コロンビアが舞台の映画『お隣さんはヒトラー?』7/26より公開
原題:My Neighbor Adolf
監督:レオン・プルドフスキー
出演:デビッド・ヘイマン、ウド・キア
2022年製作/96分/イスラエル・ポーランド合作
7月26日(金)より、新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国公開
https://hitler-movie.com/
1960年の南米・コロンビア。第二次世界大戦終結から15年が経過し、巷ではアルゼンチンで逃亡生活を続けていたアドルフ・アイヒマンが拘束された記事で賑わっていた。ホロコーストで家族を失い、ただ一人生き延びたポルスキーは、町外れの一軒家で日々を穏やかに過ごしていた。そんな老人の隣家に越してきたのは、ドイツ人のヘルツォーク。その青い瞳を見た瞬間、ポルスキーの生活は一変する。その隣人は56歳で死んだはずのアドルフ・ヒトラーに酷似していたのだ。
ポルスキーは、大使館に出向いて隣人はヒトラーだと訴えるが信じてもらえない。ならばと、カメラを購入し、ヒトラーに関する本を買い込み、自らの手で証拠を掴もうと行動を開始する。正体を暴こうと意気込んでいたポルスキーだったが、やがて、互いの家を行き来するようになり、チェスを指したり、肖像画を描いてもらうまでの関係に。2人の距離が少し縮まった時、ヘルツォークが、ヒトラーだと確信する場面を目撃してしまう…。
歴史に、「if」はないが、アドルフ・ヒトラーの「南米逃亡説」をモチーフに、実際に起こり得たかもしれない世界線を大胆なアプローチで描いた、ナチス映画の新たな系譜がここに誕生。監督は、本作が長編2作目となるレオン・プルドフスキー。
松井章写真展『ボリビアを知ろう~東部オリエンテの魅力~』
会期:2024年8月3日(土) -31日(土)
会場: インスティトゥト・セルバンテス東京
開館時間: 月 ~土 10:30 – 17:00
入場無料、予約不要
https://tokio.cervantes.es/jp/default.shtm
ボリビアの自然は実に多様です。雄大なアンデス山脈には白い峰々が林立し、アルティプラーノ(アンデス高原)では地平線まで大平原が広がります。そして、国土の6 割を占めるのが東部オリエンテ地方です。今回の写真展では、この東部オリエンテ地方で、アマゾンの熱帯雨林と乾燥した平原(チャコ地方)の2つの地域をご紹介します。
<「絆 ~サンフアンとオキナワの道のり」>
日本人のボリビア移住 125 周年を記念する本年、この東部オリエンテ地方に深く根付いた日本人の移住地(コロニア)の特別展「絆(KIZUNA)」を開催します。
特に、日本の文化が色濃く残るのが、2つの移住地、今年で 70 周年を迎える「オキナワ移住地」と 69周年を迎える「サンフアン移住地」です。日本から来た移民の方達は、アマゾンの原生林を無数の苦難の末に切り開き、豊かな農地へと生まれ変わらせました。
農業を始め、養鶏や畜産でも大きな成功を収め、ボリビア社会に大きな貢献をしています。本特別展では、日本人の移民が築き上げた2つの移住地の「今」を紹介する写真を展示します。
写真展、《ボリビアを知ろう ~東部(オリエンテ)の魅力~》<特別展示:絆 ~サンフアンとオキナワの道のり~> が日本・ボリビア外交関係樹立110周年、日本人ボリビア移住125周年を記念して開催されます。
・会期:8月3日(土)-31日(土)
・開館時間: 月~土 10:30 – 17:00 / 休館日:日曜日・8/15(木)
・写真家(松井章氏)在廊日:近日に公表します。
・主催:ボリビア大使館
・会場:インスティトゥト・セルバンテス東京2F(東京都千代田区六番町2−9 セルバンテスビル)
・写真展の詳細①→https://www.andina-travel.com/blog/bolivia2024/
・写真展の詳細②→https://conoce-bolivia2024.peatix.com/
【お問い合わせ】
松井章氏:Akira Matsui|Andina+PhotographyOffice
info@andina-travel.com
メキシコ映画『夏の終わりに願うこと』8/9(金)公開
原題:Tótem
監督・脚本:リラ・アビレス
出演:ナイマ・センティエス、モンセラート・マラニョン、マリソル・ガセ、マテオ・ガルシア・エリソンド、テレシタ・サンチェス
2023年/メキシコ・デンマーク・フランス/95分
後援:メキシコ大使館
8月9日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかで公開
https://www.bitters.co.jp/natsuno_owari/
7歳の少女・ソルは、父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを喜ぶソルだったが、身体を休めているから、となかなか会わせてもらえない。従姉妹たちと無邪気に遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安が募るばかり。やがて父との再会を果たしたとき、それまで抱えていた思いがあふれ出し、ソルは“新たな感情”を知ることになる。
よろこび、悲しみ、希望、落胆。波打つ自身の感情の変化に戸惑いながらも、物語のラスト、少女が願ったこととは――?
