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ベネズエラ映画『博士の綺奏曲』11/9(土)公開
ベネズエラ映画『博士の綺奏曲』11/9(土)公開
11月 9 終日
ベネズエラ映画『博士の綺奏曲』11/9(土)公開 原題:Yo y las bestias 監督:ニコ・マンサーノ 出演:ジーザス・ヌネス、ガブリエル・アグエロエ、ステファニア・キハダ、アーヴィング・コロネル 2021年/ベネズエラ/スペイン語/78分 協力:在日ベネズエラ大使館 11月9日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開 https://www.cine-mago.com/collection/hakasenokisoukyoku https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/7911/ 研究所に勤めながらも、オルタナティヴ・ロックバンド「ロス・ピジャミスタス」のボーカルを務めていたアンドレス(へスース・ヌネス)は、汚職にまみれた政権が主催する音楽祭にメンバーたちが無断で参加しようとしていたのを知り、脱退を決意する。バンドを離れ、ソロでの活動を開始したアンドレスのもとに現れた、顔なき奏者「ビースト」たち。混乱と貧困が日常を蝕んでいくベネズエラで、アンドレスはビーストたちとともに、孤高のアルバム制作を試みる……。 人も空気も澱み続ける日常を生きる男が、創作の衝動とともに現れた謎の存在「ビースト」と音楽を奏で、孤高のアルバム制作を試みる姿を映し出した『博士の綺奏曲』。 本作が長編監督デビュー作となるニコ・マンサーノは、経済危機・大規模停電により国外亡命者が続出し、混乱状態に陥った2016年当時のベネズエラを背景に、本作の脚本を執筆。アートディレクター・作曲家としての顔も持つマンサーノは『Al Pie del Volcán (火山のふもと)』をはじめ劇中曲すべても自ら制作。政治汚職やハイパーインフレなどベネズエラの情勢が悪化の一途をたどる中、5年間もの年月をかけて2021年に映画を完成させた。 カントリー、オルタナティブ・ロック調の流麗なメロディと、画面に広がるペールトーンのビジュアルによって独特の世界観を構築した本作は、ロカルノ国際映画祭2023オープン・ドアへ選出され、ベネズエラ映画祭では驚異の6冠に輝くなど、世界各地の映画祭で《史上最高のベネズエラ映画》として高い評価を得ている。
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