イベントカレンダー - 一般社団法人 ラテンアメリカ協会

イベントカレンダー

10月
24
2024
ホセ・ドノソを讃えて―「ラテンアメリカ文学のブーム」と文学に憑かれた作家の素顔
10月 24 @ 18:00 – 20:00

開催日:10月24日(木)18:00-20:00
会場インスティトゥト・セルバンテス東京
入場無料、要予約
言語:スペイン語(日本語の同時通訳付)
https://jose-donoso.peatix.com/view
https://peatix.com/group/61885/events

登壇者:
フアン・ビジョーロ(メキシコ人作家)
オラシオ・カステジャーノス・モヤ(エルサルバドル人作家)
カルロス・フランス(チリ人作家)
司会:寺尾隆吉(早稲田大学教授)

主催:早稲田大学、インスティトゥト・セルバンテス東京
協力:在日チリ大使館、在日メキシコ大使館

 チリの偉大な小説家ホセ・ドノソ。彼の傑作『夜のみだらな鳥』は、ガルシア・マルケスの『百年の孤独』と並び、「ラテンアメリカ文学のブーム」がもたらした最高の文化遺産として世界中で読まれ続けています。ドノソの生誕百年を記念して、現代ラテンアメリカ文学を代表する三人の作家、フアン・ビジョーロ氏、オラシオ・カステジャーノス・モヤ氏、カルロス・フランス氏に、その知られざる魅力をたっぷり語っていただきます。

10月
27
2024
「南米料理を楽しむ会」
10月 27 @ 13:30 – 16:30

「南米料理を楽しむ会」
マハディート・デ・チャルケ(Majadito de charque))とアサディート・コロラド(Asadito colorado)の調理とボリビアワインの会

日時:10月27日(日)13時半から16時半(予定)
場所:千代田区立スポーツセンター7階 調理教室
会費:3000円(日本ボリビア協会員の場合は2000円)
定員:24名
申込:admin@nipponbolivia.org (担当細萱)まで

※ 詳細は下記をご覧ください。
https://nipponbolivia.org/

11月
9
2024
ベネズエラ映画『博士の綺奏曲』11/9(土)公開
11月 9 終日

ベネズエラ映画『博士の綺奏曲』11/9(土)公開

原題:Yo y las bestias
監督:ニコ・マンサーノ
出演:ジーザス・ヌネス、ガブリエル・アグエロエ、ステファニア・キハダ、アーヴィング・コロネル
2021年/ベネズエラ/スペイン語/78分
協力:在日ベネズエラ大使館

11月9日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
https://www.cine-mago.com/collection/hakasenokisoukyoku
https://www.imageforum.co.jp/theatre/movies/7911/

 研究所に勤めながらも、オルタナティヴ・ロックバンド「ロス・ピジャミスタス」のボーカルを務めていたアンドレス(へスース・ヌネス)は、汚職にまみれた政権が主催する音楽祭にメンバーたちが無断で参加しようとしていたのを知り、脱退を決意する。バンドを離れ、ソロでの活動を開始したアンドレスのもとに現れた、顔なき奏者「ビースト」たち。混乱と貧困が日常を蝕んでいくベネズエラで、アンドレスはビーストたちとともに、孤高のアルバム制作を試みる……。

 人も空気も澱み続ける日常を生きる男が、創作の衝動とともに現れた謎の存在「ビースト」と音楽を奏で、孤高のアルバム制作を試みる姿を映し出した『博士の綺奏曲』。

本作が長編監督デビュー作となるニコ・マンサーノは、経済危機・大規模停電により国外亡命者が続出し、混乱状態に陥った2016年当時のベネズエラを背景に、本作の脚本を執筆。アートディレクター・作曲家としての顔も持つマンサーノは『Al Pie del Volcán (火山のふもと)』をはじめ劇中曲すべても自ら制作。政治汚職やハイパーインフレなどベネズエラの情勢が悪化の一途をたどる中、5年間もの年月をかけて2021年に映画を完成させた。

 カントリー、オルタナティブ・ロック調の流麗なメロディと、画面に広がるペールトーンのビジュアルによって独特の世界観を構築した本作は、ロカルノ国際映画祭2023オープン・ドアへ選出され、ベネズエラ映画祭では驚異の6冠に輝くなど、世界各地の映画祭で《史上最高のベネズエラ映画》として高い評価を得ている。

11月
10
2024
国際協力機構(JICA)から「映画とトークでめぐる―カリブの暮らし・自然・音楽ー」(無料)のご案内:2024年11月10日(日)@JICA市ヶ谷ビル(JICA地球ひろば 2階 国際会議場)
11月 10 @ 03:18 – 04:18

「映画とトークでめぐる―カリブの暮らし・自然・音楽ー」[PDF]

日本から遠く離れたカリブをぐっと身近に感じてみませんか?

