『新訂版 現代ブラジル論 -激動の世界で高まる存在感』 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

『新訂版 現代ブラジル論 -激動の世界で高まる存在感』


『新訂版 現代ブラジル論 -激動の世界で高まる存在感』
 堀坂 浩太郎・子安 昭子・竹下 幸治郎 上智大学出版発行・ぎょうせい発売
 2025年9月 415頁 2,200円+税 ISBN978-4-324-11561-9

 本書は2019年のボルソナーロ政権発足直後に刊行された『現代ブラジル論 -危機の実相と対応力』の新訂版として、ボルソナーロ政権の4年とそのあと交替したルーラ第3期のG24、BRICS、COP30議長国を務めた外交面での活躍、2025年7月のわが国との外交関係130周年を契機に実現した「戦略的グローバル・パートナーシップ」提携とルーラ大統領の国賓招聘までの最新事情をまず解説し、次いで21世紀に入ってからコロナ禍までの主な動き、1964年から21年続いた軍政が1985年に民政移管し民主化を果たした現代ブラジルの変革を政治、経済・ビジネス、国際関係の側面から整理している。
 読者の関心分野によってどのパートから読んでもいい、コンパクトな新書だが多様な国ブラジルを理解する上で有用な解説書。

〔桜井 敏浩〕

〔『ラテンアメリカ時報』2025/26年冬号(No.1453)より〕