【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】ECLAC『ラテンアメリカ・カリブ地域 2018 年:経済動向速報』桑山幹夫
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC、西語略CEPAL)が年次報告書『経済動向速報』を2018年12月20日に発表した。同報告書は、国際通貨基金(IMF)、世界銀行、米州開発銀行(IDB)などの国際機関に先立って、ラテンアメリカ・カリブ (LAC) 地域の経済動向を国別・準地域別で集計・分析するという特色を持っており、LAC域内だけでなく、域外機関からも高い評価を受けている。ECLACは、LAC地域の2018年の成長率を1.2%(暫定値)と推定、昨年10月時点での1.3%から下方修正した。2019年の成長予測は1.7%で、これはECLACが10月に発表した推定値(1.8%)をわずかに下回る。同報告書は、2019年のLAC経済に大きな影響を与えるリスク要因として、国際経済を取り巻く不確実性およびラテンアメリカを含む新興国が引き続き直面する国際金融市場の不透明性を指摘している。
ファイル名(File Name) | 20190109_【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】ECLAC『ラテンアメリカ・カリブ地域-2018-年:経済動向速報』_桑山幹夫.pdf |
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ファイル容量(File Capacity) | 1 MB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2019年1月9日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 91 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |