ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート ILAC2024-7 2024 年9月「歴史から見たラテンアメリカのかたち―その10 : 中米紛争、債務危機、メキシコの民主化」渡邉利夫
【要旨】
この稿は前稿に続きラテンアメリカの権威主義体制から民政移管がテーマである。
まずこの民政化が民主化の「第三の波」の一つであったこと、南米の民政化の理由を総まとめして、次にニカラグアとエルサルバドルの中米紛争と和平についてマルティの視点から述べる。このテーマは筆者と同世代の出来事で、本省や現地大使館で深く係わった案件であるので今でも深い思い入れがある。
また民政化の原因になり1980年代を「失われた10年」にした対外債務危機の問題を取り上げる。そしてまだ説明していなかったメキシコの覇権政党型権威主義体制の終焉について語る。最後にまとめで権威主義を総括する。
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| ファイル名(File Name) | ILAC2024_7v2.pdf |
|---|---|
| ファイル容量(File Capacity) | 1 MB |
| バージョン(Version) | 1 |
| 作成日(Published) | 2024年9月18日 |
| ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 187 回 |
| カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |
