イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

9月
9
2022
ラテンアメリカなるほどトーク2022年度第5弾 「パナマ人と運河の絆」ルベン・ ロドリゲス・サム―ディオ 北海道大学法学研究科助教・パナマ共和国弁護士(9月9日【金】21:00-22:15)
9月 9 @ 21:00 – 22:15

 ルベン・ロドリゲス氏は、1985年パナマ生まれ。2009年にパナマ大学法政治学部卒業。パナマ共和国弁護士。2011年に北海道大学法学研究科に入学し、2014年に修士課程修了、2014年に博士課程に入学、2017年に博士号を取得しました。現在は、北海道大学の法学研究科研究員として、研究活動や教職に従事、また慶応義塾大学、愛知県立大学でも教鞭をとっています。

 ラテンアメリカ協会の「投稿欄」に連載パナマレポートを毎月執筆していただいており、この8月までに28本を数えます。驚くべきことに、原稿は日本語で送られてきており、ほとんど修正の必要がないくらい流ちょうな日本語を駆使されています。

 パナマと言えば、誰もがパナマ運河が頭に浮かびます。パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ閘門式運河ですが、1919年に開通し、1999年12月に、米国の管理下からパナマに完全返還されました。その後2016年6月には大型の船舶の通行も可能となりました。

 パナマ運河は、国際貿易中心地のひとつであり、パナマの国宝と言っても過言ではありません。小さいパナマでは、運河が国民と深い絆があるにも関わらず、約百年の間、米国政府にお管理されて、パナマ人の立ち入り禁止という所もありました。パナマ政府や国民は様々な活動を行って、ようやく1999年にパナマ政府の管轄下にもどりました。このトークでは、パナマ人と運河の関係を説明し、一人のパナマ人としてパナマ運河の重要性を語っていただきます。

日時 2022年9月9日(金)21:00-22:15(日本時間)07:00-08:15(パナマ時間)
形式 リモート(Zoom)方式
演題 パナマ人と運河の絆
講師 ルベン・ロドリゲス・サム―ディオ(北海道大学法学研究科研究員・パナマ国弁護士)
参加費 無料(会員、非会員を問わず無料)
申込期限 2022年9月6日(火)

お申込み

下記Webサイトより2022年9月6日(火)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry

お問い合わせ

一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp

4月
16
2024
JICA中南米2所長報告会:ブラジル事務所長 江口雅之所長/ホンジュラス事務所 篠克彦所長
4月 16 @ 10:00 – 11:30

JICA、国際協力機構は、中南米(ラテンアメリカ・カリブ)地域33か国のうち23か国に拠点を設け、現場のニーズを収集・分析しながら、日系企業を含む多様なパートナーと連携しつつ、技術協力、資金協力、民間連携事業、ボランティア派遣など、さまざまな国際協力を行っています。

「グローバルサウス」と称される国々が台頭する国際社会でプレゼンスを高めているのがブラジル。2024年はG20の議長国として、貧困・飢餓の解消と社会包摂、そして気候変動を含む持続可能な開発等に優先的に取り組むとしており、ルーラ大統領の手腕が問われる年でもあります。また、近年、中南米諸国と中国の経済的な相互依存関係は一層強まっています。こうした状況下、23年、台湾と断交し中国との外交関係を樹立したのがホンジュラス。米中対立が深まる中、中南米地域は国際社会におけるパワーバランスの変革の時期に直面していると言え、両国の今後の開発の行方が注目されます。

今般、ブラジル、ホンジュラスの現場で陣頭指揮をとられている所長を講師としてお迎えし、報告会を開催致します。それぞれの国で体感された社会、経済等の実態に加え、活動状況、協力の方向性をご報告いただきます。

20240416_JICA2所長講演会案内(講師プロフィール含む)[PDF]

