業者が増えていません。

4)物価上昇率IPC

2月の物価上昇率は0.4%で、今年に入って1.5%でした。年間予想は4.8%です。これは中銀の年間目標3%を大きく超えています。

「一般」
1)不正建設家屋の撤去

バルパライソ地区の86家族450人が住む地区の不法建設家屋を撤去しました。先日問題になったサン・アントニオ地区とは規模が違いますが、一応そのような不正家屋の撤去が行われたわけです。そこにまた誰かが入り込まないようにチェックをしてほしいですね。

2)山火事

南部アラウカニア州の幹線道路5号線地区の山火事で消防隊員一人が死亡しました。そしてその車線を走っていた車が数台も火に巻き込まれ延焼しました。山火事ではないですが、首都圏のブインで大きな火事が起き多くの家屋が燃えました。
3)社会問題

今週、夏のバケーションが終わって学校・会社員が通常生活を始めましたが、心配されたほどの大混乱はありませんでした。それから先週の大規模停電に関する原因・責任についてまだ明確な報告がありません。調査中なのか、報告を抑えているのかどちらかな?

私の家に停電時の非常電灯を設置しました。停電してもリビングなどは通常を保てます。もちろん停電してほしくはないですが。                以   上
「3月10日ー3月16日」

「政治」
1)ボリッチ動向

大統領府の報告ではカサブランカの新築病院の開所式に参加し、皆さんの健康を守っていきたいとコメントしました。

内閣入れ替え

防衛大臣のフェルナンデスと大統領府の幹部をするクリスピが辞任しました。辞めたのか辞めさせられたのかはよく分かりません。フェルナンデスはアジェンデの孫です。アジェンデの家を政府が購入して歴史博物館にしようとしたのが問題になったのですが、私は彼女に不正な意図はなかったと思いますが、実際はどうだったのでしょう?

テレビの番組にボリッチが出場しました。この件について質問されると、私は「彼女に悪気があったとは思いません。政府がその家を購入して歴史博物館にすることに不正な要素はありません」としました。裁判になるのでしょうか。

クリスビは新左翼でボリッチの側近だったのですが、新左翼の不正問題に関与していたのでしょうね。この状況はボリッチ政権の内部崩壊の象徴だとする声が大きくなっています。ボリッチは、自分の政権について、週40時間労働を確認し、男女平等案を作成し、市民の安全・平等について成果を出しているとしました。しかし、その二人の後任をどうするかについてはボリッチはコメントしていません。

2)大統領選挙

先週、グラネロの殺人事件が大きな話題になりましたが、それが大統領選挙にも影響しています。右翼のマテイは死刑の復活が大事だとしました。チリに死刑はありましたが、ラゴス政権の時、それが廃止されました。人を殺すのは罪だとしながら、国が殺人をするのはおかしいとなったわけです。マテイがその復活をコメントすると他の候補者は彼女を激しく批判しました。しかし新聞に大統領選の候補者が多すぎる、チリの現在は異常だとされました。確かにそうですね。

与党側は、中道左派の社会党とそこから別れたPPD党がトア前内務大臣を推すはずですが、社会党が渋っています。民政化してから最初の大統領を出したキリスト教民主党DCはアルベルト・ウンドウラガを選びました。彼は「ボリッチを支持するは30%だからこのままでは次の政権は右翼になるのは明白だ。どうすればその傾向を変えられるか検討したい」としています。そこから分かれた民主党はヒメナ・リンコンを候補者にしました。

新左翼は土曜日の総会で11時間討論した結果、候補者の選択が出来ず、次の機会まで待つことになりました。

右翼側は3人の候補者で中道右翼のマテイ、極右の共和党のカスト、そこから分かれたカイセルです。その他に独立派も出るようです。

3)下院議長のスキャンダル

先週に彼女と前サンティアゴ区長の間で、情報交換を携帯電話でしていたのがばれました。彼女は出産したばかりで、今週数か月ぶりに職場(国会)に戻って来ましたが、何と赤ちゃんを抱いて来ました。やる気がないのか、いじめられるのを避けるためか分かりませんが、赤ちゃんを議員に見せたわけです。

その情報を渡していたのが中国人の実業家ですが、彼女はその中国人が持つマンションに住んでいます。如何にも怪しい状況ですね。そのオーナーから「怪しまれないよう毎月マンション代を払ってください。その後で、その金額をあなたの口座に戻します」そんなことないかな?その他にボリッチを厳しく批判しているのが漏れました。

野党の側から彼女の辞任が要求されていますが、彼女は気にしていないようです。

共産党の党首はわが党の議員を批判する動きを容認できないとコメント。その見解は正しいですが、同党の議員が怪しい行動をしているのを抑えられないなら党首の責任でしょうね。

「経済」
1)銅価格と為替

銅価格は1ポンド4.42ドルと高くなりました。トランプになってから5%も上がっています。為替は1ドル932ペソでした。ガソリン代が30ペソほど下がりました。93オクタンで1400ペソほどだったのが1370ペソになったわけです。

2)株式市場IPSA

数字が毎週、登っていきます。今週も7450ポイントとまた新記録でした。トランプの政策の影響でしょうか?