午前の部では、リトルマーメイドの有名なテーマソングでも取り入れられているカリプソ発祥の地、そして、世界三大カーニバルのひとつで有名な南米大陸のすぐ近くに位置する島国トリニダード・トバゴのドキュメンタリー映画「カリプソ・ローズ」を上映します(日本語字幕)。

午後の部では、中米に位置するカリブ文化圏の小国、珊瑚礁の世界遺産でも有名なベリーズより、20分間のショートアニメ「テクアニとドゥエンデ」を上映します。

民話をベースにした美しいアニメーションですので、お子様とのご参加も大歓迎です。ただし、こちらも字幕上映となりますので、ご了承ください。

どちらの回も参加は無料で、カリブの国に暮らした経験のあるJICA 関係者やJICA海外協力隊によるトークセッションもあります。

肌寒くなる秋の日に、暖かいカリブの風を感じませんか?
【午前の部:「カリプソ・ローズ」】:https://www.jica.go.jp/domestic/hiroba/information/event/241110_01.html
【午後の部:「テクアニとドゥエンデ」】:https://www.jica.go.jp/domestic/hiroba/information/event/241110_02.html

11月
27
2024
駐日チリ共和国大使館から映画上映のご案内「Mi Mejor Enemigo(私の最良の敵)」@セルバンテス文化センター:2024年11月27日(水)12:00
11月 27 @ 12:00 – 14:15

アルゼンチン・チリ平和友好条約締結40周年を記念して 、両国の駐日大使館から「Mi Mejor Enemigo(私の最良の敵)」上映をご案内します。

案内状[PDF]

日時:2024年11月27日(水)12:00
会場:セルバンテス文化センター東京(千代田区六番町2-9)
上映作品:「ミ・メホル・エネミーゴ』(2005年)
言語:スペイン語(英語字幕)
プログラム:
12時00分 歓迎の辞
12時10分 レセプション
12時40分 映画上映
14時15分 プログラム終了

参加ご希望の方は、次のメールアドレスまでご連絡ください。
protocol.echile@minrel.gob.cl

問合せ先:
Embajada de Chile en Japón
Shibakoen Hanshin Bldg. 8F
3-1-14 Shiba, Minato-ku
Tokyo
Tel. 03-3452-7561 Fax. 03-3452-4457

11月
28
2024
駐日ペルー共和国大使館から記念コンサート(無料)のお知らせ:「ペルーの至宝、チャブカ・グランダ」@東京ウィメンズプラザ・ホール:2024年11月28日(木)開演 19:40(開場 19:15)
11月 28 @ 19:00 – 21:00

 ペルー大使館は、コンサート「ペルーの至宝、チャブカ・グランダ」にご招待申し上げます。これは、日本人ペルー移住125周年と日本ペルー人移民35周年を記念するものです。

日付: 2024年11月28日(木)
時間: 開演 19:40(開場 19:15)
場所: 東京ウィメンズプラザ・ホール
住所: 渋谷区神宮前5-53-67 東京ウィメンズプラザ B1
表参道駅 B2 出口より徒歩7分。

入場無料。
ご参加いただければ光栄です。
以下のリンクを通じてご参加の確認をお願いいたします。
https://forms.gle/pctZYm5623vWz7ox5

この特別なイベントでお会いできることを楽しみにしております。

12月
3
2024
ベネズエラピアノ作品集『プリズム』CDリリース記念コンサート
12月 3 @ 19:00 – 21:00

ベネズエラピアノ作品集『プリズム』CDリリース記念コンサート

日時:12月3日(火) 19:00開演(18:30開場)
会場:スペースDo(新大久保) 東京都新宿区百人町2-8-9
チケット:一般4,000円
Piano 下山静香
Guest artists:牧野 翔(マラカス)/豊田 健(クアトロ)/古谷俊英(歌)
詳細・チケット購入:https://peatix.com/event/4132984

