ブラジル映画『アイム・スティル・ヒア』8月8日(金)公開
原題:Ainda Estou Aqui
監督:ウォルター・サレス
出演:フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロ、フェルナンダ・モンテネグロ
2024年/ブラジル・フランス/137分
TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開
https://klockworx.com/movies/imstillhere/
1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな日々を過ごしていた。だが、スイス大使誘拐事件を契機に、国の空気は一変する。抑圧の波が広がる中、ある日、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連行された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその行方を追う。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす力へと変わっていく──。
名匠ウォルター・サレスが、16年ぶりに祖国ブラジルにカメラを向けた本作は、軍事独裁政権下で消息を絶ったルーベンス・パイヴァと、夫の行方を追い続けた妻エウニセの実話に基づいている。サレス自身、幼少期にパイヴァ家と親交を持ち、この記憶を、喪失と沈黙をめぐる私的な問いとして丁寧に掘り起こした。自由を奪われ、言葉を封じられても、彼女は声をあげることをやめなかった。サレスは、理不尽な時代に抗い続けたひとりの女性の姿を、美しくも力強い映像で永遠の記憶として刻みつける。
主演はサレス作品の常連で名優フェルナンダ・トーレス。老年期のエウニセを演じるのは実の母であり『セントラル・ステーション』でブラジル人初のアカデミー主演女優賞候補となったフェルナンダ・モンテネグロ。母と娘、ふたりの女優が、記憶と時代、そして命の継承を映し出す。
第97回アカデミー賞国際長編映画賞受賞、第81回ヴェネツィア国際映画祭最優秀脚本賞受賞、第82回ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞
2021年にSMイベロアメリカ児童文学賞、2022年にセルバンテスチコ賞の他、受賞多数のフェラーダさんは、何を思い、どんなことを大切にしているのでしょうか?
翻訳家の宇野和美さんが聞き手となり、その魅力に迫ります。
開催日時: 2025年8月15日(金)18時~20時(開場17時45分)
会場: ブックハウスカフェ 2F ひふみ (千代田区神田神保町2-5 北沢ビル)
お話: マリア・ホセ・フェラーダさん(絵本作家)
聞き手・通訳: 宇野和美さん(スペイン語翻訳家)
参加費: 1,000円
定員: 店舗50名、オンライン50名
対象: どなたでも
申し込み: 以下のURLで、店舗かオンラインかを選んでお申し込みください。
https://bookhousecafe.jp/event/content/1965
主催:ブックハウスカフェ
共催:NPO法人イスパニカ文化経済交流協会(イスパJP)
協力:株式会社偕成社 株式会社ワールドライブラリー
メキシコ映画『マルティネス』8月22日(金)公開
原題:Martinez
監督:ロレーナ・パディージャ
出演:フランシスコ・レジェス、ウンベルト・ブスト、マルタ・クラウディア・モレノ
2023年/96分/メキシコ
8月22日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
(8/23,24、都内での上映時に監督来日、舞台挨拶予定)
https://culturallife.co.jp/martinez/
メキシコで暮らすチリ人のマルティネスは偏屈で人間嫌いな60歳の男性。会計事務所での仕事やプールでの水泳といった日々のルーティンを決して崩さない。しかしそんなマルティネスの規律的な日々は、会社から退職をほのめかされ、後任のパブロがやって来たことで終わりを迎える。
時を同じくして、アパートの隣人で同年代の女性、アマリアが部屋で孤独死していたことが判明する。アマリアの私物に自分への贈り物が残されていたことを知り、次第に彼女に興味を抱くようになるマルティネス。遺された日記や手紙、写真を通してアマリアへの思いを募らせていく内に、マルティネスは心の奥底で眠っていた人生への好奇心を取り戻していく。
監督は本作で長編デビューを果たしたメキシコ出身のロレーナ・パディージャ。主人公マルティネスを演じるのは、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞したチリ映画『ナチュラルウーマン』のフランシスコ・レジェス。
ペルー映画祭vol.3
日程:2025/8/30(土) ~ 9/12(金)
会場:新宿K’s cinema
料金:3回券 3600円
当日:一般1600円、シニア1200円、大・高1300円
※プログラムの詳細は下記をご覧ください。
https://www.buenawayka.info/festival3
横浜(2025/10/4(土)~ 10/17(金))、前橋(2025/10/18(土)~ 10/31(金))ほかでも順次開催予定


Fiesta Mexicana 2025
日時:9月13,14,15日
会場:お台場デッキ ウエストプロムナード
入場無料
主 催:フィエスタ・メヒカーナ実行委員会 日本ラテンアメリカ文化交流協会
https://www.fiestamexicana-tokyo.com/
ステージスケジュール
https://www.fiestamexicana-tokyo.com/stage
アンデス古代文明シリーズ(第103期 2025年10月)
【日 時】 2025年10月18日(土)14:00~17:00
【講 師】 鵜澤 和宏 東和大学教授
【テーマ】 「神殿とラクダ -動物儀礼と古代社会」
【場 所】 対面開催:-ホームページをご参照ください
東京外国語大学 本郷サテライト 4階
https://gaigokai.or.jp/access/hongo
東京メトロ丸ノ内線: 本郷三丁目駅(M21) 2番出口下車徒歩3分
都営地下鉄大江戸線: 本郷三丁目駅(E08) 5番出口下車徒歩4分
【ご注意】 レコ-ディング(録音)、写真撮影・引用等は不可
【受講料】 :以下のアンデス文明研究会 HP ご参照
https://andesken.jimdofree.com/
【講座ご参加の方法】:
上記の年会費・受講料の支払いの方へは(受領確認後)、受講日の2日前までに講座参加のための
Invitationをお知らせするので、振込次第、メ-ルで下記宛てにご連絡をお願いします。
【参加申込メール送付先】:
To: andesken55@gmail.com Cc: kazum.mori@nifty.com
第58回湘南映画上映会 2025 ワールドシネマ第8弾
中南米映画『モーターサイクル・ダイアリーズ』上映
日時:10月19日(日)12時会場、13時上映
会場:茅ケ崎市立図書館第一会議室
入場無料 先着(当日受付)50名
主催:シネマテーク茅ケ崎
https://jford.blog.fc2.com/
モーターサイクル・ダイアリーズ
英題:THE MOTORCYCLE DIARIES
2004年 アルゼンチン・米他合作
原作:エルネスト・チェ・ゲバラ
監督:ウォルター・サレス
製作総指揮:ロバート・レッドフォード
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル
2004年英国アカデミー賞外国映画賞、作曲賞
2004年キネマ旬報外国映画第7位
126分
ブラジルのウォルター・サレス監督は、『アイム・スティル・ヒア』で本年のアカデミー賞国際長編映画賞を受賞しました。サレス監督は、『セントラル・ステーション』で国際的評価を得た名匠です。映画の製作総指揮は、先日亡くなった名優・監督のロバート・レッドフォード。ラテンアメリカの英雄チェ・ゲバラの若き日々。友人との1万キロ南米縦断の旅での夢と希望と過酷な現実を通じて、人間的に成長してゆく青春映画の傑作!
第22回ラテンビート映画祭
日程:10/27(⽉)〜 11/5(⽔)
※ 詳細は下記をご覧ください。
https://www.lbff.jp/
●東京国際映画祭 公式サイト
https://2025.tiff-jp.net/ja/
今年で22回目を迎えるスペイン・ポルトガル語圏を主軸とした映画の祭典「ラテンビート映画祭」(LATIN BEAT FILM
FESTIVAL)」。2025年10月27日(月)から11月5日(水)開催の第38回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門では、「第22回ラテンビート映画祭
IN TIFF」と題し、スペインやラテンアメリカの話題作4作品を上映します。
囚われ人 El Cautivo
製作・監督・脚本:アレハンドロ・アメナーバル
出演:フリオ・ペーニャ・フェルナンデス、アレッサンドロ・ボルギ、ミゲル・レジャン
2025年/スペイン・イタリア合作/134分/カラー/スペイン語、アラビア語
ドリームズ Dreams
製作・監督・脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン、イサック・エルナンデス、ルパート・フレンド
2025年/メキシコ・アメリカ合作/98分/カラー/スペイン語、英語
マタドール Matador
監督・共同脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:アサンプタ・セルナ、アントニオ・バンデラス、ナーチョ・マルティネス
1986年/スペイン製作/106分/カラー/スペイン語
波 La Ola
製作・監督・共同脚本:セバスティアン・レリオ
出演:ダニエラ・ロペス、ロラ・ブラボ、アヴリル・アウロラ
2025年/チリ製作/128分/カラー/スペイン語
京都国際芸術祭 マルタ・ルイサ・エルナンデス・カデナス
『私はユニコーンではない』
日時:
10.24 (金) 16:00
25 (土) 18:00
10.26 (日) 18:00
会場:京都芸術センター 講堂
上演時間:40分
料金:一般:¥2,500
ユース(25歳以下)・学生:¥2,000 高校生以下:¥1,000 ペア:¥4,500