「一般」
1)犯罪

首都圏の隣の州のグラネロ市で殺人事件がありました。5人組が家に入り込み、その夫婦を殺しました。その地区の住民はこの先どう生きていくのかと苦しんでいます。

ビタクラ区の4名の安全管理員が犯罪人を抑えようとしたところ、車ではねられました。それほど重症ではなかったようですが、危険な仕事ですね。

世論調査で毎日の市民の安全が最重要な課題と考えられていますが、政府のその対策が上手く行っていないことは明白ですね。

今週は火事の話題が出ませんでした。火事が収まったのでしょうね。自然発火も放火もなかったのかな。

2)交通事故

コキンボでバス4台が追突して6人の死者と40数名の負傷者が出ました。2階建てバスの安全性が問題になっています。

サンティアゴのイタリア広場の道路工事

工事が始まっています。そこにバケダーノ将軍の銅像が置かれていたのですが、5年前の社会騒乱の時、その銅像が傷つけられたので、軍はそれを外し軍隊の中に保管しています。騒乱が収まったので、その銅像をまた建てるか、その替わりにノーベル賞のガブリエラ・ミストラルの銅像に替えるか話されています。右翼と左翼の争いですか?

3)超過重

チリでは83%の市民が肥満で、そのうち42%が超過重関連の病気になる可能性があるとか。この数字は南米で一番高い由。どうしたのチリ?          以   上
「3月17日ー3月23日」
「政治」
1)ボリッチ動向

選挙管理委員会の設立100周年記念の式に参加し、チリの民主化のために大きな貢献をしているとしました。文化勲章の表彰式に出席し、5名の受賞者にあなた方はチリの誇りですとコメントしました。そして空軍の創立95周年儀式に参加しました。

また財務大臣・労働大臣などと共に厚生年金の改正を発表しました。

最低年金を上げるのですが、280万人の人に14-35%のアップになるとか。

それから 今月末にインドに外遊する由。中国様様だったのが風が代わり、今度はインドに接近ですか。

2)カリオラ下院議長の辞任

先週赤ちゃんを連れて議会に来て話題になった彼女ですが、任期の途中で辞任しました。まだ隠れている事実があるのでしょうね。しかし彼女の携帯電話の会話が新聞に掲載されたことについて、検察はそれをする権利があるのかと問題になっています。彼らが容疑者の携帯電話の内容を調べるのはともかくそれを第3者に知らせるのは正常とは思えません。彼らが誰かに頼まれてやっていたのなら、次は彼らが犯人になりますね。

3)大統領選挙

新左翼の候補者が決まりませんが、共産党はハラとハドゥエのどちらかが候補者になりそうです。ハラは女性で労働大臣、ハドゥエは裁判になっている元区長です。与党側の主力候補のはずの前内務大臣のトアはあまり話題になりません。確かに右も左も魅力ある候補者はいませんね。

今週の候補者支持の世論調査では、1位がマテイ(24%)2位がカイセル(17%)3位がカスト(16%)4位がトア(11%)そして5位にハラ(4%)でした。何と1位から3位まで右翼が抑えています。次の選挙では右翼が勝つのは間違いないようです。

しかし右翼のカストとカイセルは右翼内の1次予選を拒否していますから3人が本選に出れば、もし左翼代表が一人なら左翼が勝つかもしれませんね。ところでハラが候補者になれば、労働大臣を辞任する必要があります。するとまた内閣改造ですね。来週、安全省大臣が発表されそうです。もうボリッチ政権の最後の年なので与党内の均衡など考えずに

仲間の新左翼を任命するのではと言われます。

「経済」
1)銅価格と為替

銅価格は1ポンド4.46ドルと高値安定です。このため為替も1ドル926ペソとペソ高になっています。

2)GDP経済成長率

中銀の発表で昨年は2.6%の成長、ボリッチ政権になってからの過去3年で1.8%を記録しています。今年度はそれをさらに上回ることが予想されて

います。ボリッチはニッコリですね。

それから公定歩合を5%のまま維持するとしました。物価上昇率の問題がありますが。

今年の夏の外国人観光客は前年対比57%のアップでした。10や20%ではありません。チリが圧倒的な人気を誇っていると言うことですね。チリ人にはチリの物価は高いと言われますが、外人には安いのですね。外人観光客の増加はチリ経済に好影響するのですが。

3)IPSA株式市場

7586ポイントとまた新記録が出ました。その理由について新聞に特集記事が出ましたが、年金制度の改善、政治不安定の縮小、コロナ問題の終焉、公定歩合の安定、外国人投資家の戻りなどの理由でチリの株式市場は活性化しているらしい。ボリッチ政権は役に立たないと言われているのとは大きく違う考え方ですね。

「一般」
1)犯罪

この月曜日、1日で6件の殺人事件が起き、まったく収まる様子がありません。昨年、南部ビオビオ州のカネテで警官殺人事件がありましたが、その犯人の一人が事故現場の近くで逮捕されました。その地区に住んでいたわけですね。殺人の理由は複雑でしょうね。この話題はこれから継続しそうです。

それから、学生の麻薬使用者が、南米の中でチリが首位になったとか。親からその金はもらえないので、未成年が犯罪に走るのですね。チリの悲しい実情です。これは警察の問題ではなく、教育省が前面に立ってそれを抑える仕事をするべきです。すべての学校の両親に、お子さんの安全のため、麻薬には手を出さないように教育してほしいとするべきですね。

2)人口問題

人口を維持していくためには一人の女性が平均2.1人の子供を出産する必要があるそうですが、チリの場合は2023年の場合わずか1.2人でした。しかもその出産の内19%は外国人の女性でした。

3)ロラパロサ音楽会

この週末、この音楽祭が都内で開かれ何万人ものファンが深夜までロックを楽しみました。この音楽祭は毎年行われ、それがもう長い間続いています。私の若いころ、この種のウッドストック音楽祭が注目されましたが、今では行ってみたいと思いません。

4)山火事

アラウカニア州のトライゲンでかなりの山火事が起きています。隣のビオビオ州にもそれが影響しそうとか。久しぶりの大火事になりそうです。          以  上

「3月24日ー3月30日」
この週のニュースは、都合により,5月上旬にアップさせていただきます。