12月
9
2024
パラグアイ刺繍展覧会 日系とニャンドゥティの物語
12月 9 終日

パラグアイ刺繍展覧会 日系とニャンドゥティの物語

日程:2024年12月9日~2025年2月8日
会場:インスティトゥト・セルバンテス東京2F
入場料無料
オープニング:12月9日 (月) 18:00-(要申込)
https://expo-nanduti2024.peatix.com/

この展覧会は、パラグアイのニャンドゥティ・レースと日系コミュニティーの文化的アイデンティティの繋がりを探るものです。

植民地時代にスペインからパラグアイに伝わったこの工芸品の起源をたどり、パラグアイと日本の日系文化を通して、ニャンドゥティの日本への旅の物語をお楽しみください。

展覧会ではまず、パラグアイの職人によって作られた伝統的な作品と、日本のニャンドゥティ協会のメンバーによって制作された作品を比較します。また、パラグアイ出身のファッション学生である福岡絵美が日本のニャンドゥティ協会のメンバーとコラボレイトした、ニャンドゥティを現代的に解釈したカプセルコレクションを展示します。

12月
20
2024
チリのドキュメンタリー映画『私の想う国』12/20(金)公開
12月 20 終日

チリのドキュメンタリー映画『私の想う国』12/20(金)公開

原題:Mi País Imaginario
監督:パトリシオ・グスマン
2022年/チリ・フランス/83分/スペイン語

2024年12月20日(金)よりアップリンク他で全国公開

https://www.uplink.co.jp/watashino/

2019年、突然チリのサンティアゴで民主化運動が動きだした。その口火となったのは、首都サンティアゴで地下鉄料金の値上げ反対がきっかけだった。

その運動は、リーダーもイデオロギーもなく、爆発的なうねりとなり、チリの保守的・家父長的な社会構造を大きく揺るがした。

運動の主流となったのは、若者と女性たちだった。150万の人々が、より尊厳のある生活を求め、警察と放水車に向かってデモを行ったのだった。

それは2021年、36歳という世界で最も若いガブリエル・ボリッチ大統領誕生に結実する。

名作『チリの闘い』、チリ弾圧の歴史を描いた3部作『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』、『夢のアンデス』に続き、グスマン監督は過去の記憶と往来を重ね、劇的に変わりゆくチリを、新たな社会運動を前にして希望を信じ、かつて想像した国が実現することに願い込めて詩的な、圧倒的映像美で描き出す。

メキシコ映画『型破りな教室』12/20(金)公開
12月 20 終日

メキシコ映画『型破りな教室』12/20(金)公開

原題:Radical
監督・脚本:クリストファー・ザラ
出演:エウヘニオ・デルベス、ダニエル・ハダッド、ジェニファー・トレホ
2023年/メキシコ/スペイン語/125分

2024年12月20日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国公開

https://katayaburiclass.com/
https://ttcg.jp/movie/1144600.html

 麻薬と殺人が日常と化した国境近くの小学校。子供たちは常に犯罪と隣り合わせの環境で育ち、教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新任教師のフアレスが赴任し、そのユニークで型破りな授業で、子供たちは探求する喜びを知り、クラス全体の成績は飛躍的に上昇。そのうち10 人は全国上位 0.1%のトップクラスに食い込んだ!

 アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校で 2011 年に起きた実話を描いた本作は、本国で 300 万人を動員し、2023年 No.1 の大ヒットを記録。更にアメリカでも限定公開かつスペイン語作品にも関わらず初週 5位の快挙をとげ、絶賛の嵐は北米まで広がった。

 型破りな授業によって子どもたちを導く教師・フアレスに扮したのは『コーダあいのうた』の音楽教師役で世界的に注目を集めたエウヘニオ・デルベス。未来を望むことさえしなかった子供たちが、可能性や夢に出会い、瞳がきらきら輝きだす光景に心打たれる奇跡の感動作が誕生!