チリのドキュメンタリー『83歳のやさしいスパイ』7/9(金)日本公開
原題:El Agente Topo
監督:マイテ・アルベルディ
2020年/ドキュメンタリー/チリ・アメリカ・ドイツ・オランダ・スペイン/84分
7月9日(金)よりシネスイッチ銀座ほかで日本公開
http://83spy.com/
探偵事務所が80歳を超えた男性の求人を出すと、妻を亡くし、新たな生きがいを探していたセルヒオが採用される。業務内容は老人ホームの内偵。セルヒオはスパイとなって老人ホームに「入居」する。誰からも好かれる心優しいセルヒオは、調査を行うかたわら、いつしか、悩み多き入居者たちの良き相談相手となっていく。
アルベルディ監督は、スパイとは明かさずにホームから許可を得て3か月間撮影し、この奇跡のドキュメンタリーが生まれた。
2020年秋の東京国際映画祭およびラテンビート映画祭で配信され(邦題『老人スパイ』)話題を呼んだ。本年の米国アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート、サン・セバスティアン映画祭観客賞、最優秀ヨーロッパ賞受賞など、世界で高い評価を得ている。