展覧会『ボテロ展 ふくよかな魔法』
会期:2022年4月29日(金・祝)~ 7月3日(日)
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急百貨店本店横)
他に7月16日~9月25日(名古屋市美術館、予定)、10月8日~12月11日(京都市京セラ美術館 予定)
※状況により、会期・入場方法等が変更となる場合がございます。
https://www.ntv.co.jp/botero2022/
南米コロンビア出身の美術家、フェルナンド・ボテロ(1932~)。1950年代後半から欧米で高く評価され、今日では現代を代表する美術家のひとりに数えられています。ボテロに注目が集まったのは1963年、ニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、モダンアートの殿堂、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールにボテロの《12歳のモナ・リザ》(※本展には出展されません)が展示されたことに始まります。
ボテロ作品を特徴づけているのは、あらゆるかたちがふくらんでいるということ。彼のモチーフは、人物も動物もふくよかで、果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張しています。ボリュームを与えられた対象には、官能、ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれ、観る人のさまざまな感覚に力強く訴えかけます。それはボテロ独特の「魔法」ともいえるもので、世界中で注目され続ける理由がそこにあるのです。
南米だけではなくヨーロッパや北米、アジアでも大規模展が開催され、世界各地で人気を博しているボテロ展ですが、日本国内では26年ぶりの開催となります。2022年、生誕90年の記念すべき年にボテロ本人の監修のもと、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成される本展は、ボテロとの新たな出会いを生む貴重な機会となることでしょう。
日本国内における外国人とのよりよい共生が課題となるなか、日本人の海外移住の 150 年以上の歴史に対する理解と関心を高めることを目的として国際協力機構(JICA)は 2019 年に「JICA海外移住論文」を創設しました。
第2回募集では、海外移住の歴史に対してより関心のすそ野を拡げることを目指し、論文部門の他に「エッセイ・評論部門」を加え、また、テーマについては邦字新聞に限定せずに広く「日本人の中南米への移住」として実施した結果、計 37 件(論文 7 件、エッセイ・評論 30 件)の応募をいただき、それぞれの部門で最優秀賞 1 名及び優秀賞 1 名を決定しました。
この度の第3回募集におきましても、前回にひき続き、日本人の中南米への移住に関する様々な研究結果およびエッセイ・評論を募り優秀な作品を発表することによって日本人の海外移住の歴史に対する理解と関心を高め、移民研究のすそ野を広げることや多文化共生など今日的な社会課題への気付きを得ることをねらいとしています。広く多くの方々からのご応募をお待ちしています。
応募締切は2022年6月30日(木)日本時間23:59必着です。
募集詳細は添付PDF資料をご参照下さい。
第三回JICA海外移住資料館「論文」及び「エッセイ・評論」募集案内[PDF]
中南米の音楽や舞踊、食文化、観光など様々な角度から紹介することにより、中南米に対する理解を深め、友好の輪を広げることを目的とした「第3回ラテンアメリカへの道フェスティバル」が以下の要領で開催されます。
今回は、スペシャルテーマに外交関係樹立101年のウルグアイと外交樹立125周年のチリをお迎えして、中南米諸国と各協会を中心に、民族音楽、民芸品、観光(世界遺産)、食文化の紹介・販売を約30軒のテントで行います。
南米大陸と国際交流・文化交流・スポーツ交流を目指すものです。
チラシ: お台場[PDF]
海上 : お台場会場図面[PDF]
<開催要領>
開催日時 | 2022年5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝) 各日11:00-19:00 |
---|---|
再開場所 | シンボルプロムナード講演 ウエストプロムナード(港区台場) ※交通機関:ゆりかもめ 提婆駅 徒歩1分 りんかい線 東京テレポート駅 徒歩6分 海上バス お台場海浜公園 徒歩3分 |
入場料 | 無料(飲食/物販等は有料) |
主催 | C・A・L実行委員会 日本ラテンアメリカ文化交流協会 |
共催 | (一社)東京臨海副都心まちづくり協議会 |
後援 | 在日ウルグアイ東方共和国大使館 在日チリ共和国大使館 東京都港湾局 (一社)ラテンアメリカ協会 アミーゴ株式会社 他 |
お問合せ先 |
C・A・L実行委員会事務局 日本ラテンアメリカ文化交流協会内 TEL:0422-59-0833 FAX:0422-59-0834 E-MAIL:amigo@hola-amigos.co.jp c-a-l@jcom.zaq.ne.jp http://hola-amigos.co.jp/ http://latinoamerica.at.webry.info/ |
【再放送】古代マヤ大発掘
NHK BSプレミアム 5月3日(火) 17:22〜18:10
密林に埋もれた古代マヤ文明。鉄器を使わずに巨大な石造りの神殿を建造し、太陽の動きに合わせて建物を配置するなど高度な技術力を有していた。しかし、今から1000年以上前に突如文明は衰退、都市はジャングルへと埋もれていった。なぜ文明は衰退したのか?その謎に迫る大発掘調査が日本人研究者によって始まった。鍵は、王とともに埋葬された可能性があるヒスイのマスクにあるという。王墓発掘の最前線に密着する。
中南米の音楽や舞踊、食文化、観光など様々な角度から紹介することにより、中南米に対する理解を深め、友好の輪を広げることを目的とした「第3回ラテンアメリカへの道フェスティバル」が以下の要領で開催されます。
今回は、スペシャルテーマに外交関係樹立101年のウルグアイと外交樹立125周年のチリをお迎えして、中南米諸国と各協会を中心に、民族音楽、民芸品、観光(世界遺産)、食文化の紹介・販売を約30軒のテントで行います。
南米大陸と国際交流・文化交流・スポーツ交流を目指すものです。
チラシ: お台場[PDF]
海上 : お台場会場図面[PDF]
<開催要領>
開催日時 | 2022年5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝) 各日11:00-19:00 |
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再開場所 | シンボルプロムナード講演 ウエストプロムナード(港区台場) ※交通機関:ゆりかもめ 提婆駅 徒歩1分 りんかい線 東京テレポート駅 徒歩6分 海上バス お台場海浜公園 徒歩3分 |
入場料 | 無料(飲食/物販等は有料) |
主催 | C・A・L実行委員会 日本ラテンアメリカ文化交流協会 |
共催 | (一社)東京臨海副都心まちづくり協議会 |
後援 | 在日ウルグアイ東方共和国大使館 在日チリ共和国大使館 東京都港湾局 (一社)ラテンアメリカ協会 アミーゴ株式会社 他 |
お問合せ先 |
C・A・L実行委員会事務局 日本ラテンアメリカ文化交流協会内 TEL:0422-59-0833 FAX:0422-59-0834 E-MAIL:amigo@hola-amigos.co.jp c-a-l@jcom.zaq.ne.jp http://hola-amigos.co.jp/ http://latinoamerica.at.webry.info/ |
中南米の音楽や舞踊、食文化、観光など様々な角度から紹介することにより、中南米に対する理解を深め、友好の輪を広げることを目的とした「第3回ラテンアメリカへの道フェスティバル」が以下の要領で開催されます。
今回は、スペシャルテーマに外交関係樹立101年のウルグアイと外交樹立125周年のチリをお迎えして、中南米諸国と各協会を中心に、民族音楽、民芸品、観光(世界遺産)、食文化の紹介・販売を約30軒のテントで行います。
南米大陸と国際交流・文化交流・スポーツ交流を目指すものです。
チラシ: お台場[PDF]
海上 : お台場会場図面[PDF]
<開催要領>
開催日時 | 2022年5月3日(火・祝)、4日(水・祝)、5日(木・祝) 各日11:00-19:00 |
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再開場所 | シンボルプロムナード講演 ウエストプロムナード(港区台場) ※交通機関:ゆりかもめ 提婆駅 徒歩1分 りんかい線 東京テレポート駅 徒歩6分 海上バス お台場海浜公園 徒歩3分 |
入場料 | 無料(飲食/物販等は有料) |
主催 | C・A・L実行委員会 日本ラテンアメリカ文化交流協会 |
共催 | (一社)東京臨海副都心まちづくり協議会 |
後援 | 在日ウルグアイ東方共和国大使館 在日チリ共和国大使館 東京都港湾局 (一社)ラテンアメリカ協会 アミーゴ株式会社 他 |
お問合せ先 |
C・A・L実行委員会事務局 日本ラテンアメリカ文化交流協会内 TEL:0422-59-0833 FAX:0422-59-0834 E-MAIL:amigo@hola-amigos.co.jp c-a-l@jcom.zaq.ne.jp http://hola-amigos.co.jp/ http://latinoamerica.at.webry.info/ |
来日LIVE「ミシェル・カミロ ソロ」
日時:5.7 sat., 5.8 sun.
[1st]Open4:00pm Start5:00pm [2nd]Open7:00pm Start8:00pm
5.9 mon., 5.10 tue.
[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open8:00pm Start9:00pm
※5.7 sat. 2ndショウのみインターネット配信(有料)実施予定
[会場での観覧]¥12,000(税込)より
[配信での観覧]※5.7 sat. 2ndショウのみ
一般:¥3,000(税込)Jam Session会員:¥2,000(税込)
詳細は下記をご覧ください。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/michel-camilo/
これまで数々の名演奏でブルーノート東京を沸かしてきたカリスマ・ピアニスト、ミシェル・カミロの来日が決定。2019年以来となる待望の公演を行う。母国のドミニカ共和国で“ピアノの神童”として名を馳せた後、1979年に渡米。88年にメジャー・デビューを果たすと、その卓越したリズム感と圧倒的なテクニックで注目を浴び、グラミー賞、ラテン・グラミー賞、エミー賞をはじめとする数多くの栄誉を獲得した。ソロからビッグバンドまで自在に繰り広げられる圧倒的なパフォーマンスで世界中を魅了し続けている。今回は美しいピアノがじっくり味わえるソロでのステージ。冴えわたる超絶プレイに彩られた情熱の音色に再会できる日が待ちきれない。
来日ライブ「セルジオ・メンデス Sergio Mendes」
日時:
5/12(木)1st Stage Open 17:00 Start 18:00 / 2nd Stage Open 20:00 Start 21:00
場所:ビルボードライブ東京
料金:Service Area : ¥14,000 / Casual Area : ¥13,500
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=13325&shop=1
ブラジル音楽界の至宝にして世界のポップ・マエストロ、セルジオ・メンデスが登場。1960年代にボサ・ノヴァ・ブームの旗手となり、1966年の『セルジオ・メンデス&ブラジル’66』と収録曲の「マシュ・ケ・ナダ」がワールドワイドなヒットを記録。以降、プロデューサー、作曲家、キーボーディスト、そしてボーカリストとして、様々な魅力と才能で音楽界に影響を与えてきた。多彩な楽曲を洗練されたボサ・ノヴァや洒脱なAOR風にアレンジした、優れたプロデュース・ワークによるヒット作品を連発してきた彼が世界が恋に落ちたマジカルなブラジリアン・ポップス・サウンドを届けてくれるステージを心ゆくまで楽しんで欲しい。
中南米・カリブ海諸国の厳選された“タパス”(軽食)を楽しむ≪タパス・パーティー≫を以下の要領で開催致します。
ラテンアメリカとカリブ海のテイストを取り入れながら、様々な国や地域からお集まりの皆様にタパス、ドリンク、音楽、ダンスなどをリラックスした雰囲気の中でお楽しみ頂ける機会になればと考えております。
プロのダンスサーによるタンゴ、サルサ、メレンゲ、バチャータのデモンストレーション、また、それぞれの基本ステップを学べるプチレッスンも開催します。体を動かすこと、特にダンスは、私達の心や身体を健康に保つために、非常に重要な要素と言えるでしょう。
ラテンアメリカ・カリブ海諸国の大使館員との交流や、植民地時代(18 世紀)の南米先住民族の生活や動植物を描いたフロリアン・パウケの絵画展を通じて、同地域をより身近に感じて頂ければと思っております。その他、中南米やカリブ海の様々な商品を展示・販売するコーナーもございます。
以下のイベント案内のPDFなどをご参照の上、添付WORDのLAC「タパス・パーティー」参加申込み用紙に必要事項を記入の上、JAPOLAC事務局宛にメールに添付の上、お申込み下さい。
問合せ先
JAPOLAC(日本ラテンアメリカカリブ振興協会)
Room 806, Lions Mansion Higashi-Ginza, 4-12-2 Tsukiji Chuo-kuTokyo 104-0045
電話: 日本語 03-6264-3858 / 英語・スペイン語03-6264-3859
メール:info@japolac.com
ホームぺージ: https://japolac.com/ja/
●イベント案内[PDF]
●LAC「タパス・パーティー」参加申込み用紙[Word]
●タパス画像「ラテンアメリカ・カリブ海諸国の料理」[PDF]
●フロリアン・パウケ財団と絵画展[PDF]
●フローリアン・パウケの絵画[PDF]
≪イベント詳細≫
日付:2022年5月14日(土)
時間:11:30~15:30 (開場 11:00)
会場:すみだ産業会館 墨田区・丸井共同開発ビル8階
住所:東京都墨田区江東橋3丁目9番10号 JR錦糸町駅南口より徒歩1分
参加予定人数:250 名
パーティー形式:スタンディング (一部、食事エリアにはテーブルのみご用意がございます)
ドレスコード:スマートカジュアル
入場料:
事前支払い(当協会の銀行口座へ事前にお振込み頂く場合)
大人;3,500 円 / 中学・高校生;1,500 円 / 小学生以下;無料
当日支払い(当日、会場入り口にてお支払い頂く場合)
大人;4,000 円 / 中学・高校生;2,000 円 / 小学生以下;無料
※大人、中学・高校生の入場料には、タパスとドリンクのチケット、エンターテインメント(ラテン音楽、ダンスレッスン、フリーダンス、絵画展の鑑賞)が含まれます。
※無料でご入場頂ける小学生以下の方は、会場にてタパス、ドリンクの購入が可能です。
主催:一般社団法人日本ラテンアメリカカリブ振興協会 (JAPOLAC)
後援:(アルファベット順)
駐日キューバ共和国大使館、
駐日コスタリカ共和国大使館、
駐日ドミニカ共和国大使館、
駐日エクアドル共和国大使館、
駐日グアテマラ共和国大使館、
駐日ハイチ共和国大使館、
駐日ジャマイカ大使館、
駐日パラグアイ共和国大使館、
駐日ペルー共和国大使館
現代ブラジル文学の代表作『乾いた人びと』(映画『乾いた人生』原作)邦訳出版記念上映会
『乾いた人生』(ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督作品)特別上映とシンポジウム
■日時:5月19日(木)
16:00 『乾いた人生』(105分)
18:00 シンポジウム「20世紀のブラジル文学と映画―グラシリアーノ・ハーモスとネルソン・ペレイラ・ドス・サントスに焦点を当てて」
鈴木茂(歴史学者/ブラジル近現代史研究者)
岸和田仁(ジャーナリスト/「ブラジル文化賛歌 熱帯の多人種主義社会」著者)
タミス・シルベイラ(言語学・ポルトガル語教育論研究者)
19:30 『乾いた人生』(105分)
■会場:アテネ・フランセ文化センター
■本上映会のチケットをお持ちの方はシンポジウムにご参加いただけます。
■日本語字幕付き
■料金(入替制/先着順)
一般=1500円、学生/シニア=1200円、アテネ・フランセ文化センター会員=1000円
http://www.athenee.net/culturalcenter/
主催 映画美学校 アテネ・フランセ文化センター
ブラジル映画の新しい潮流「シネマ・ノーヴォ」の代表作ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス監督作品『乾いた人生』(1963)は、20世紀ブラジル文学の作家グラシリアーノ・ハーモス(ラモスとも表記/1892―1953)が1938年に書いた小説を原作としている。 本年、原作が『乾いた人びと』の邦題で水声社より翻訳出版された(高橋都彦訳)。 本企画は、『乾いた人生』の上映とシンポジウムにより、ブラジル映画史に残る傑作をブラジル文学史の視点から考察する試みである。
【日 時】 :2022年5月21日(土)13:30~15:00 (オンライン)
【講 師】 :佐藤吉文(南山大学研究員)
【テ-マ】 :「ティワナク研究の現在―SAIS、編年、その起源」
【ご注意】 :レコ-ディング(録音)、写真撮影・引用等は不可
【受講料】 :以下のアンデス文明研究会 HP ご参照
https://andesken.jimdofree.com/
【オンライン講座ご参加の方法】:
上記の年会費・受講料の支払いの方へは(受領確認後)、
https://andesken.jimdofree.com/2021%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E4%BC%9A%E8%B2%BB%E7%B4%8D%E5%85%A5%E3%81%AE%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84/
受講日の2日前までに講座参加のための Invitation のURL及びID・パスワ-ドをお知らせするので、振込次第、メ-ルで下記宛てにご連絡をお願いします。
【参加申込メール送付先】:
To: andesken55@gmail.com Cc: kazum.mori@nifty.com
メキシコ映画『息子の面影』5/27(金)公開
原題:Sin senas particulares
監督:フェルナンダ・バラデス
キャスト:メルセデス・エルナンデス、ダビッド・イジェスカス、フアン・ヘスス・バレラ
https://musuko-no-omokage.jp/
ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで5月27日(金)より日本公開
2020年、ある1本の映画が世界を席巻した。メキシコ人監督が無名のキャストを起用して撮影したその作品が世界の目に触れると、2020年サンダンス国際映画祭で観客賞と審査員特別賞、さらにゴッサム・インディペンデント映画祭外国語映画賞、ロカルノ国際映画祭観客賞、サン・セバスチャン国際映画祭ホリゾンテス・ラティーノ部⾨最優秀作品など世界中の映画祭りで人々を魅了してきた。
メキシコ国境近くを舞台に出稼ぎのため家を出た息子が行方不明になり、その息子を探すため旅立った母、マグダレーナの旅路を描いた本作は荒涼としたメキシコの大地を美しく切り取りつつ、今なおメキシコに残る貧困問題をはじめとした問題を鋭く描き出している。メガホンを取ったフェルナンダ・バラデス監督をはじめ、ほぼ無名のキャストで作られた本作だったが、大手レビューサイトのロッテントマトでは99%フレッシュを記録、アメリカの大手映画メディアのスクリーンデイリーから“あらゆるレベルにおいて感動的に完成された映画”と評されるなど世界中の映画ファンから支持を集めている。世界中から称賛を浴びた本作がいよいよ日本でも公開される。