チチェン・イッツァの太陽の刻印 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

チチェン・イッツァの太陽の刻印


日時:
2014年10月6日 @ 17:00 – 19:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2014-10-06T17:00:00+09:00
2014-10-06T19:00:00+09:00
場所:
上智大学中央図書館8階821会議室

【日時】 2014年10月6日(月)午後5時00分~7時00分
【場所】 上智大学中央図書館8階821会議室
【使用言語】 スペイン語(通訳なし)
【参加費】無料/予約不要

【主催】 上智大学イベロアメリカ研究所
  〒102-8554千代田区紀尾井町7-1 Tel: 03-3238-3530 E-mail: ibero@sophia.ac.jp
【後援】 在日メキシコ大使館

 この度上智大学イベロアメリカ研究所はイスマエル・アルトゥーロ・モンテーロ・ガルシア博士(テペヤク大学大学院課程研究センター長)をお迎えし、メキシコを代表するマヤの遺跡、チチェン・イッツァに関する講演会を開催します。

 チチェン・イッツァにあるピラミッド「エル・カスティージョ」は、2007年に、あるメディアキャンペーンにより「新・世界七不思議」の一つに選ばれていますが、2012年に世界が終わるというマヤの予言を吹聴していた人たちの象徴的な建物ということで、当時は国際的に注目を集めました。しかし、マヤ暦の最終年とされた2012年が終わっても、「エル・カスティージョ」の人気は衰えることはありません。毎年春分の日には、「ククルカンの降臨」を一目見ようと世界中から夥しい観光客が集まる熱狂的な人気スポットになっており、2005年にはアメリカ航空宇宙局(NASA)までがこの現象に関心を寄せたほどです。他方、様々な分野から多言語で分析・研究書も出版されており、同遺跡群は真に高い国際的な評価を得ているのです。

 「エル・カスティージョ」はメキシコ人にとっての文化的アイデンティティを表す表象であると同時に、人類にとっても広くその文化的価値が認められています。その結果、
1998年に、チチェン・イッツァの全ての古代遺跡と共にUNESCOの世界遺産に登録されました。
 最近の研究では、「エル・カスティージョ」は天文台としての役目を果たすために太陽の方角を向き、マヤの学者たちはこれを基に暦の調整を行っていたことが証明されていることは広く知られていますが、本講演会ではその真髄に迫るお話が伺えるのではと思います。
どうぞ皆様万障お繰り合わせの上、ご来場ください。

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上智大学イベロアメリカ研究所
(所長 幡谷則子)
〒102-8554千代田区紀尾井町7-1
TEL: 03-3238-3530 / Mail: ibero@sophia.ac.jp