国際協力機構(JICA)からの発刊記念セミナーのお知らせ:「プロジェクト・ヒストリー『ペルーでの愉快な、でも少し壮絶なスポーツ協力~国際協力をスポーツで~』出版記念セミナー – JICA緒方研究所:2023年10月27日(金)15時~16時(日本時間) - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

国際協力機構(JICA)からの発刊記念セミナーのお知らせ:「プロジェクト・ヒストリー『ペルーでの愉快な、でも少し壮絶なスポーツ協力~国際協力をスポーツで~』出版記念セミナー – JICA緒方研究所:2023年10月27日(金)15時~16時(日本時間)


1980年から長年に渡りペルー全土での陸上指導に従事し、教え子の63のペルー新記録樹立、オリンピック出場に導くという功績を残された綿谷章様による「ペルーでの愉快な、でも少し壮絶なスポーツ協力」を発刊いたしました。

発刊を記念して、10月27日(金)15時~16時半に発刊記念セミナーを行います。
<セミナー案内サイト>

日時:2023年10月27日(金曜日)15:00-16:30
会場:オンライン(Zoom)
※オンライン参加登録をいただいた方に、追ってミーティングIDを連絡いたします。
主催:JICA緒方貞子平和開発研究所
言語:日本語
参加費:無料
定員:1000人

<セミナー概要>

JICA緒方貞子平和開発研究所では、これまで行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍「プロジェクト・ヒストリー(*)」シリーズ を刊行しています。
(*)https://www.jica.go.jp/jica_ri/publication/projecthistory/index.html

本シリーズの第36弾として、『ペルーでの愉快な、でも少し壮絶なスポーツ協力~国際協力をスポーツで~』を刊行しました。

「失われた80年代」とも称されるように、1980年代は累積債務問題を抱えた中南米諸国にとって経済低迷の時代でした。ペルーではハイパーインフレーションが発生した結果、貧富の格差は拡大、人々の間に不和をもたらし、青少年が犯罪や事故に巻き込まれる例は枚挙に暇がない状況でした。

本書の著者である綿谷章氏は、そんなペルーで陸上指導を通じ、青少年に夢を追いかけ、自分の手でつかむことの素晴らしさを教えてきました。

本書の中で綿谷氏は、この10年間の活動を「疑問」「苦悩」「葛藤」「貧困」「挑戦」「創造」と振り返ります。時に裏切られ、時に職を失い、それでも教え子を愛し、ペルーを愛する理由は何だったのでしょうか。

本セミナーでは、スポーツ協力のこれまでの歩みを書籍紹介を通じて振り返るとともに、スポーツ協力やボランティア教育の可能性について議論します。みなさまのご参加をお待ちしています。