ルベン・ダリオ物語全集出版記念 渡邉尚人講演『ルベン・ダリオの世界』
日時:6月10日(木)18:30-
日本語
オフライン会場:インスティトゥト・セルバンテス東京(要予約)
オンラインでも開催。詳細は下記をご覧ください。
https://ruben-dario2021.peatix.com/view
講演概要:
ルベン・ダリオ物語全集出版を記念して、ニカラグアの国民的詩人でモデルニズムの巨匠ルベン・ダリオのめくるめく世界を紹介する講演会を開催します。
ニカラグアでの渡邉尚人氏とルベン・ダリオ作品との忘れられぬ出会い、ニカラグア湖の船着き場で出会った少女の詩の朗読から始まります。
そして、ルベン・ダリオを育んだ長い詩の伝統と文化につきニカラグアの文学史をご紹介します。詩人の生涯、文学作品の特徴、日本との関係、4月刊行された物語全集の紹介、最後にルベン・ダリオの詩の朗読で締めくくります。
聞き役に、同じくルベン・ダリオ研究者、日本学術振興会特別研究員PDの棚瀬あずささんをお招きします。
●Rubén Darío
1867年生、1916年没。中米・ニカラグアの国民的作家で、モデルニスム(近代文芸主義)の巨匠。19歳で出国しアルゼンチンの新聞特派員として活躍しながら、詩や散文の創作活動を続け、40歳で凱旋帰国。故郷のレオン市にて49歳で死去するまで、数々の公職も務めた。
●渡邉尚人
1956年(昭和31年)生まれ。東京外国語西語科卒業後、外務省に入省。欧米・中南米公館に勤務、(前)バルセロナ日本国総領事。ニカラグア言語アカデミー海外会員、欧州王立博士アカデミー名誉会員、ルベン・ダリオ世界運動名誉副会長。著書に『ロスト・ファミリー~失われた家族の肖像~』(文芸社)、『葉巻を片手に中南米』(山愛書院)、ルベン・ダリオの翻訳書『ニカラグアへの旅、インテルメッソ・トロピカル』(日本図書刊行会)、『青…─アスール─』(文芸社)、オッペンハイマーの翻訳書『創造か死か』(明石書店)等がある。