環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は、アジア・環太平洋地域における経済関係を一変させる可能性を秘めています。ここ日本では、TPPが国内市場に与え得る影響について関心が高まっていますが、それに劣らず、アジア、アメリカ、太平洋地域における日本の投資への影響も重大なものになると予測されます。TPPは対象地域の投資家に新しい保護を提供すると考えられ、日本企業にとっては、新たな投資機会を最大限に活かす態勢を整えるために、変化していく状況を精査する時機が訪れたといえます。
こうした背景をもとに、フレッシュフィールズは、国際商事法研究所と共に、環太平洋地域における国際投資紛争の今後に関する共催セミナーを開催いたします。経験豊富な投資紛争専門の弁護士である、ピーター・ターナー(パートナー)、ニコラス・リンガード(パートナー)、山川亜紀子(パートナー)、ダニエル・アレン(アソシエイト)がパネリストとして参加します。本セミナーでは、TPPが日本の環太平洋地域における投資に与える影響や、国際投資に関するこれからのリスク管理方法などの幅広いトピックをカバーする予定です。パネリストによるプレゼンテーションの後は、質疑応答の時間を設けさせていただきます。
セミナーの後にはカクテルパーティーもご用意しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。
【スピーカー】
■ピーター・ターナー:パリオフィスのパートナーで、2015年にクイーンズ・カウンセルに就任。日本やアジアでも精力的に活動しています。日本のクライアントへのアドバイスの経験が豊富で、報道史上初の日本企業による外国政府に対する投資協定仲裁では、企業側の代理人を務め、有利な仲裁判断を得ました。現在は、近々投資協定に基づく仲裁を提起する予定の大手日本企業を代理しています。
■ニコラス・リンガード:東京オフィス及びシンガポールオフィスのパートナー。Chambers Asia Pacificで「国際仲裁界のリーダー」と評され、国際仲裁に関する執筆や講演を幅広く行っています。国際仲裁に関する代表的な日本語の実務書の共著も手がけました。日本企業を代理して外国政府との紛争解決に当たる経験を豊富に有しており、現在も、近々投資協定に基づく仲裁を提起する予定の大手日本企業を代理しています。また、係属中の投資協定仲裁において、2つのアジアの国の代理人も務めています。
■山川亜紀子:東京オフィスのパートナー。専門は、国内における紛争及び国際紛争の解決の両分野にわたります。日本語と英語に堪能で、日本における各種の企業間訴訟や商事仲裁で代理人を務めた経験が豊富です。また、世界中のあらゆる場所において、日本企業が直面する国際紛争の解決に当たる経験も豊富に有しています。
■ダニエル・アレン:東京オフィスのアソシエイト。国際仲裁をはじめとした国際的な紛争解決を専門とします。日本の大手国際商社の法務部で勤務した経験があり、また、アメリカの民事訴訟においても多数の経験を有しています。現在は、ニックと共に、近々投資協定に基づく仲裁を提起する予定の大手日本企業を代理しています。
【日時】 2015年12月3日(木)
【セミナー】 午後3時30分-5時30分(午後3時から受付開始)
【パーティー】 午後5時30分-7時
【会場】 ザ・リッツ・カールトン東京 グランドボールルームIII、IV(セミナー)、ファンクションエリア(パーティー)
東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン(地図)
【アクセス】 東京メトロ六本木駅(日比谷線、大江戸線)8番出口より地下通路直結
【言語】 日本語/英語(同時通訳あり)
【参加費】 無料
【お申し込み方法】 下記の申し込みフォームをご記入の上、ご送信ください。
https://communications.freshfields.com/campaigns/accept_tokyo_iag_seminar_03122015/StandardForm.aspx?id=d4f4f4e8-f37e-49d2-bdb6-15fc3f26eed8
【共催団体】 本セミナーは一般社団法人国際商事法研究所との共催にて行います。
【お問い合わせ】
フレッシュフィールズブルックハウスデリンガー広報担当 青木 涼子
T +81 3 3584 8476 (direct)
T +81 3 3584 8500 (general)
E tokyoinfo@freshfields.com