1923年の関東大震災から102年。当時日本にいたメキシコ人がこの大災害の混乱のなかでどのように生き、苦闘したのかはほとんど知られていません。
本講演では、メキシコ外交官による報告書やメキシコの新聞記事、米国の出版物に掲載されたものに基づく歴史復元の中で一連の出来事を明らかにすることを試みます。
日本のメキシコ人たちの経験を詳細に記録した外交官や数少ない居住者によるこれらの資料を用いて関東大震災という同じ―しかしそれぞれ異なる形での―経験をした彼らとその家族の生活を再現します。
■ 講師:カルロス・ウスカンガ (メキシコ国立自治大学教授)
■ 日時:5月30日(金)17:30~19:00
■ 会場 上智大学中央図書館8階L-821会議室
■ 使用言語 スペイン語
■ 申込不要/参加費無料
■ 主催 上智大学イベロアメリカ研究所https://dept.sophia.ac.jp/is/ibero/
■ 問合せ先:ibero@sophia.ac.jp