この度、外務省と国際協力機構の共催で、日・中南米有識者対話、「開かれた地域主義(Open Regionalism)」―「質の高い成長」に向けた日本と中南米の相互協力―を開催いたします。
21世紀に入り、アジア太平洋および中南米地域の国々は域内の地域連携を拡大・深化することで大きな発展を遂げてきました。 しかし、近年、その基盤となる国際経済・安全保障体系が中国の台頭、英国のEU離脱(Brexit)、米国トランプ政権下における前政権からの大幅な政策転換など変化が見られます。 この環境の下、日本と中南米の有識者が一堂に会し、それぞれの地域の発展の歴史を振り返り、「発展を共に」に向けた強固で深化した協力と連携の可能性を議論する意義は大きいと考えます。
今回の日・中南米有識者対話では、日本と中南米諸国が、アジア太平洋と中南米地域の発展のために、どのように公正・透明で開かれた関係を構築できるかについて、TPP11(CPTPP)や 日EU経済連携協定(EPA)の進展等、日本のイニシアチブを踏まえ議論いたします。日本・ラテンアメリカ関係の発展を考える機会です。是非、積極的にご参加ください。心よりお待ちしております。
【日時】2018年10月11日(木)13:30~17:00(13:00受付開始)
【会場】国際協力機構(JICA) 市ヶ谷ビル2F 国際会議場
新宿区市谷本村町10-5 TEL: 03-3269-2911
【主催】外務省・国際協力機構(JICA)
【スピーカー】
■日本側
細野昭雄 国際協力機構(JICA)研究所 シニア・リサーチ・アドバイザー
堀坂浩太郎 上智大学名誉教授
桑山幹夫 神戸大学経済経営研究所フェロー
安部憲明 外務省経済局政策課企画官ー
前田 秀 国際協力機構(JICA)理事
■中南米側
アルベルト・アウグスト・ロハス・モスコソ
フィニス・テラ大学(チリ)教授、広報・人文学科国際問題研究所長
エドゥアルド・アルベルト・サドゥス
アルゼンチン国際関係評議会(CARI)アジア委員会委員長
ソランジ・マルケス・エスピノサ
メキシコ国際問題評議会(COMEXI)評議員・研究員
オリバー・ストゥンケル
ジェトゥリオ・ヴァルガス財団・歴史・社会科学スクール(サンパウロ校) 国際関係センター准教授
【言語】
日本語・スペイン語・ポルトガル語同時通訳
【参加費】無料
【定員】100名 ※先着順。定員に達し次第締め切ります。
【申し込み】
以下サイトからお申し込みください。
2018日中南米有識者対話 申し込みサイト
【お問い合わせ】
■外務省中南米局南米課
東京都千代田区霞が関2-2-1、Tel: (03) 5501-8286
■一般社団法人ラテンアメリカ協会
東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル 120A
Tel : (03) 3591-3831 Fax: (03) 6205-4262 E-Mail: info@latin-america
【2018日中南米有識者対話のご案内】(PDF) こちらをクリック