日 時 2024年4月16日(火)午前10時~11時30分(日本時間)、2024年4月15日(月)夕刻から夜(中南米時間)
形式 ZOOMによるウエビナー
講演題
1.コロナ禍からG20に至るブラジルでの3年間を振り返る
江口 雅之 JICAブラジル所長
着任時には毎日2~4千人の新型コロナウィルス感染死者を生んでいたブラジルで、JICAがどのようなコロナ対応の協力を行ってきたのか、国民を二分する激しい選挙戦を経て右派から左派へ政権が交代し、グローバルサウスの旗手として再び国際場裡でプレゼンスを高めているブラジルに対してJICAがどのような国際協力を行い、これから行おうとしているのか、また、世界最大規模の2百万人の日系社会を擁する日系社会の現状課題とJICAの取組について、現場で感じた「熱」を聴衆の皆さんへお届けします。
2.ホンジュラスは何処へ行くのか。JICAに何ができるのか。
篠 克彦 JICAホンジュラス事務所長
コロナ禍のさなか、2020年11月に相次いで襲来した熱帯低気圧ETA、IOTAにより甚大な経済的被害を受けたホンジュラス。もともと1人当たりGDPが中南米で下から3番目の当国にとって、社会や経済に成長を取り戻すことは容易ではない。治安問題や汚職問題、そして不法移民問題なども、健全な成長にとっての阻害要因となる。そうしたなか、2022年1月に発足した左派のシオマラ・カストロ政権は、何を目指し、中国との国交樹立に何を期待するのか…。

社会のニーズや現政権の方向性をどう読み解いてきたか、そしてJICAとしてどういった貢献を目指しているのか、現場の視点をお伝えします。

講師 江口 雅之 JICAブラジル所長
篠 克彦 JICAホンジュラス事務所長
主催 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
参加費 会員無料、非会員1,000円、大学院・大学生は無料
申込期限 2024年4月11日(木) (日本時間)

お申込み

下記Webサイトより、2024年4月11日(木) (日本時間)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry

お問い合わせ

一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp

4月
18
2024
「ラテンアメリカなるほどトーク」2024年第1回「日本の古典をスペイン語の世界へー翻訳の苦労と楽しみー」伊藤昌輝氏 元ベネズエラ大使
4月 18 @ 21:00 – 22:30

本年度第1回目の「ラテンアメリカなるほどトーク」は、「日本の古典をスペイン語の世界へ ―翻訳の苦労と楽しみー」という文化と教養にあふれたテーマを取り上げました。

講師の伊藤昌輝さんは、1941年生まれで、外務省に入省され、マイアミやリオデジャネイロ総領事、ホンジュラス大使、ベネズエラ大使を務められました退任後は、一橋大学客員教授、ラテンアメリカ協会副会長、日本ベネズエラ協会会長も歴任されました。その間、訳書として『コルテス報告書簡』(法政大学出版局)等様々な翻訳も手掛けられました。日本の古典を広くスペイン語圏に普及すべく、数多くの古典作品、例えば、『方丈記』、『閑吟集』、『梁塵秘抄』、『芭蕉文集』、『世間胸算用』、『小倉百人一首』、『一握の砂』、『悲しき玩具』、『ローマ字日記』、『土佐日記』等)を翻訳され、日本、スペイン、アルゼンチンおよびベネズエラにおいて出版されました。

今回のウエビナーでは、伊藤大使が30年間に及ぶ中南米での外交官としての生活を終えた後、どうして日本の古典のスペイン語訳に専念する気になったのか? なぜ上述した多くの作品を翻訳することにしたのか、それぞれの作品の紹介、翻訳や出版の際に苦労した点等について語っていただきます。

日本文化の世界、とりわけスペインやラテンアメリカへの普及に関心のある方、スペイン語の学習に関心のある方、文化力・教養力のアップを目指したい方、駐在員の方で日本文化を現地で語りたい方、等々のご参加をお待ちします。

日 時 2024年4月18日(木)21:00-22:30(日本時間)
形式 ZOOMによるウエビナー
講演題 「日本の古典をスペイン語の世界へー翻訳の苦労と楽しみー」
講師 伊藤昌輝氏(元ベネズエラ大使 )
主催 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
参加費 無料
申込期限 2024年4月15日(月)

お申込み

下記Webサイトより、2024年4月15日(月)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
https://latin-america.jp/seminar-entry

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一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp