イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

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19:00 第125回ラテンアメリカ探訪 「エクアドル先住民解放運動のリーダー:レオニダス・プロアーニョ大司教の 没後の26年」
第125回ラテンアメリカ探訪 「エクアドル先住民解放運動のリーダー:レオニダス・プロアーニョ大司教の 没後の26年」
11月 17 @ 19:00 – 21:00
 エクアドルのカトリック司祭: レオニダス・プロアーニョは、1970年代後半にチンボラソ県に赴任し、農奴のように虐げられた先住民の悲惨な状態に憤り、解放の神学に則り、先住民の人権を回復させる運動を開始する。80年代、先住民の啓蒙活動、権利復権、農地改革を行い、先住民の農民たちが土地を所有できるよう、保守的な大土地所有者への抗議活動を展開し、農民たちを組織し、闘争を開始し、農民たちが等しく土地を持つことが出来るよう、活動した。農民たちが土地を所有するようになると、有機農法を指導。その後、1992年にはエクアドルの首都キトの大司教に任命されるが、胃癌となり、「貧しいインディオたちは未だ病院にも入れない」として、自らも病院に入院することを拒否し、1992年、死亡。当時のエクアドルのカトリック教会は解放の神学に対して無理解であり、キトの大司教としての葬儀を拒否され、ロハ県のコパワイコ村の教会に埋葬された。  チンボラソ県ではプロアーニョ神父が指導した有機農法が今も受け継がれており、自然環境を守ろうとする意識が高い。こうした思考を反映し、現ラファエル・コレア大統領が「Yasuni ITT」構想を打ち出したが、現在、その構想の夢は破れ、ヤス二での石油資源の再開発が行われることとなった。コレア大統領の環境保全政策の矛盾とその破綻した現状について、チンボラソ県で2年間見聞してきたことを土台として、私なりの見解を述べたいと考えております。 【日時】2014年11月17日(月)午後7~9時 【会場】千代田区和泉橋区民館3階和室 JR秋葉原駅昭和通り口下車、駅前の昭和通りを岩本町方向に歩き、最初の信号を渡って右折。書泉ブックタワー隣り。駅から徒歩3分くらいの距離。書泉の大きなビルを目指せば、すぐわかります。 【発題】安藤二葉(版画家) 【会場費】400円 【ラテンアメリカ探訪HP】http://www.ab.auone-net.jp/~tanpo/