ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート<<ワシントン報告>> 次期米州開発銀行の総裁選を巡る喧噪―米トランプ政権が異例の推薦 ホワイト和子
国際通貨基金(IMF)や世界銀行グループ(世銀)等の国際開発金融機関の総裁選には、慣習と言ってもよいような不文律があることは周知の事実です。
IMFの専務理事は欧州から、世銀総裁は米国から、更に細かく言えば世銀グループの国際金融公社(IFC)の長官は同じく欧州から、多数国間投資保証機関(MIGA)の長官は日本から選出と言った具合ですが、地域開発銀行で言えば、欧州開発銀行は仏・独・英、アジア開発銀行は日本、そして米州開発銀行(IDB)ではラテンアメリカから歴代総裁は選出されてきました。ところが、現在、9月末に任期を全うするIDBのアルベルト・モレノ総裁の後任選出に当たってはこの慣習が破られる可能性が出てきました。
今回はIDB総裁選を巡る喧噪について、当ラテンアメリカ・カリブ研究所シニアーフェローのホワイト和子氏から、ワシントンでホットなイシューとなりつつある次期米州開発銀行(IDB)の総裁選について論じていただきました。
2020.07.14 追記
一般公開に切り替えました。
ファイル名(File Name) | dde0af59dc6333282e5f3e47893591ab.pdf |
---|---|
ファイル容量(File Capacity) | 209 KB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2020年7月1日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 267 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |