来日ツアー「アルフレッド・ロドリゲス・トリオ
presented by クインシー・ジョーンズ・プロダクションズ」
日時:6月13日(月)~15日(水)
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
場所:ブルーノート東京
※6.15 wed. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
料金:
[会場でのご観覧]¥8,000(税込)~
[配信でのご観覧]※6.15 wed. 2ndショウのみ 一般:¥3,000(税込)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/alfredo-rodriguez/
※その他の日程 6月12日【群馬 高崎】 高崎芸術劇場 スタジオシアター
ポピュラー・ミュージック史に輝く名プロデューサー、クインシー・ジョーンズが惚れ込んだ天才として知られるキューバ出身のピアニスト、アルフレッド・ロドリゲスが3年ぶりに来日公演を行う。スイスのモントルー・ジャズフェスでクインシーの目に留まり、2012年にワールド・デビュー。雄大で独創的なピアノで一躍人気アーティストの仲間入りを果たし、リチャード・ボナ、ペドリート・マルティネスといったジャンルを超えたトップ・アーティストたちとの共演も話題に。今回の公演には盟友マイケル・オリヴェラと、NYを拠点にNow vs Nowなどで活躍する鬼才ベーシスト、パナギオティス・アンドレウが帯同。コロナ禍も精力的に発信し続けてきた彼のようやく実現するライヴ・ステージ。
ペルー映画『マタインディオス、聖なる村』6/18(土)公開
原題:Mataindios
監督:オスカル・サンチェス・サルダニャ、ロベルト・フルカ・モッタ
出演:カルロス・ソラノ、ナタリー・アウレス、グリセリオ・レイノソ
2018年/ペルー/77分/配給:ブエナワイカ
6月18日(土)より東京シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
https://www.buenawayka.info/mataindios
ペルー、山岳部のある集落。家族を失った悲しみを終わらせるために、村人4人が村の守護聖人・サンティアゴを称える祭礼を計画する。その祭礼は、守護聖人を満足させるために、完璧なものでなければならない。家族を失い、嘆き悲しむ苦痛からの解放を聖人に祈るのだった。祭礼の準備は順調に進むのだが、予期せぬ出来事によって、自身の信仰と、守護聖人による庇護の力に疑問をいだいていく…。
監督と脚本は、本作が初長編作品となるオスカル・サンチェス・サルダニャ監督とロベルト・フルカ・モッタ監督。2016年、ペルー文化庁が管轄するDAFO(Direcciíon Audiovisuali,la Fonografía y los Nuevos Medios)シネ・レヒオナル映画コンクールに入賞。第22回リマ映画祭に出品され、2018年のベストペルー映画に選ばれた。ペルーの映画界を牽引する映画運動のシネ・レヒオナル(地域映画)が日本初公開。
BRASILの田舎っぺ祭り
6月19日(日) 12:00-20:00
入場無料/雨天決行
CAFE&HALL ours
東京都品川区北品川5-7-2
大崎駅 南改札•新東口より徒歩5分
https://kimobig.wixsite.com/festajunina2022
“日本にいながらブラジルライフ” KIMOBIG BRASILの田舎っぺ祭り、3年ぶりに復活です。アンティーク雑貨、国産ブラジル野菜、アクセサリー等のフェイラが出現。誰かのお古のブラジルグッズが集まる「ブラジル蚤の市」も同時開催。ブラジル音楽パーティcincoのDJ陣がMUSIC担当し、カポエイラのホーダやパゴージライブもあり伝統ダンス「クァドリーリャ」はフォホーの生バンドで踊りましょう。
「ラテンアメリカ文学のブーム」の原点―マリオ・バルガス・ジョサ『街と犬たち』の魅力
6月30日(木) 18:30-20:30
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京及びオンライン
参加無料、要予約
言語:日本語(スペイン語の同時通訳あり)
※詳細は下記をご覧ください。
https://ciudad-y-perros.peatix.com/event/3255750/
1960年代、世界文学史に金字塔を打ち立てたラテンアメリカ文学のブーム、その発端となったのはマリオ・バルガス・ジョサ(1936年ペルー生まれ)の出世作『街と犬たち』(1963年刊行)の成功でした。本作の新訳刊行を記念して、ラテンアメリカ文学の愛読者として創作を続けている小説家、古川日出男さんをゲストにお迎えし、翻訳者の寺尾隆吉氏(早稲田大学教授)、文学研究者の仁平ふくみ氏(京都産業大学准教授)とともに、世界を驚愕させたラテンアメリカ文学の魅力を語ります。
登壇者:
◎古川日出男 (作家)
戯曲、小説を中心に創作活動に従事し、読売文学賞(2016年)等、多くの文学賞を受賞。最新作は『曼陀羅華X』(新潮社、2022年)。
◎寺尾隆吉(早稲田大学教授)
ラテンアメリカ文学研究者。『魔術的リアリズム』(水声社、2012年)などの研究書のほか、翻訳書を多数刊行。
◎仁平ふくみ (京都産業大学准教授)
ラテンアメリカ文学研究者。著作に『もうひとつの風景 フアン・ルルフォの創作と技法』(春風社、2022年)など。
協力:光文社
ライブ 小野リサ ”Fly me to Brasil ~via Cuba e Mexico!”