言語:スペイン語(日本語・英語字幕あり)
詳細は下記をご覧ください:
https://kyoto-ex.jp/program/martha-luisa-hernandez-cadenas/
キューバを拠点に、詩人で劇作家、パフォーマーとして活躍するマルタ・ルイサ・エルナンデス・カデナスによる演劇公演『私はユニコーンではない』が京都芸術センターで開催されます。日本初紹介となる今回は、LGBTQ
の象徴としても知られる聖獣ユニコーンに、父権性が強く残るキューバで抑圧されてきた女性や性的マイノリティ、彼らのユートピアを重ね、自由を希求する作品を上演します。
ドキドキ・アニメーションÑ(エニェ)2025
日時:2025年10/24(金)・10/25(土)・10/26(日)
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
入場無料、要予約
※詳細・予約は下記をご覧ください。
https://doki-doki-anime2025.peatix.com/view
スペイン、ウルグアイ、コロンビア、ドミニカ共和国と、多彩な短編および長編作品を通じて、スペイン語圏のアニメーションの魅力を紹介します。オープニング上映『撃たれたピアニスト』を皮切りに、『ベチョとタンゴの魔法』(ウルグアイ)、『熱帯性ウイルス』(コロンビア)、『ロックボトム』(スペイン)、2026年1月より日本公開が決定している『オリビアと雲』(ドミニカ共和国)の特別先行上映など、国際映画祭の受賞作を含む多様なプログラムが用意されています。さらに、スペイン語圏アニメーションと日本のアニメ界の未来を語るトークの開催を予定しています。
10/24(金)18:30-『ボサノヴァ 撃たれたピアニスト』
10/25(土)12:00 -『ベチョとタンゴの魔法 ―ラ・クンパルシータ』
10/25(土)14:30-『ロック・ボトム』
10/25(土)16:30-『オリビアと雲』
10/25(土)18:00- シンポジウム+乾杯
10/26(日)13:00『キリノアワード短編映画』
10/26(日)14:30『熱帯性ウィルス』
ブラジル映画週間
会期:2025年10月28日(火)-11月2日(日)
会場:長瀬記念ホール OZU(2階)
通常料金:1,300円 一般 1,100円 高校・大学生・65歳以上
900円 小・中学生 800円 障害者手帳をお持ちの方(付添者は原則1名まで)
チケットオンライン販売:各上映日の3日前正午から各上映回の開映15分前まで
窓口販売(1F):各上映回の開映1時間前から5分前まで若干数販売、お支払いは現金のみ
定員:310名(各回入替制・全席指定席)/各回の開映後の入場はできません
主催:国立映画アーカイブ、東京国際映画祭、LINHAS CULTURAL PRODUCTIONS
協賛:駐日ブラジル大使館、ギマランイス・ホーザ文化院
※チケット購入方法、上映作品の詳細は下記をご覧ください。
https://www.nfaj.go.jp/film-program/tiff-nfaj-classics202509/
日本とブラジルの間で正式な外交関係が樹立されてから130周年を迎える本年、第38回東京国際映画祭(TIFF)との共催企画「TIFF/NFAJクラシックス」では、同映画祭のワールドフォーカス部門として、1960年代から現在までのブラジル映画の秀作を紹介する「ブラジル映画週間」を開催します。『アイム・スティル・ヒア』(2024、ウォルター・サレス)のアカデミー国際長編映画賞受賞や、『ブルー・トレイル』(2025、ガブリエル・マスカロ)のベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞など、近年のブラジル映画の国際映画祭での活躍は際立っています。
本特集では、ブラジル映画の存在を世界に知らしめた1960年代の映画運動「シネマ・ノーヴォ」を牽引した映画作家グラウベル・ローシャの代表作2作品、世界的な名声を獲得している巨匠ウォルター・サレスの出世作である『セントラル・ステーション』(1998)とともに、現在のブラジル映画の代表作を上映します。なお、ブラジル音楽の魅力を伝えるドキュメンタリー映画『ビトゥーカミルトン・ナシメント フェアウェルツアー(仮題)』(2025、フラヴィア・モラエス)は本特集のクロージング・特別上映となります。
メキシコ、カリブ海に浮かぶキューバ、南米の大国ブラジルそしてアルゼンチン。音楽の宝箱ラテンアメリカから、よりすぐりのクラシック作品をお贈りするエキサイティングな一夜!
出 演
ミューズ・グラシア、下山静香:ピアノ、トーク、金関環:ヴァイオリン、寺田達郎:チェロ、佐藤唯史:パーカッション
内 容
A.マルケス:ダンソンNo.2
M.M.ポンセ:エストレリータ
H.ヴィラ=ロボス:ピアノ三重奏曲第2番より ベルスーズ ほか
公演日
2025年 11月5日(水)19:00 開演(18:30 開場)
会 場
北とぴあ つつじホール 全席自由
料 金
【一般】4,000円(当日券4,500円)
チケット取扱い
□ほくとぴあチケットオンライン 「ほくチケ」はこちら(https://p-ticket.jp/kitabunka)
