イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

7月
15
2023
ロベルト・ボラーニョ・トリビュートトーク 野生の探偵の軌跡 2003-2023
7月 15 @ 15:00 – 16:00

ロベルト・ボラーニョ・トリビュートトーク
野生の探偵の軌跡 2003-2023

日時:7/15 (土) 15:00-
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京
入場無料、要予約
スペイン語・日本語
協力:チリ大使館、スペイン大使館、白水社、上海ミゲル・デ・セルバンテス図書館
※詳細・申し込みは下記をご覧ください。
https://roberto-bolano2023.peatix.com/view
チリの作家ボラーニョは、1950年代文学運動で異彩を放ったビート・ジェネレーションと、60年~70年のラテンアメリカ文学ブーム、ふたつのムーブメントを継承する最後の作家であり、世界を揺るがすフェミサイドを描いた最初の作家、そして没後も次世代に影響を与え続ける文学アイコンとなっています。

プログラム:
15:00-16:00 ボラーニョの影響:星野智幸(作家)、大竹昭子(文筆家)、柳原 孝敦 (『野生の探偵たち』/『第三帝国』翻訳者)

16:05-17:30 ボラーニョの遺産:ラウタロ・ボラーニョ(オンライン参加)、野谷文昭(『アメリカ大陸のナチ文学』『2666』『チリ夜想曲』翻訳者、第59回日本翻訳文化賞受賞)、ハビエル・フェルナンデス(インスティトゥト・セルバンテス東京文化部長)

7月
16
2023
ブラジルフェスティバル
7月 16 @ 11:00 – 19:00

ブラジルフェスティバル

日時:7月15日(土)、16日(日)、11~19時
会場:代々木公園イベント広場
入場無料
主催:CCBJ

https://www.festivalbrasil.jp/ja/

今年のブラジルフェスティバルには、スペシャルゲストとしてセルタネージョ(ブラジルのカントリーミュージック)のデュオ、タリス&ウェリントンが来日します。

ミナスジェライス州出身のタリスと、サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス生まれミナスジェライス州パライゾーポリス育ちのウェリントンの二人組。

海外公演は今回で2度目となりますが(2019年に歌手のマリリア・メンドンサとともにヨーロッパライブを経験)、単独公演としてはCCBJ主催のブラジルフェスティバルが初ステージとなります。タリス&ウェリントンのYoutube動画再生回数は約1億1500万回、ストリーミング再生回数は約1500万回に達しています。

7月
28
2023
メキシコ映画『イビルアイ』7/28(金)公開
7月 28 終日

メキシコ映画『イビルアイ』7/28(金)公開

原題:Mal de ojo
監督:アイザック・エスバン
出演:オフェリア・メディーナ、パオラ・ミゲル、サマンサ・カスティージョ
2022年製作/100分/メキシコ

ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで7月28日(金)より日本公開
https://evileye-movie.jp/index.html

 都会に住む13歳の少女ナラは、奇妙な病気にかかった妹の療養のため、家族とともに母の田舎であるラスアニマスという村にやってくる。そこには年老いた祖母がひとりで暮らしていた。祖母と過ごすうちに次第に不穏な空気が漂い始め、ナラは祖母の不可解な行動から、彼女が人間ではない何者かであると疑い始める。妹の容体はさらに悪くなっていき、家政婦の突然死など不吉なことが続き、村と祖母に隠された秘密が徐々に明らかになっていく。
 アイザック・エスバン監督の最初の長編映画『パラドクス』(14)は、無限の階段と無限の道に閉じ込められた登場人物を描いた心理SFスリラーで、カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、その後ファンタスティック・フェスト映画祭、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界中の45以上の映画祭で上映された。22年、4作目にして本格ホラー初作品となる『イビルアイ』は大ヒットを記録。ドミニカ共和国発のオリジナル脚本に基づいて、ラテンアメリカの民間伝承を最も暗い深みに探求し、ギレルモ・デル・トロの青春ファンタジー『デビルズ・バックボーン』と『パンズ・ラビリンス』にインスピレーションを受けて、エスバンは作家性とエンターテインメント性を両立する最初の映画を作り上げた。

ラテンビート映画祭 presents 「フラメンコ!フラメンコ!」
7月 28 終日

ラテンビート映画祭 presents 「フラメンコ!フラメンコ!」

会場:
ヒューマントラストシネマ渋谷:7/28(金)~ 8月10日(木)
https://ttcg.jp/human_shibuya/price/

シネ・リーブル梅田:7/28(金)~ 8月10日(木)
https://ttcg.jp/cinelibre_umeda/price/

シネ・リーブル神戸:8/4(金)~ 8月17日(木)
https://ttcg.jp/cinelibre_kobe/price/

■ラテンビート映画祭 公式サイト:https://lbff.jp/
※上映料金は各劇場の通常料金となります。
前売り券の販売はございません。
上映スケジュール・料金などの詳細は各劇場ホームページにてご確認ください。