7.8 fri., 7.11 mon.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
7.9 sat., 7.10 sun.
[1st]Open4:00pm Start4:45pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
※7.11 mon. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
会場での観覧 ¥8,800(税込)~
配信での観覧※7.11 mon. 2ndショウのみ 一般:¥3,300(税込)
後援:駐日ブラジル大使館
詳細は下記をご覧ください。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/lisa-ono/
心地よいボサノヴァのリズムと清涼感あふれる歌声で、日本のブラジリアン・ミュージック・シーンを牽引する小野リサの恒例サマーライヴが決定、今年も音楽の旅へと誘ってくれる。サンパウロに生まれ、帰国後の1989年にアルバム・デビュー。ボサノヴァの神様、アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠、ジョアン・ドナートら伝説的アーティストとの共演を重ね、ブラジル政府から「リオブランコ国家勲章」を受章するなど、ブラジル音楽の魅力を伝え続けている。昨年はジャズ・ピアニスト大西順子のアルバムにも客演し、ジャンルを超えてその美声を響かせた。今年の公演ではキューバ、メキシコを経由してブラジルへ。ブルーノート東京に爽やかな夏がやってくる。
ペルーコンテンポラリー映画祭~千年の文化が宿す魂の発見~
日時:7/15(金)~7/16(土)
会場: インスティトゥト・セルバンテス東京
【上映作品】
7/15(金)18:00-
マンコ・カパック(2020年)
監督:ヘンリー・バジェホ・トーレス 上映時間:1時間32分 日本語字幕付
エリスバンはプーノの町に着くのが遅過ぎたため、一緒に仕事をするはずの友人エルモヘネスを見つけることができない。ホームレスで一文無しの彼は、一歩一歩孤独を深める街で、安定しない僅かな仕事をしながら生きている。無気力に歩き続けることで、良き運命に導かれていく。
7/16(土)10:30-(10:15開場)
ローサ・チュンベ 奇跡の一日(2015年)
監督:ジョナタン・レライーセ 上映時間:1時間15分、日本語字幕付、アカデミー賞ペルー代表作品
警察官のローサ・チュンベは、酒やギャンブル付けの日々を送っていた。18歳の娘と暮らすも、関係は良くない。ある日、娘は産んだ子どもを置き去りにし、家を出て行ってしまう。孫の世話をすることで、酒とギャンブルで乱れていた暮らしが一変し、母性が蘇る。しかし、予期せぬ出来事が彼女を“奇跡のキリストの聖行列”へと導いていく…。
7/16(土)13:30- (13:15開場)
パクチャ(2021年)
監督:ティト・カタコラ、上映時間:1時間20分 日本語字幕付
ペルーアンデス高地のアイマラ族に伝わる、アルパカの毛刈りの儀式を撮影したドキュメンタリー。本ドキュメンタリーの主人公、アルパカを飼育する一家は、アルパカの精霊である “パクチャ “に祈りを捧げる。精霊は地域の神であるほか、豊穣をもたらし、様々な毛並みを持つ新世代のアルパカ、オーケニドスを誕生させることが出来るという…。
7/16(土)15:30-(15:00開場)
名もなき歌(2019年)
監督:メリーナ・レオン、上映時間:1時間37分 日本語字幕付
1980年代のペルーを舞台に、実話に基にした作品。貧しい生活を送る女性ヘオルヒナは、妊婦に無償医療を提供する財団を知り小さなクリニックで受診。数日後、陣痛が始まり再びクリニックを訪れた彼女は無事女児を出産。しかし、一度も我が子を抱くこともなくっ病院から締め出され、子供は何者かに奪い取られてしまう。夫と共に警察や裁判所に訴えるものの、有権者番号を持たない夫婦は取り合ってもらえない。新聞社に押しかけ、泣きながら窮状を訴えるヘオルヒナから事情を聞いた記者のペドロは、事件を負って権力の背景に見え隠れする国際的な乳児売買組織の闇へと足を踏み入れる。
7/16(土)17:40- (17:10開場)
わたしはここにいる(Kachkaniraqmi)(2013年)
監督:ハビエル・コルクエラ、上映時間:1時間50分 日本語字幕付
