立命館大学経済学会セミナー「連帯経済の可能性」 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

立命館大学経済学会セミナー「連帯経済の可能性」


日時:
2016年5月17日 @ 18:00 – 20:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2016-05-17T18:00:00+09:00
2016-05-17T20:00:00+09:00
場所:
立命館大学びわこ・くさつキャンパス アクロスウィング7階 第1研究会室

 立命館大学経済学会はこの度、科研研究会で来日予定のミゲル・アルトウ-ロ・ファハルド・ロハス教授(サンヒル大学、連帯経済研究所所長)をお迎えし、セミナーを開催いたします。
 長年国内紛争に悩んできたコロンビアでは和平合意後、経済発展と格差解消を目指した協同組合などの連帯経済の実践が広く見られます。それは民衆と地域のイニシアティブと参加を重視し、市場経済に対抗してオルタナティブな社会をめざすものです。かつて経済学者アルバート・ハーシュマンは、草の根での協同組合などの生産組織結成や政治への抵抗運動が、経済発展の重要な契機となることをコロンビアなどで発見し、『連帯経済の可能性-ラテンアメリカにおける草の根の経験』を著わしました。ミゲル・ファハルド先生には、コロンビアにおける連帯経済の実践と、それが矛盾を深めつつある資本主義経済へのオルタナティブになりえるか、その可能性についてお話いただきます。
 講師のミゲル・ファハルド先生は、長年市民運動家として活躍しただけでなく、サンタンデール県というカトリック教会の社会活動と協同組合活動の経験が豊かな地域で連帯経済
の精神に基づく大学創設運動にもかかわった、コロンビアの連帯経済研究と実践の第一人者です。また、コロンビアだけでなく、ラテンアメリカ諸国の連帯経済の運動と研究の大学間ネットワークの運営にも深くかかわってこられました。
 本セミナーでは、コロンビアの連帯や組合活動の経験に、現代の日本の地域社会が抱えている問題への取り組みに対するヒントも探してみたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。

【日時】2016年 5月 17日(火)18:00~20:00
【場所】立命館大学びわこ・くさつキャンパス アクロスウィング7階 第1研究会室
【アクセスマップ】 http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/bkc/
【キャンパスマップ】 http://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/#bkc
【課題】資本主義に対抗する連帯経済の可能性:コロンビアの経験から
【参加費・使用言語】 無料・スペイン語(逐次通訳あり)
【詳細チラシ】こちらをクリック
【お問合せ先】
ご参加を希望される場合は事前に下記にご連絡下さい。
リサーチオフィス 下地圭子 bjinsha3@st.ritsumei.ac.jp