【ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート】「ラテンアメリカへ拡散する新型コロナウイルスのインパクトとその対応策 (下)」桑山幹夫
ラテンアメリカでも新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大が止まらない。4月16日現在、地域全体で約8万5000人の感染者、約4050人の死亡者が確認されている。この12日間で感染者数が3.3倍、死亡者数が約5倍に増えたことになる。
Covid-19はラテンアメリカの脆弱な医療・保健体制を崩壊させ、国民の生命を脅かすだけでなく、ようやく回復基調にあった地域経済に打撃を与えて、世界大恐慌以来最悪の経済不況に逆戻りさせる。また、多くのラテンアメリカ・カリブ諸国が国内経済の混乱、外需の急減、外資の逆流、一次産品価格(特に原油)の急落から成る重層的危機に直面しており、世界のCovid-19の終息が遅れれば、ラテンアメリカへのインパクトはさらに厳しい結果となるであろう。
レポート(下)では、Covid-19がラテンアメリカ経済に与える影響について、数か国が発表している緊急経済措置をもとに、Covid-19の経済的インパクトを分析する。今後の見通しについても言及する。
ファイル名(File Name) | 「ラテンアメリカへ拡散する新型コロナウイルスのインパクトとその対応策(下)」.pdf |
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ファイル容量(File Capacity) | 1 MB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2020年4月18日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 475 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |