島袋正克氏は、ボリビアで著名な日本人ビジネスマンとして活躍されています。沖縄から、1963年第17次計画移民としてボリビアに移住され、一時帰国後に、1994年ボリビアに再移住し、(有)伊島を設立されました。現地では、日本ボリビア商工会議所を設立し、初代会頭を務められました。また現地のサンタクルス貿易協会の理事として活躍されています。昨年6月には、このラテンアメリカなるほどトークで「Okinawa to 沖縄」というテーマで、サンタクルスの沖縄コロニアから日本への穀物輸出の成功例についてお話いただきました。
島袋氏は、多彩な才能の持ち主で、小説家でもあります。今回のテーマのエルネスト・チェ・ゲバラについても大きな関心を持っておられます。ご承知の通り、ゲバラは、1959年のキューバ革命の英雄ですが、ボリビアでも革命運動を起こすべく、1967年、ボリビアの東部、サンタクルス県のジャングルに入って戦い、ボリビア軍に捕らえられて処刑されます。
島袋氏は、そのゲバラ最後の地を何度も訪れ、その地でチェ・ゲバラの最後に疑問を抱きます。今回のトークでは、ゲバラがなぜボラビアに潜入し、サンタクルスを蜂起の地として選んだのか、その疑問を語って頂きます。
また、同氏は7月中旬から下旬にキューバ出張を予定しており、キューバでのエルネスト・ゲバラについてもお話し頂けます。
日時 | 2022年8月4日(木)21:00~22:15(日本時間)08:00~09:15(ボリビア時間) |
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形式 | リモート(Zoom)方式 |
演題 | 「エルネスト・チェ・ゲバラ最後の日々」 |
講師 | 島袋正克(有)伊島代表取締役(在サンタクルス) |
参加費 | 無料(会員、非会員を問わず無料) |
申込期限 | 2022年8月1日(月) |
お申込み
下記Webサイトより2022年8月1日(月)までに、お一人ずつご登録ください。お早めにお申込み頂ければ幸いです。
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一般社団法人 ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel: 03-3591-3831、E-mail: info@latin-america.jp
誰も予期せぬ形で凶弾に斃れた安倍晋三元総理は、在任中「地球儀を俯瞰する外交」を掲げて外交面で多くの功績を挙げました。その悲報に接し、世界各地の要人から哀悼の意が多数寄せられています。中南米諸国との外交においても、安倍総理は日本との関係の緊密化に多大な貢献をされましたが、残念なことに他の地域と比べ、対中南米外交におけるその功績が語られることはそれほど多くはありませんでした。
講演者の山田彰前大使は、東京五輪招致が決まったアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでのIOC(国際オリンピック委員会)総会(2013年)や、わが国の対中南米外交史上画期的な首脳訪問となった2014年の中南米諸国歴訪に、中南米局長として安倍総理に同行し、中南米政策スピーチ「Juntos!」*、中南米日系社会との関係強化、第1回日本カリコム(カリブ共同体)首脳会合などの現場で、首脳外交を支える重要な立場にあった外交官です。
ご講演では、各国首脳とのやりとりなど安倍外交のエピソードや知られざる秘話を多々交えて、安倍総理と中南米について語っていただきます。安倍総理への哀悼の意を込めた企画でもありますので、奮ってご参加ください。
*スピーチの正式タイトルは「Juntos!! 日本・中南米協力に限りない深化を-対中南米外交・三つの指導理念―」で「発展を共に、主導力を共に、啓発を共に」をうたった。
日時 | 2022年9月7日(水)10:00~11:30 |
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形式 | Zoomによるオンライン |
講師 | 山田 彰 元中南米局長、前駐ブラジル大使 |
参加費 | 会員:無料 学生・大学院生:無料、その他非会員:1,000円 |
申込期限 | 2022年9月2日(金) |
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ルベン・ロドリゲス氏は、1985年パナマ生まれ。2009年にパナマ大学法政治学部卒業。パナマ共和国弁護士。2011年に北海道大学法学研究科に入学し、2014年に修士課程修了、2014年に博士課程に入学、2017年に博士号を取得しました。現在は、北海道大学の法学研究科研究員として、研究活動や教職に従事、また慶応義塾大学、愛知県立大学でも教鞭をとっています。
ラテンアメリカ協会の「投稿欄」に連載パナマレポートを毎月執筆していただいており、この8月までに28本を数えます。驚くべきことに、原稿は日本語で送られてきており、ほとんど修正の必要がないくらい流ちょうな日本語を駆使されています。
パナマと言えば、誰もがパナマ運河が頭に浮かびます。パナマ運河は太平洋と大西洋を結ぶ閘門式運河ですが、1919年に開通し、1999年12月に、米国の管理下からパナマに完全返還されました。その後2016年6月には大型の船舶の通行も可能となりました。
パナマ運河は、国際貿易中心地のひとつであり、パナマの国宝と言っても過言ではありません。小さいパナマでは、運河が国民と深い絆があるにも関わらず、約百年の間、米国政府にお管理されて、パナマ人の立ち入り禁止という所もありました。パナマ政府や国民は様々な活動を行って、ようやく1999年にパナマ政府の管轄下にもどりました。このトークでは、パナマ人と運河の関係を説明し、一人のパナマ人としてパナマ運河の重要性を語っていただきます。
日時 | 2022年9月9日(金)21:00-22:15(日本時間)07:00-08:15(パナマ時間) |
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形式 | リモート(Zoom)方式 |
演題 | パナマ人と運河の絆 |
講師 | ルベン・ロドリゲス・サム―ディオ(北海道大学法学研究科研究員・パナマ国弁護士) |
参加費 | 無料(会員、非会員を問わず無料) |
申込期限 | 2022年9月6日(火) |
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JICA、国際協力機構は、中南米(ラテンアメリカ・カリブ)地域33か国のうち23か国に拠点を設け、現場のニーズを収集・分析しながら、日系企業を含む多様なパートナーと連携しつつ、技術協力、資金協力、民間連携事業、ボランティア派遣など、さまざまな国際協力を行っています。
「グローバルサウス」と称される国々が台頭する国際社会でプレゼンスを高めているのがブラジル。2024年はG20の議長国として、貧困・飢餓の解消と社会包摂、そして気候変動を含む持続可能な開発等に優先的に取り組むとしており、ルーラ大統領の手腕が問われる年でもあります。また、近年、中南米諸国と中国の経済的な相互依存関係は一層強まっています。こうした状況下、23年、台湾と断交し中国との外交関係を樹立したのがホンジュラス。米中対立が深まる中、中南米地域は国際社会におけるパワーバランスの変革の時期に直面していると言え、両国の今後の開発の行方が注目されます。
今般、ブラジル、ホンジュラスの現場で陣頭指揮をとられている所長を講師としてお迎えし、報告会を開催致します。それぞれの国で体感された社会、経済等の実態に加え、活動状況、協力の方向性をご報告いただきます。
20240416_JICA2所長講演会案内(講師プロフィール含む)[PDF]
日 時 | 2024年4月16日(火)午前10時~11時30分(日本時間)、2024年4月15日(月)夕刻から夜(中南米時間) |
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形式 | ZOOMによるウエビナー |
講演題 |
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講師 | 江口 雅之 JICAブラジル所長 篠 克彦 JICAホンジュラス事務所長 |
主催 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 |
参加費 | 会員無料、非会員1,000円、大学院・大学生は無料 |
申込期限 | 2024年4月11日(木) (日本時間) |
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本年度第1回目の「ラテンアメリカなるほどトーク」は、「日本の古典をスペイン語の世界へ ―翻訳の苦労と楽しみー」という文化と教養にあふれたテーマを取り上げました。
講師の伊藤昌輝さんは、1941年生まれで、外務省に入省され、マイアミやリオデジャネイロ総領事、ホンジュラス大使、ベネズエラ大使を務められました退任後は、一橋大学客員教授、ラテンアメリカ協会副会長、日本ベネズエラ協会会長も歴任されました。その間、訳書として『コルテス報告書簡』(法政大学出版局)等様々な翻訳も手掛けられました。日本の古典を広くスペイン語圏に普及すべく、数多くの古典作品、例えば、『方丈記』、『閑吟集』、『梁塵秘抄』、『芭蕉文集』、『世間胸算用』、『小倉百人一首』、『一握の砂』、『悲しき玩具』、『ローマ字日記』、『土佐日記』等)を翻訳され、日本、スペイン、アルゼンチンおよびベネズエラにおいて出版されました。
今回のウエビナーでは、伊藤大使が30年間に及ぶ中南米での外交官としての生活を終えた後、どうして日本の古典のスペイン語訳に専念する気になったのか? なぜ上述した多くの作品を翻訳することにしたのか、それぞれの作品の紹介、翻訳や出版の際に苦労した点等について語っていただきます。
日本文化の世界、とりわけスペインやラテンアメリカへの普及に関心のある方、スペイン語の学習に関心のある方、文化力・教養力のアップを目指したい方、駐在員の方で日本文化を現地で語りたい方、等々のご参加をお待ちします。
日 時 | 2024年4月18日(木)21:00-22:30(日本時間) |
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形式 | ZOOMによるウエビナー |
講演題 | 「日本の古典をスペイン語の世界へー翻訳の苦労と楽しみー」 |
講師 | 伊藤昌輝氏(元ベネズエラ大使 ) |
主催 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会 |
参加費 | 無料 |
申込期限 | 2024年4月15日(月) |
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