ペルーを形成する3つの地域:高地のアヤクーチョ、アマゾン川流域のアマソナス、そしてリマが位置する海岸部を巡り、そこに住む人々の言葉と歌声に耳を傾けた音楽風土記。知られざるペルーの辺境を旅して、人々の多種多様さを知り、彼らが奏でる豊饒な音楽に惹き込まれる。切り取られた風景の圧倒的な美しさと並行して、時代に翻弄される庶民の姿が浮き彫りになる。
国際報道 2022 社会復帰をはばまれる元ゲリラ兵たち コロンビア
NHK BS1 7月15日(金) 午後10時~
NHK 総合 7月15日(金) 午後11時45分~
世界各地で戦争や内戦が繰り返されているが、ひとたび戦闘が起こってしまうと平和な社会を取り戻すのは容易ではない。和平協定が結ばれた先には、戦闘に参加した兵士たちの武装解除、そして彼らの「社会復帰」という長い道のりが待ち受けている。5年前に左翼ゲリラ組織FARCの武装解除が完了した南米コロンビアのケースから平和を実現するには何が必要なのかを考える。
https://www.nhk.jp/p/kokusaihoudou/ts/8M689W8RVX/episode/te/VW19VKKR8Q/
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 ボリビア映画「UTAMA~私たちの家~」上映(オンライン上映あり)
原題:Utama
監督:アレハンドロ・ロアイサ・グリシ
出演:ホセ・カルシナ、サントス・ロケ、ルイサ・キスペ
2022年 / ボリビア、ウルグアイ、フランス / 87分
劇場:800円(当日券)
オンライン視聴: 1作品300円(税込)
上映日時:
7/19(火)17:00 SKIPシティ多目的ホール(埼玉県川口市)
7/23(土)14:20 SKIPシティ映像ホール
オンライン配信日時:
7/21(木)10:00 ~ 7/27(水)23:00
※詳細は下記をご覧ください。
https://www.skipcity-dcf.jp/
ボリビアの高地にある小さな村では、ケチュア族の老夫婦ビルヒニオとシサが何年もの間、ラマと共に穏やかな日常を送っていた。そんな折、村は未曾有の干ばつに見舞われ、二人の平和な生活にも危機が訪れる。
標高4,000メートルを超える土地もある、ボリビアの広大な高原。干ばつに見舞われ、ひび割れた大地の映像だけでも、この土地で生きることの過酷さが伝わってくる。また、国の正式名「ボリビア多民族国」が示すとおり、言語も異なる先住民たちが、今でも自身のルーツに従って生活していることも、作品から感じ取ることができる。
今年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドラマティック部門でグランプリに当たる審査員賞を受賞した本作は、ボリビア生まれのアレハンドロ・ロアイサ・グリシの長編デビュー作。撮影監督としていくつかの作品に関わってきた彼が自ら脚本も書いている。
その卓越した脚本と監督の才能に、東京国際映画祭のグランプリ『ウィスキー』(04)の撮影監督バルバラ・アルバレス、編集として『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(19)のプロデューサーであるフェルナンド・エプスタインなど、南米のベテランスタッフたちが集結している点も特筆に値する。
1810年7月20日のコロンビア独立記念日を祝い、コロンビアを身近に体験できる様々なイベントがスタートいたします。
コロンビアを舞台にした映画作品『あなたと過ごした日に』の公開、無印良品 銀座でのコロンビア祭の開催、ボテロ展-ふくよかな魔法-など、多数ございます。
駐日コロンビア大使館はこれらのイベントを共催・後援するとともに、南米大陸の入口にあるコロンビアの文化・食・芸術・映像・音楽の魅力を伝えてまいります。コロンビアにとって特別な月、7月に開催されるさまざまなイベントを通じて、コロンビアの魅力を実感していただければ幸甚です。
オンラインでは下記リンクよりご案内をご覧いただけますが、併せてご案内をPDFにて添付いたします。
https://newscast.jp/news/0502379
コロンビア大使館通商部ではコロンビアの魅力をTwitter(@colombiatravelj)にて発信していますので、フォロー頂けますと幸いです。
【お問合せ】コロンビア大使館
電話: 03-3440-6451 / 03-5575-5970 (通商部)
Twitter: @EmbColombiaJap (全般)
@colombiatravelj (観光)
メールアドレス: ejapon@cancilleria.gov.co