1日を通して揺れ動く少女の心を瑞々しく描ききったのは、新鋭リラ・アビレス。「メキシコ映画界の新たなパイオニア(IndieWire)」とも評される彼女の最新作は、長編2作目ながらベルリン国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞し、東京国際映画祭ほか70以上の映画祭で上映された。
協会ホームページでご案内している表題JICA上映会について、詳細が決定しましたので、以下、ご案内致します。
コスタリカ協力50周年記念映画上映会 x 現地中継トークセッション「コスタリカの奇跡 ―積極的平和国家のつくり方―」
申し込み:https://www.jica.go.jp/domestic/hiroba/information/event/240809_01.html
日時 2024年8月9日(金曜日)18時30分から21時
会場 JICA市ヶ谷ビル 2階 国際会議場 ※JICA麹町本部ではありません
主催 JICA
コスタリカ月間の締めくくりとして、2016年にアメリカとコスタリカで制作された映画「コスタリカの奇跡 ―積極的平和国家のつくり方―」を上映します。
この映画の原題は、<大胆/勇敢な平和>を意味する「A BOLD PEACE」です。中米の小さな国コスタリカの、優しく力強い平和に対する姿勢を感じてみませんか?
映画上映後は、コスタリカからの現地中継によるトークセッションもあります。(吉田憲JICAコスタリカ支所長他、登壇予定)
【映画あらすじ】
1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー。世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。
コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育や国民皆保険制度を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)2016」の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。
『コスタリカの奇跡 ―積極的平和国家のつくり方―』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。
この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。
JICAがコスタリカに最初のボランティア派遣を実施した1974年からの50周年を記念し、JICA地球ひろばにて開催してきたコスタリカ月間は、本イベントのある8月9日(金曜日)が最終日となります。
1階展示スペースでの月間特別展示ほか、2階J’s Cafeでのコスタリカ大使館お墨付きメニューのご提供(平日ランチタイムのみ)は、本イベント開催時には終了していますので、ご興味ある方は、以下関連リンクをご参考に、早めのご来館をお待ちしております。
対象 ご興味のある方はどなたでも
定員 80名
参加費 無料
お申し込み方法 お申し込みフォームから、またはEメールにて、[1.イベント名 2.お名前(ふりがな) 3.電話番号 4.メールアドレス 5.ご所属]をご明記の上、お申し込みください。 ※後日、申し込み確認メールが届きますので、受信設定をしている方は、迷惑フォルダに振り分けられないように設定をお願いします。
お問い合わせ JICA地球ひろば 地球案内デスク 電話番号: 0120-767278 Eメール: chikyuhiroba@jica.go.jp
ブラジル映画『デビルクイーン』8/10公開
原題:A RAINHA DIABA
監督・脚本:アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ
出演:ミルトン・ゴンサルヴェス、オデッチ・ララ、ステパン・ネルセシアン、ネルソン・シャヴィエル ほか
1973年/ブラジル/100分/カラー
8月10日よりイメージフォーラムほかで劇場公開
https://alfazbetmovie.com/devilqueen/
ギャング、同性愛者、ドラァグクイーン、娼婦など、軍事独裁政権下のブラジルで最も疎外された人々を、強烈なサウンドと極彩色の美術、暴力とクィアネスを融合して描いた本作は、1974年にカンヌ国際映画祭出品されると瞬く間に観客を魅了。
ブラジルを代表する新聞O GLOBOによると「ラテンアメリカのファスビンダー」と評され、カルト的人気を博した。その後も熱狂的ファンに愛されながらも、⻑きに渡って世界的上映の機会に恵まれていなかったが、制作から50年の節目の2023年に奇跡の4Kレストアを果たした。同年のベルリン国際映画祭で上映されると「アシッドロックの旋律に乗って殺し合うスコセッシ的モンタージュ」「色彩あふれる陶酔的なカーニバル」と絶賛され、血なまぐさいギャング映画とキャンプなエッセンスの融合が若者を中心に支持を集め再び映画祭を沸きあがらせた。
ある時は恐怖で組織を支配するギャングのボスとして、またある時はスウィートな女王として狂気とチャーミングさを見事に同居させたデビルクイーンを怪演したのはブラジルの伝説的俳優ミルトン・ゴンサルヴェス。シネマ・ノーヴォとボサノヴァのミューズのひとりであるオデッチ・ララがキャバレーシンガーとして出演している。
監督のアントニオ・カルロス・ダ・フォントウラは『Copacabana MeEngana』(68)で劇映画デビュー、ブラジルのサイケロックバンド・ムタンチスやシンガーのガル・コスタなどトロピカリア・ムーヴメントを代表するアーティストたちのドキュメンタリーなども手がけている。ブラジル映画史の中で最も抑圧的だった時代の検閲をくぐり抜け、世界中の映画祭で観客を熱狂の渦に巻き込むも、日本では知られざる存在だった異端にして伝説のクィア・ギャング映画が50年の時を経てついに本邦初公開となる。
写真展、《ボリビアを知ろう ~東部(オリエンテ)の魅力~》<特別展示:絆 ~サンフアンとオキナワの道のり~> が日本・ボリビア外交関係樹立110周年、日本人ボリビア移住125周年を記念して開催されます。
・会期:8月3日(土)-31日(土)
・開館時間: 月~土 10:30 – 17:00 / 休館日:日曜日・8/15(木)
・写真家(松井章氏)在廊日:近日に公表します。
・主催:ボリビア大使館
・会場:インスティトゥト・セルバンテス東京2F(東京都千代田区六番町2−9 セルバンテスビル)
・写真展の詳細①→https://www.andina-travel.com/blog/bolivia2024/
・写真展の詳細②→https://conoce-bolivia2024.peatix.com/
【お問い合わせ】
松井章氏:Akira Matsui|Andina+PhotographyOffice
info@andina-travel.com