第4回・スペイン歴史文化談話会 (TPHCE) 『カトリック両王の聖母』画と異端審問制、アビラの聖トマス王立修道院」 | 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

第4回・スペイン歴史文化談話会 (TPHCE) 『カトリック両王の聖母』画と異端審問制、アビラの聖トマス王立修道院」


第4回・スペイン歴史文化談話会 (TPHCE)
タイトル:「『カトリック両王の聖母』画と異端審問制、アビラの聖トマス王立修道院」

日時:11月30日(日)17時~18時半 (日本時間)
講師:立石博高

講義内容:立石博高が、「『カトリック両王の聖母』画と異端審問制、アビラの聖トマス王立修道院」というタイトルでお届けします。 現在プラド美術館51A室に展示されている作者不詳「カトリック両王の聖母」画は中世末のスペイン=フランドル様式の傑作とされるとともに、カトリック両王の信仰の篤さを表徴する絵画と評価されています。しかしこの絵画がもともとはどこに飾られていたのか、その意図はどこにあったのかについてはあまり知られていません。つまり、制作された絵画のもつ”歴史的コンテクスト”に十分な目が向けられてこなかったといえます。この絵画が、1490年代にアビラの聖トマス王立修道院の内部装飾のために作られたことを指摘して、王権・ドミニコ会・異端審問制の三位一体と密接に結びついていたことを明らかにします。

会費:
イスパニア会会員:無料
非会員:1000円
この機会にイスパニア会にご登録されたい方は下記リンクよりご入会後にイベントへの申し込みをお願いいたします。
http://clbespanol.g2.xrea.com/
お申し込み方法:
会員、非会員ともにPeatixのイベントページよりお申し込みください。
イベント2日前までお申し込みいただけます。
イベント前日に、ZoomまたはYoutubeからの視聴リンク(限定公開)をお送りいたします。
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