今回は、樋口和喜氏に「アメリカで成功するならスペイン語を学べ~ヒスパニックとの異文化交流~」と題して講演いただきます。
アメリカでは2050年にヒスパニック人口が128百万人、全人口の1/3を占める予測があり、労働市場や消費市場に大きな変化をもたらします。そのルーツは主にメキシコ、中米、カリブ諸国であり、ヒスパニックと中南米との関係や今後のアメリカ市場の変化は看過できません。
従って、ヒスパニックの定義とその現状を整理して、SDGsの推進にも役立ちアメリカで成功するために欠かせない要件を、ご自身の経験も踏まえ、マイノリティクレジット、グローバル人材、異文化交流、スペイン語の必要性などから考察されます。ヒスパニックや長期滞在者の中にはメジャーリーガーも大勢います。一つの例として日本人メジャーリーガーのスペイン語習得の目的も参考にして、グローバル人材がアメリカで成功するためには、ある程度スペイン語に触れる必要性があることをお話しされます。
樋口氏は岐阜県岐阜市の出身。早稲田大学在学中、メキシコに1年間公費留学。卒業後、住友商事㈱に入社され、中南米市場調査業務を経て自動車製造関連のビジネス、部品の製造投資事業を北中南米、欧州、アジアで展開。海外勤務はメキシコに4回、合計17年間の駐在。メキシコ住友商事社長時、最大15の事業会社の経営支援を実施され、その後メキシコキリウ社長を務められました。63歳の時に駐エルサルバドル日本国特命全権大使に任命され、3年半の間、ODAの推進、日本企業の支援、外交の促進を図られました。現在は、グローバル人材育成の動画講師、スペイン語の講師、スタートアップ企業の支援をされています。
著書に「ヒスパニックマイノリティとメキシコ自動車ビジネス」(日本橋出版)、「商社マン、エルサルバドル大使になる」(集英社インターナショナル)があります。
| 日時 | 2026年1月22日(木)21:00~22:15(日本時間) |
|---|---|
| 形式 | ZOOMによるウエビナー |
| 講演題 | 「アメリカで成功するならスペイン語を学べ~ヒスパニックとの異文化交流~」 |
| 講師 | 樋口 和喜 氏(元駐エルサルバドル大使) |
| 主催 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 |
| 参加費 | 無料 |
| 申込期限 | 2026年01月19日(月) |
下記Webサイトより、2026年1月19日(月)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
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