<オンライン講演会>ウルグアイの日系社会 —我が心のnikkei-
日時:2022年9月22日(木曜日)19:00-20:00(日本時間)
会場:オンラインアプリZoomを使用
主催:JICA横浜 海外移住資料館
講師:馬場由美子氏(愛知県立大学大学院博士前期課程在籍、元新聞記者)
参加費:無料
詳細・申込方法は下記をご覧ください。
https://www.jica.go.jp/jomm/event/2022/122081904.html
南米移民といえば1908年、日本人781人によるブラジルへの「笠戸丸移民」が知られていますが、この年、ウルグアイにも一人の日本人がアルゼンチンからやってきました。首都モンテビデオに進出した雑貨店の支店長、坪田静仁さんです。
ウルグアイの日系社会は国策移民や集団移住を経ず、主に近隣諸国からの転住者によって形成されました。花の栽培になどに携わり、100年以上の歴史を刻んできた日系社会は現在、約470人。在ウルグアイ日本人会に加わって交流する人々、自身のnikkeiアイデンティティを心の中でそっと抱き続ける人々など、その存在は少数ながら多様化しています。
講師の馬場由美子さんは2017年から2年間、JICAシニア海外ボランティアとしてウルグアイに赴任し、現地社会初の移住史『ウルグアイ 日系人の歩み』を4人の編集委員と共に刊行しました。その後、退職して研究者に転じた馬場さんに、知られざるウルグアイ日系社会の歴史と現在地を語っていただきます。