ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート ILAC2023-11「ラテンアメリカは強固な重要鉱物サプライチェーンを築けるか(下):リチウム産業を中心に」桑山幹夫
【要旨】
「レポート(下)」ではリチウムに焦点を当て、世界のリチウム産業構造の変遷を国・地域・企業別に考察したうえで、「リチウム・トライアングル」の呼称で知られるアルゼンチン、ボリビア、チリ3か国のサプライチェーン参入形態を、工程別(採掘・抽出、精錬・加工、電池製造)に分析する。加えて、リチウム産業の規制に関る法的枠組み、ガバナンス体制、開発戦略、開発プロセスの推移の視点から、トライアングル 3 か国にブラジル、メキシコ、ペルーを加えたラテンアメリカ6か国間で検証される類似・相違点を指摘する。ラテンアメリカには「川上」工程に特化する国が多いことから、高付加価値の「川下」工程へ参入する際に克服しなければならない課題についても言及する。リチウム資源を開発ツールとして最大限に活用するための課題についての提言で締め括る。
本レポートはどなたでも閲覧可能です。下記からダウンロードできます。是非ご活用ください。
ファイル名(File Name) | ILAC2023_11.pdf |
---|---|
ファイル容量(File Capacity) | 1 MB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2023年11月9日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 105 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |