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【第16回ラテンビート映画祭】
【第16回ラテンビート映画祭】
11月 7 終日
(東京) 新宿バルト9 :11月7日(木)~10日(日)、15日(金)~17日(日) (横浜) 横浜ブルク13:11月29日(金)~12月1日(日) (大阪) 梅田ブルク7 :12月6日(金)~12月8日(日) 回数券 数量限定販売 3,600円(税込)劇場にて発売中。 ※日時作品未指定・3枚綴り 前売券 1回券(日時作品指定)1500円(税込) ※10月26日販売開始 当日券 1回券(日時作品指定)一般 1700円(税込) オフィシャルサイト: http://www.lbff.jp オフィシャルFacebook:https://facebook.com/LatinBeatFilmFestival オフィシャルTwitter:https://twitter.com/LBFF_2019 スペイン&ラテンアメリカ映画の祭典「ラテンビート映画祭(LATIN BEAT FILM FESTIVAL2019)」。 今年のラインナップは、スペインのホナス・トルエバ監督の『8月のエバ』、チリの巨匠アンドレス・ウッド監督のポリティカル・サスペンス『蜘蛛』、2020年の米国アカデミー賞国際長編映画賞部門コロンビア代表作『猿』。また東京国際映画祭共催の『戦争のさなかで』、『ファイアー・ウィル・カム』、コンペティション部門にノミネートされているスペイン映画『列車旅行のすすめ』をラインナップ。 また第2回開催の『Ⅱ CINEMA DO BRASIL』では、サン・セバスティアン国際映画祭で主要3部門を受賞したブラジル映画『ファヴェーラの娘』、各国の映画祭で話題の女性映画『見えざる人生』、異色のSF作『神の愛』を上映。 【主なラテンアメリカ映画】 『蜘蛛』 原題:Araña 監督:アンドレス・ウッド/出演:マリア・バルベルデ、メルセデス・モラン、マルセロ・アロンソ/2019年/スリラー/チリ・アルゼンチン・ブラジル/105分 1970年代初頭のチリ。極右民族主義者のグループはアジェンデ政権の転覆を画策。メンバーのイネス、彼女の夫フスト、親友のヘラルドは、歴史の流れを変えるような政治的犯罪を成し遂げる。だが恋愛関係のもつれもあり後にグループは分裂。40年後、イネスは名の知れた実業家となっていた。チリの激動の政治史と男女の愛憎劇を絡めた本格派サスペンス。 監督は『マチュカ 僕らの革命』、『ヴィオレータ、天国へ』(LBFF2012出品)の名匠アンドレス・ウッド。40年後のイネス役を『夢のフロリアノポリス』(LBFF2018出品)、『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』(LBFF2017出品)で注目されたメルセデス・モランが演じている。 『猿』 原題:Monos 監督:アレハンドロ・ランデス/出演:ソフィア・ブエナベントゥラ、フリアン・ヒラルド、ジュリアンヌ・ニコルソン/2019年/ドラマ/コロンビア・アルゼンチン・オランダ・ドイツ・スウェーデン・ウルグアイ・米国・スイス・デンマーク/102分 南米の山岳地帯で暮らす「猿」と呼ばれる8人の少年少女たち。彼らの生活は、一見、夏のキャンプのようにも見えるが、ゲリラ組織の軍曹の監視下にある。彼らの役割は人質になっている米国人女性を監視し世話をすることだった。ボリビアのコカ農家の実態に迫ったドキュメンタリー『コカレロ』(LBFF2008出品)でデビューしたアレハンドロ・ランデス監督の最新作。サンダンス映画祭審査員特別賞をはじめ数々の国際映画祭で受賞している。2020年の米国アカデミー賞国際長編映画賞部門コロンビア代表作。 【Ⅱ CINEMA DO BRASIL】 『ファヴェーラの娘』 原題:Pacificado 監督:パクストン・ウィンターズ/出演:カシア・ナシメント、ブカッサ・カベンジェレ、デボラ・ナシメント/2019年/ドラマ/ブラジル・米国/100分 13歳の少女タチは、リオのファヴェーラ(スラム街)で母と暮らしている。生活は苦しかったが、親友のレチとお洒落をしてダンスを披露するなど、楽しい時間も過ごしていた。ある日、彼女の父ジャカが14年ぶりに刑務所を出所して戻ってくる。ジャカは裏社会から足を洗い家族との平和な暮らしを望んでいたが、ファヴェーラを支配するネルソンはジャカを目の敵にする。 リオの丘に造られた巨大なファヴェーラ「モッホ・ドス・プラゼーレス」が撮影に協力し、米国人の映像作家パクストン・ウィンターズが7年の歳月をかけて取り組んだ作品。 『レスラー』『ブラック・スワン』の監督として知られるダーレン・アロノフスキーが製作を務めている。9月末開催の2019年サン・セバスティアン国際映画祭では作品賞・男優賞・撮影賞の主要3部門を受賞した。 『見えざる人生』 原題:A vida invisivel de Eurídice Gusmaõ 監督:カリン・アイヌーズ/出演:カロル・ドゥアルテ、ジュリア・ストックラー、フェルナンダ・モンテネグロ/2019年/ドラマ/ブラジル・ドイツ/139分 1950年のリオデジャネイロ。18歳のユリディス・グスマンはクラシック音楽のピアニストになる夢をかなえるためウィーンの音楽学校を目指している。彼女には強い絆で結ばれた2つ年上の姉ギーダがいたが、二人の人生は厳格な父によって引き裂かれてしまう。家や社会で男性から支配され、もがきながら自由を得ようとする女性たちの人生をドラマチックに描いている。女性作家マルタ・バターリャの同名小説の映画化。『セントラル・ステーション』で知られる名女優フェルナンダ・モンテネグロが主人公の晩年を演じている。2019年のカンヌ国際映画祭ある視点部門作品賞受賞。2020年の米国アカデミー賞国際長編映画賞部門ブラジル代表作。 『神の愛』 原題:Divino Amor 監督:ガブリエル・マスカロ/出演:ジラ・パエス、ジュリオ・マシャード、テカ・ペレイラ/2019年/ドラマ/ブラジル・ウルグアイ・デンマーク・ノルウェー・チリ・スウェーデン/101分 2027年のブラジルは、多くの国民が救世主を待つだけの夢も希望もない社会へと様変わりしている。離婚の危機にある夫婦に復縁するよう諭す仕事をしている42歳の女性ジョアナは熱心なクリスチャンだ。彼女は使命感を持って自分の役目を果たしていたが、一方で、自分自身の結婚生活には問題を抱えていた。ブラジル人の信仰心や愛、性に対する考えに切り込んだ異色のSF映画。保守化する今のブラジル社会を風刺したテーマを取り上げ、各国の映画祭で話題となった。ブラジルを代表する女優ジラ・パエス(『オーパイオー』(LBFF2008出品)、『フランシスコの2人の息子』)が主人公ジョアナを演じている。
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