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2022年 新年のご挨拶
2022年 新年のご挨拶
1月 1 終日
2022年 新年明けましておめでとうございます Happy New Year 2022 Feliz Año Nuevo 2022 Feliz Ano Novo 2022 謹んで新春をお祝い申し上げます。 昨年一年間、ラテンアメリカ協会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延禍の中ではありましたが、講演会などのイベント、季刊誌である『ラテンアメリカ時報』の発行やホームページを通じて様々な観点からラテンアメリカ・カリブ(LAC)関連情報を発信することができました。皆様のご協力とご支援の賜物と深く感謝申しあげます。 ほぼ丸二年前に初めての感染例が報告されたコロナ感染症は、現在人々の想像をはるかに超えて、変異を繰り返しながら世界に深刻な打撃を与え続けています。LAC地域は、人口に比してコロナ感染者数、死者数が世界的にも高い地域で、COVAXなどを通じLACでもワクチンの供給体制が整いつつありますが、新たな変異株の出現など不透明な状況が続きます。世界規模での早い収束を願うばかりです。日本のLACへのアプローチとしては、2021年は1月、7月に茂木外務大臣がLAC8か国を歴訪、歴訪先の中米からオンラインでSICA(中米統合機構)、CARICOM(カリブ共同体)外相会合も開催、積極的に対LAC外交の深化に努めました。LACは国連の2030年アジェンダに積極的に取り組み、環境保全、脱炭素などの分野で先進的な動きもあります。日本は、ポストコロナを視野に、こうした分野でLAC と共同、協力し、コロナ下で顕在化した制度的・構造的諸問題の解決に向け、構造改革を誘発するような新たな開発に貢献できるのではないでしょうか。 2021年後半、南部南米ではピンク・タイドともとれる選挙結果が出ました。2022年、この流れはどうなるのか、10月にはブラジルの大統領選挙もあります。協会としては、本年も連携先シンクタンク、国際機関なども含め内外からの情報の収集と分析に努め、皆さまに一層充実した情報発信ができるよう邁進していく所存です。本年も協会活動への一層のご参加、ご協力とご支援をどうぞ宜しくお願いいたします。 2022年の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申しあげます。 一般社団法人 ラテンアメリカ協会
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