NHKスペシャル「アウラ 未知の部族 最後のひとり」 - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

NHKスペシャル「アウラ 未知の部族 最後のひとり」


日時:
2018年12月16日 @ 21:00 – 22:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2018-12-16T21:00:00+09:00
2018-12-16T22:00:00+09:00
場所:
NHK

 アマゾンの奥深くに暮らす、文明社会と接触したことのない未知の先住民=イゾラド。
 中でも「アウラ」と名付けられた、その男の存在は特別だった。30年前、深い森から忽然と現れた素っ裸の二人の男。ブラジル政府は一人をアウレ、もう一人をアウラと名付けて保護した。政府が最も驚いたのは、二人が話す“言葉”だ。どの先住民とも異なる未知の言語で、理解できる者はブラジル中探しても誰もいなかった。政府の命を受けた言語学者ノルバウ・オリベイラは、周りにあるものを一つ一つ指さしながら二人の言葉を調査し、30年かけて800の単語の意味を探り当てた。やがてアウレは死亡。最後の一人となったアウラの調査を続けたノルバウは、彼が部族に起きたことを連想させる「死」について、繰り返し語っていることに気付いていく。

 アウラは何者なのか。なぜたった二人になったのか。森の奥で未知の部族に何があったのか―。現在、アウラの推定年齢は55~65歳。遠からぬうちに一つの民族が姿を消すことになる。滅び行くイゾラドを2002年から取材を開始し、最後のひとりとなった今に至るまで、16年にわたって追った記録。芥川賞作家でミュージシャンの町田康さんが初めてドキュメンタリーのナレーションに挑戦する。

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20181216_2