2013年10月18日(金)15:00から17:00まで、米州開発銀行(IDB)アジア事務所会議室にて、IDB後援のもと(株)ヤクルト本社取締役常務執行役員・成田裕氏、YKK AP(株)執行役員・八木繁和氏のお二方をお迎えし、標記の講演会の第2弾を実施いたしました。(写真左から八木氏、成田氏)
両社はブラジル、メキシコなどラテンアメリカを代表する国々に早くから進出し、地元との軋轢や経済情勢に翻弄されながらも、今日まで永年に亘り信頼関係を構築出来た背景や地場に根ざす経営のヒントを惜しみなくお話頂きました。
ヤクルト本社は、日本でも特徴的な販売ツールである「ヤクルトレディー」を各国に配置し、地元密着型でお客様に喜んでもらい健康増進に寄与するという理念のもと、ブラジルの貧困地域にも進出し、成功を収めているという大変興味深いお話でした。
YKK APは、中米から事業展開を開始し、その後経済成長著しかったブラジルからの要請を受けて同国に進出し、ファスナー事業や建材事業で成功を収める一方、異業種の農園経営に携わるなど、当初の苦労話や海外展開の面白さをお聞きできました。
今回は女性の参加者も多数おられ、いつもと違った視点からの質問もあり、有意義な講演となりました。
講演会配布資料は「ダウンロード」ページ[url=http://www.latin-america.jp/modules/d3downloads/index.php?cid=5][color=FF6600]「講演会配布資料」[/color][/url]をご参照下さい。
(2013-10-18)