『ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート ILAC2023-07 2023年9月「歴史から見るラテンアメリカのかたち―その 4―多様性に富んだ世界になる物語―」渡邉利夫』
【要旨】このレポートでは、ラテンアメリカの世界がイスパノアメリカの他に、カリブ海とブラジルからなる多様性に富んだ社会であることを説明する。ブラジルの文化は、イベリア半島のポルトガルをルーツとしているが、自然環境、人種、歴史の違いからイスパノアメリカとは別の社会になった。スペイン語圏との類似性と違いについて筆者の体験から語る。またカリブ海については、多分に欧州政治の影響を受け、イギリス、フランスなど
の植民地になり、当時貴重であった砂糖の生産地になったことで、労働力として多数のアフリカ系黒人が連れて来られ、この地域特有のクレオール文化が生まれたことを説明する。
キーワード;ブラジルの植民地史とその文化、旧世界の植民地カリブ海、砂糖と黒人奴隷、クレオール文化
ファイル名(File Name) | ILAC2023_07.pdf |
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ファイル容量(File Capacity) | 843 KB |
バージョン(Version) | 1 |
作成日(Published) | 2023年9月11日 |
ダウンロード回数(Downloaded Numbers) | 142 回 |
カテゴリ(Category) | ラテンアメリカ・カリブ研究所レポート |