japan@procolombia.co (通商部)
コロンビア映画『あなたと過ごした日に』7/20公開
原題:El Olvido Que Seremos
監督: フェルナンド・トルエバ
出演:ハビエル・カマラ、フアン・パブロ・ウレゴ、パトリシア・タマヨ
2020年/コロンビア
7月20日(水)より東京都写真美術館ホールほか全国順次公開
https://www.amped.jp/anatato/
公衆衛生が専門のエクトル・アバド・ゴメス博士は、自分の息子に手洗いの大切さを説き、貧しい地域の子供たちのために「Future for Children(子供達の未来)」というプロジェクトを立ち上げる。自由を信奉し、平等な社会の実現を目指すがゆえに既得権益層から嫌がらせを受けるが、いかなる圧力にも決して屈することなく、医者としての責務を果たそうとする。人として大切な事を教え、作家になるという夢を与えてくれた父は、息子にとり一番の理解者。
本作は、70-80年代コロンビアのメデジンを舞台にした、父と子の人生史。愛と血をもって書き上げられた、真実のメモワールであり、善と悪、思いやりと不条理、文明と野蛮の衝突の物語。
映画の原作『El olvido que seremos(原題)』(05)はエクトル・アバド・ファシオリンセのベストセラー小説。スペイン語文学の今を代表する作家が、父親であるエクトル・アバド・ゴメス博士の波乱万丈の生涯を息子の視点から綴った回想録で、世界12の言語に翻訳され20カ国以上で発売されている。日本では2020年のラテンビート映画祭オープニング作品として特別上映された。2020年アカデミー賞国際長編映画賞コロンビア代表作。
日時:2022年7月22日(金)、23日(土)、24日(日)
場所:リーブラホール (田町駅から徒歩5分)
上映映画(予定):
a. Yo no me llamo Ruben Blades (Abner Benaim);
b. Todos Cambiamos (Arturo Montenegro);
c. Panamá y las Naciones Unidas: 75 años de aportes al mundo (Cancillería panameña);
d. Kimura (Aldo Rey Valderrama)
下記パナマ大使館のホームページ、Instagramもご参照ください。
HP:http://www.embassyofpanamainjapan.org/jp/panama-film-weekend-2022/
Instagram:https://www.instagram.com/p/CfA8LYcL_r2/?hl=es」
原題:WIÑAYPACHA
監督・脚本・撮影:オスカル・カタコラ
編集:イレーネ・カヒアス
出演:ローサ・ニーナ、ビセンテ・カタコラ
ペルー/2017年/アイマラ語/86分/英題:ETERNITY/日本語字幕:新谷和輝
アイマラ語監修:藤田護 マリオ・ホセ・アタパウカル 矢島千恵子
後援:在日ペルー大使館 協力:日本ペルー協会
7/30(土)より、新宿 K’s cinema ほか全国順次公開!
https://www.buenawayka.info/andes-futari
標高5,000mを越える社会から遠く離れた場所にふたり。
都会に出た息子の戻りを待つパクシ(ローサ・ニーナ)とウィルカ(ビセンテ・カタコラ)。アイマラ文化の伝統的な生活の中で、リャマと羊と暮らしていた。寒い夜を温めてくれるポンチョを織り、コカの葉を噛み、日々の糧を母なる大地のパチャママに祈る。ある日、飼っていた羊がキツネに襲われてしまう。さらに、マッチを買いにいった夫・ウィルカはその途中に倒れてしまう…。都会に出た息子の帰りを待つふたりにやがて訪れる衝撃のラスト ——。
本作は、ペルー映画史上初の全編アイマラ語長編映画として話題となり、ペルー本国では3万人以上の観客を動員する大ヒット。アカデミー賞やゴヤ賞のペルー代表作品に選出されるなど国内外で高い評価を受け、近年、ペルー映画の最高作と評された。
監督は、ペルー南部プーノ県出身のオスカル・カタコラ監督。本作で、アイマラの文化・風習の中に、私たちが存在を知りながらも目を背けていた現実を、雄大なアンデスの自然と共に痛烈に描いた。ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の旗手として今後の活躍を期待されていたなか、2021年11月、2作目の撮影中に34歳の若さでこの世を去ってしまう。本作が長編初作品であると同時に遺作となった。