国際協力機構(JICA)は、2017年9月15日(金)に「エルサルバドル共和国東部地域開発のこれからを考える:内戦終結25年の記念の年に」と題するセミナーを開催します。
2017年9月10日~17日にアルベルト・エンリケス・エルサルバドル大統領府官房副長官他エルサルバドルの政府高官が訪日します。エルサルバドルは、1980年から1992年まで12年間にわたって内戦が繰り広げられた国で、オリバー・ストーン監督の「サルバドル 遥かなる日々(2004年)」やルイス・マンドーキ監督の「イノセント・ボイス 12歳の戦場(1986年」を通じて、ご存知の方もいらっしゃると思います。政府軍とゲリラ勢力の間で続いた内戦は、1992年1月に政府とファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)による和平合意締結により終結し、国連の監視・検証の下、和平プロセスは順調に進展し、1998年に和平合意の完全履行を宣言しています。
今回のセミナーでは、実際に内戦を経験したエンリケス大統領府官房副長官から、内戦や内戦時の状況や和平合意は元より、和平合意後の復興・開発に向けてのエルサルバドルの取り組みの成果や課題についてお話しいただきます。同官房副長官の講演を受けて、エルサルバドルの政府関係者やラテンアメリカ地域及び平和構築・復興に携わるJICA関係者を中心に、JICAが長年にわたり協力を実施してきた同国東部地域における今後の開発の可能性を検討するパネルディスカッションを行います。同時にセミナーに参加いただける方々とも広く意見交換をさせていただき、訪日されるエルサルバドル関係者のみならず、当機構にとっても、ポストコンフリクトに係る支援やエルサルバドル、中南米地域における今後の開発に向けたインプットをいただければと考えております。
皆様のご参加を心よりお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いします。
【セミナー概要】
【日時】2017年9月15日(金)10:00-~11:30(※9:30受付開始)
【会場】スクワール麹町(東京都千代田区麹町六丁目6番)
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/square/
【参加】無料/要事前申し込み
ご参加いただける方は9月13日(水)正午までに、①お名前、②ご所属先(部署名、役職)、③連絡先(電話番号あるいはメールアドレス)を9月13日(水)正午までに下記担当者宛に電子メールでご連絡ください。
宛先:JICA地域部支援ユニット(1rta1-shien_unit@jica.go.jp)※1rta1の両側は数字の1
※使用言語:スペイン語・日本語(同時通訳あり)
【詳細チラシ】(Word) こちらをクリック
【お問合せ先】
本件セミナーの内容に関するお問い合わせは、以下の担当者までご連絡ください。
JICA中南米部中米・カリブ課 佐藤 香子(Sato.Koko@jica.go.jp)