フラメンコのクラシック映画2作品がアンコール上映されます。

上映作品は、1953年のカンヌ国際映画祭で特別賞・ダンス賞を受賞し、“史上最高のフラメンコ映画”との世界的評価を集めているドキュメンタリー『フラメンコの魔性と神秘』(監督・製作・脚本:エドガー・ネヴィル、出演:グラン・アントニオ、ピラール・ロペス、ベルナルダ・デ・ウトレーラ、1952年)、2度のアカデミー賞外国語映画賞ノミネートで知られるフランシスコ・ロヴィラ・ベレタ監督が脚色も手掛けて描いた悲恋のミュージカル・ラブストーリー『ロス・タラントス ~バルセロナ物語~』(監督・脚本:フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ、出演:カルメン・アマジャ、ダニエル・マルティン、サラ・レサーナ、1963年)の2作品。

 現在、配信では観ることの出来ない貴重な映画館での上映となります。

7月
29
2023
世界ふしぎ発見! 歴史を動かしたカリブの海賊 海に沈んだ海賊の都ポートロイヤル
7月 29 @ 21:00 – 22:00

世界ふしぎ発見!
歴史を動かしたカリブの海賊
海に沈んだ海賊の都ポートロイヤル

TBS 7月29日(土) 夜9時~

財宝を求め略奪を繰り返す海の荒くれ者「海賊」が、実は世界史を大きく変えていた!かつて海賊たちの楽園があったというカリブ海の島国ジャマイカへ!カリブ海中の富があつまり、そして海に沈んだ伝説の海賊都市ポートロイヤルの謎に最新水中調査で挑む!そこで見つかった新発見とは▽本当に実在した?伝説の海賊王の驚くべき人生とは?今なお残る海賊グッズや海賊グルメも続々登場!世界史を変えた‘カリブの海賊’ミステリー!

https://www.tbs.co.jp/f-hakken/

7月
31
2023
ジョイス・モレーノ来日ライブ “ナトゥレーザ” JOYCE MORENO “NATUREZA”
7月 31 @ 17:00 – 21:00

ジョイス・モレーノ来日ライブ “ナトゥレーザ” JOYCE MORENO “NATUREZA”

日時:7.31(月), 8.1(火), 8.2(水)
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
会場:ブルーノート東京
料金:8,800円より

※予約・詳細は下記をご覧ください。
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/joyce/

ジョイス・モレーノが話題の復刻アルバム『ナトゥレーザ』を携え、ブルーノート東京のステージに帰ってくる。15歳のときにヴォーカル・グループの一員としてデビューし、20歳の時にファースト・ソロ・アルバムを発表。サウダージ感あふれる歌声と、心に染み入るギターの響きで世界中の音楽ファンを魅了。45年の月日を経てリリースされた『ナトゥレーザ』にはジョイス再評価のきっかけとなった名曲「フェミニーナ」の初演ヴァージョンなどブラジル音楽の秘宝ともいうべき名作を収録。ようやく解き放たれたこの名盤に出会えた喜びをともに祝福したい。

8月
4
2023
エドマール・カスタネーダ・トリオ 来日ライブ
8月 4 @ 17:00 – 18:00

エドマール・カスタネーダ・トリオ 来日ライブ
EDMAR CASTANEDA TRIO

日時:8.4(金)~8.6(日)
8.4 fri.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm
8.5 sat., 8.6 sun.
[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm
会場:ブルーノート東京
料金:8,800円より
※予約・詳細は下記をご覧ください。
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/edmar-castaneda/
 世界各国のトップ・ミュージシャンが参加するニューアルバム『Viento
Sur』を5月にリリース。ハープのイメージを覆すパッションあふれるスタイルでセンセーションを巻き起こした南米ハープの使い手、エドマール・カスタネーダが自己トリオで帰ってくる。コロンビア・ボゴタに生まれ、13歳からハープ演奏を開始。90年代半ばからNYに拠点を移し、マーカス・ミラー、ジョン・スコフィールドら錚々たる顔ぶれと共演。ブルーノート東京では、ゴンサロ・ルバルカバ、上原ひろみ、ヤマンドゥ・コスタとのデュオ・ステージが実現し、コード、メロディ、ベース・ラインを同時に奏でる超絶技巧で客席の度肝を抜いた。今回はトロンボーンの名手マーシャル・ギルクス、相棒ドラマーのロドリゴ・ヴィジャロンとのトリオで登場。多幸感あふれるステージは見逃せない!

8月
5
2023
世界ふしぎ発見! 赤道直下!ブラジル 地球の奇跡SP
8月 5 @ 21:00 – 22:00

世界ふしぎ発見! 赤道直下!ブラジル 地球の奇跡SP

8月5日(土) TBSテレビ 午後9時~
https://www.tbs.co.jp/f-hakken/

大河アマゾンの水が逆流する自然現象「ポロロッカ」!
世界最長と称される黒い波にサーフィンで挑む!
期間限定の絶景!純白の砂丘に現れる青き湖の謎

8月
6
2023
世界遺産 ウマワカ渓谷 アンデスの交易路!1万年続く虹の道
8月 6 @ 18:00 – 19:00

世界遺産 ウマワカ渓谷 アンデスの交易路!1万年続く虹の道

8月6日(日) TBSテレビ 午後6時~
https://www.tbs.co.jp/heritage/アンデス山脈の東側、グランデ川の侵食により形成された南北155kmに及ぶウマワカ渓谷。さまざまな鉱物が生み出すカラフルな地層で彩られた渓谷は、南米のグランドキャニオンとも呼ばれる。渓谷は1万年以上昔から人々が行き交いモノを運ぶ道となった。先史時代の狩猟採集民が使った洞窟や、インカ時代の集落などの遺跡が点在する。渓谷沿いの大農地で生産した農作物や塩湖の塩などをアンデス各地に運ぶ主要な交易路だった。

8月
12
2023
NHK BSプレミアム 生と死、古代メキシコの世界へ!
8月 12 @ 22:30 – 23:30

NHK BSプレミアム 生と死、古代メキシコの世界へ!
8月12日 午後10:30 ~ 午前0:00 (1時間30分)

https://www.nhk.jp/timetable/130/tv/20230806/daily/now/

東京国立博物館で開催中の「古代メキシコ展」。メキシコを中心とした地域で花開いたマヤ文明・テオティワカン文明・アステカ文明の魅力を紹介する過去最大規模の展覧会だ。3つの文明に共通するのは「生と死」に対する強烈な思い。自然への畏敬を込めた彫像、埋葬された死者を覆ったマスク、生贄の儀式に使われたとされる品々。人々は何を祈り、畏れ、捧げたのか?栄枯盛衰を繰り返した文明のヒミツに8K高精細映像で迫る。

8月
13
2023
世界遺産 ロス・グラシアレス国立公園 壮大!崩落する高さ70mの大氷河
8月 13 @ 18:00 – 19:00

世界遺産 ロス・グラシアレス国立公園 壮大!崩落する高さ70mの大氷河

8月13日(日) TBSテレビ 午後6時~
https://www.tbs.co.jp/heritage/

 南米アルゼンチン、パタゴニア地方。強風の吹きすさぶアンデス山脈の麓、この乾燥地帯に南米最大の氷河地帯が!湖に面した珍しい氷河など、250以上の氷河がそこには広がる。さらに、アンデス山脈には世界中の観光客や登山客が訪れる絶景の山岳地帯も。夏は20度を超える事もある温暖なこの地域で大量の雪が降り、250以上の氷河が生まれる理由とは?

8月
19
2023
チリのストップモーション・アニメ『オオカミの家』8/19(土)公開
8月 19 終日

チリのストップモーション・アニメ『オオカミの家』8/19(土)公開

原題:La casa lobo
監督:クリストバル・レオン、ホアキン・コシーニャ
2018年・チリ・74分
シアター・イメージフォーラムほかで8/19より全国順次公開

同時上映短編『骨』Los Huesos/14分

http://www.zaziefilms.com/lacasalobo/

 美しい山々に囲まれたチリ南部のドイツ人集落。“助け合って幸せに”をモットーとするその集落に、動物が大好きなマリアという美しい娘が暮らしていた。ある日、ブタを逃がしてしまったマリアは、きびしい罰に耐えられず集落から脱走してしまう。逃げ込んだ一軒家で出会った2匹の子ブタに「ペドロ」「アナ」と名付け、世話をすることにしたマリア。だが、安心したのも束の間、森の奥から彼女を探すオオカミの声が聞こえはじめる。

怯えるマリアに呼応するように、子ブタは恐ろしい姿に形を変え、家は悪夢のような禍々しい世界と化していく……。

クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャの二人組による初の長編映画『オオカミの家』は、ピノチェト軍事政権下のチリに実在したコミューン【コロニア・ディグニダ】にインスパイアされた“ホラー・フェアリーテイル” アニメーション。チリ南部のある施設から逃走し、森の中の一軒家で2匹の子ブタと出会った娘マリアの身に起きる悪夢のような出来事を描いている。

レオン&コシーニャが監督のほかに脚本、美術、撮影、アニメーションなどを務めた。撮影場所は、チリ国立美術館やサンティアゴ現代美術館のほか、オランダ、ドイツ、メキシコ、アルゼンチンにある10カ所以上の美術館やギャラリー。実寸大の部屋のセットを組み、ミニチュアではない等身大の人形や絵画をミックスして制作、制作過程や制作途中の映像をエキシビションの一環として観客に公開するという手法で映画を完成させた。企画段階を含めると完成までに5年の歳月を費やしており、ワールドプレミアとなった第68回ベルリン国際映画祭ではカリガリ映画賞を、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭では審査員賞を受賞するなど世界各国で数々の賞を受賞している。