東日本大震災が発生した3 月11 日(土)に開催するこの映画祭では、3.11 を「グローバル」な視点から見つめる二つの作品を上映し、各作品の上映後に、映画評論家の竹内海四郎氏も交え、監督によるゲストトークを行う。
両作品は3.11 そのものを描くわけではないが、日本でボランティア活動をする外国人や海外で日本文化を発信する日本人の活動を描く中で、自ずと3.11 と結びついてくる。
1作目は、東京を拠点に活躍するブラジル出身の映像作家でジャーナリスト、ロベルト・マクスウェル監督の『軌跡 ~在日ブラジル人の25 年~』。2作目は、ロスアンゼルスを拠点に活躍する日本人の映像作家でジャーナリスト、小西未来監督の『カンパイ!世界が恋する日本酒』。『軌跡』では、震災後の福島でボランティア活動をするブラジル人が登場、『カンパイ!』では震災で打撃を受けた老舗酒蔵を継ぐ南部美人・五代目蔵元の久慈浩介が登場する。
O Outro Lado do Mundo ロベルト・マクスウェル監督
①『軌跡 ~在日ブラジル人の25 年~』
日本で暮らすブラジル人たちの本音と素顔に迫った11 本の短編の中から3本を厳選して上映。
Kampai! For the Love of Sake 小西未来監督
②『カンパイ!世界が恋する日本酒』
外国人として初の杜氏のイギリス人、世界を股にかける蔵元、日本酒の魅力を発信するアメリカ人を負ったドキュメンタリー。
【日時】2017 年3月11日(土)13:00~18:00
【会場】武蔵大学(江古田キャンパス)1002 教室(1号館地下1階)
http://www.musashi.ac.jp/annai/campus/ekoda.html
【入場】無料!(途中入場可、予約不要)
【問い合わせ先】angelo@cc.musashi.ac.jp(Prof.アンジェロ・イシ)